今日、久しぶりにサンマを食べました。
昨日スーパーで買ったんですよ。
「明日これ焼いて食べて楽しよう」って。
多分さすがに初物ではなく、去年の冷凍物を在庫処分するようなものなんだろうね。
いつもは頭を落としてもらったものを買うんです。僕はね。
でも、ちっぴーは肝の部分が好きで。
昨日は特に何も考えずに頭のついた、生の姿のままのサンマを買ったのでした。
夕飯に焼いて、いただきました。
そう、いただいたのでした。命を。
やっぱり現代は、命をいただいている、という感覚を忘れてしまいがちです。
生の姿のサンマを焼いて食すと、「毎日殺している」ことに気づくのです。
あ、これはネガティブな感覚のお話ではなく、事実としてです。
朝に食べたソーセージも、玉子も、殺して食っているはずなのに薄れてしまうね。
気づかないのだね。
それはキレイに加工したり、最終的な形だけしか見ていないからなんだろうな。
最近も、回転寿司に行きました。
現代の子どもは、サーモンとかマグロとか、大きい魚のことを、あの切り身の大きさだと思ってしまう子もいるみたいね。
それも頭を落として、血が出て、切り刻んでいることを全てやってもらっているからだね。
現代の僕らは狩りもしないし、捌かないしね。
ありがたく思わないといけないなって、肌感覚で思いました。
いや、これは理屈なのだろうか。
わからないけど。
ありがとう、サンマ。
生きてることを粗末にしていたから。
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