テレビでトリオの四千頭身の漫才を観ました。
よくある「俺、美容師になりたいから、客になってくれない?」
という設定だったのですが、
真ん中の後藤さんの髪を、上手の石橋さんがマジでハサミで切りはじめて
下手の都筑さんが、バリカンで後藤さんの髪を刈り始めた。
重ねて言うが、漫才中である。
僕は感動した。
笑う笑わない以前に、
アートだった。
パンクだった。
前衛芸術だった。
攻めてたなぁ。
テレビはコンプライアンスを気にして丸くなってつまらなくなっているけど。
僕は四千頭身に、表現の精神を見たね。
今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。
これは岡本太郎の言葉だが。
人の好きそうな、うけそうなことばかり狙って計算でやっていると、いつかつまらなくなる。
多分、それに警鐘を鳴らす言葉な気がしてるんです。人に迎合するなよって。
常に挑戦者であれ、と。
カッコ良かったわー。四千頭身。
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