2020年3月31日火曜日

大人げないが

今日、すごい腹立つことがあったんです。

僕は配達をしているのだけど、接客クレームみたいなものをもらいました。
会社に直接。
ちなみに、クレームをもらったのはお客さんではなく、同業者。

態度が悪いとのことだった。

言っちゃ悪いが、僕は接客クレームといったものを貰ったことなぞない。
お客さんの評価も高いと思っている。
非常に腹が立った。
何か変なヤツがいるな、とは思ったのだが。
お前はどうなんだよと。
言ったもの勝ちかよ、と思った。


だいたいの時間を怒りにとらわれていた。
しかし、それは非常に無駄な時間だ。
どうにかして消化したい。

僕が相手方に不快な思いをさせてしまったことは確かにあるのかもしれない。
マスクをしていて無愛想にみえたのかもしれない。

しかし、僕は怒っているので、まだそこまでの思いには至れない。
申し訳ない。

そこで、相手がいわゆるクレーマーだったということで考えてみた。


Twitterなどではいわゆるクソリプと言われるものがある。
言いがかりとか、誹謗中傷。

皆さんご存知の通り、そういった輩相手に一番してはいけないのは
「相手をすること」だ。
ケンカを買うとでも言おうか。

その人のレベルに合わせて言い争いをしてしまうと炎上にもなってしまうだろう。


今日の相手はどうやら匿名で苦情を言ってきたみたいだ。

だから、僕は僕で間違っていないと胸を張るべきだ。
何を言われることがあるんだと自信を持つべきだ。
腹を立てないべきだ。

そう、自分に言い聞かせている最中なのである。
バカの相手をすることはないと。


真偽はわからんけどさ。
作詞でもせねば、納得いかんのぅ。

2020年3月30日月曜日

生きていてほしい

いやはや、皆さん誰もが志村さんのニュースに驚いたのではないでしょうか。

僕はドリフよりも後の世代で、志村けんのだいじょうぶだぁを観て育ちました。
なんか、お笑いって素敵だなぁと思ってVHSを擦りきれるほど観ていた。
後のボキャブラ天国や、オンエアバトルに興味を持つきっかけになった。
僕の表現の原点を作った人でした。



僕がライブを観た時に聞いて、大好きだったMCがあるんです。


火垂るの墓を観ていたら、節子が死んだシーンで泣いたんだそうです。

そいつはその時、
(多分自分の)子供に言われたんです。

「どうして泣いてるの?」

「節子が死んだからだよ」

「死んだら悲しいの?」

「何で?節子が死んだら悲しいよ」


「でも、この前人が死んだってニュース観た時には泣いてなかったよ」
って。
言われたんだって。


そいつは
「そっか、その時は確かに泣いてなかったわ」って思ったらしい。

命ってなんなのか、考えたらしい。


交通事故で亡くなった
犯罪に巻き込まれて亡くなった
地震で何人が亡くなった
とか、
急になくなってしまう命のこと。
そんなことを耳にしても。
正直
「大変だなぁ…」
「お気の毒に…」
「ご冥福を祈ります」
そんなことしか思わないのかもしれない。
すべての人の死に心を砕く訳にはいくまい。
心が持たないだろう。


ただ、それが近しい人。
家族であったり、恋人、友達、親、子供ならどうだろうか。


失礼ながら、他にも新型コロナウイルスで死亡された方がいるわけで。
志村けんさんが特別な訳ではない。

どの命が消える時にも、痛みが走ったはずだ。

志村さんの命は重い。
しかし、他の一人一人の命も同様に重い。


志村さんの死を悼む声も尊いし。
志村さんの死を何かの理由に使うな、と怒る声も尊い。

多分どちらも命に対して向き合っているはずだから。
しかし、それぞれがそれを持ち出して争うことは尊くないなぁと思っている。


今は、一人の70歳の男性がお亡くなりになったという事実を掴まえたい。
そして、その前にも亡くなった方がいたのだという事実を掴まえたい。


生きていてほしい、って思える人がいるんだ。

それは有名人でも、
家族でも、
何でもいい。

その人たちが、生きていれらますように。
そう願います。

勿論、僕は志村さんに生きていてほしかったです。

2020年3月29日日曜日

もうできたの?

三日間同じことを書くことになるとは思わなかったが、今日もオバタケンからデモが届いた。

これで、楽器録音済みの一曲を含めてオバタ曲3曲が出揃った訳だ。
なんとも素晴らしい。

二曲目のアレンジを詰めている最中だったけど、まとまった時間が取れたので一気に仕上げてくれたようです。
仕事人だなぁ。
やり取りをして、ある程度こちらも方向性が決まりそうである。
オバタ君のギターに一番活躍してもらいたい曲になりそうだ。
良いよ。 

暇にならず、やることや決めることがあるというのは非常に恵まれている。
雪が降って大変な1日だったけど、デモが送られてきてからは雪もコロナも忘れておった。

聴いて、判断して、迷って、決めて、伝える。
これが創作ってもんですねぇ。
「やってる感じ」がある。

オバタに送った、シャイニーズ二人バージョンの仮ボーカルの歌心が無さすぎてガッカリしているよ(笑)
オケに負けないように歌わねばね。

練習しよー

2020年3月28日土曜日

NG


昨日のブログでも書いたけど、オバタケンとはレコーディングのアレンジをデータでやり取りしている。
自粛ムードの中、進めてしまおうぜ、と言っている。
コロナ情勢に一番適したレコーディング方式な気もする。

湯浅さんとは基本的にスタジオに入り、セッションを繰り返してアレンジを完成させた。
湯浅さんの手柄が8割9割だけど(笑)

対象的に、オバタとはレコーディングスタジオでは一回も会わない。
というか、オバタはレコーディングスタジオに来ない。
これは不仲な訳ではなく、怠けている訳でもなく、オバタ君が公私ともに非常に売れっ子で忙しいからである。
オバタの家からレコーディングスタジオが遠いんです。
バンド畑の人だから、実際は会って色々やりたい人なんだろうけど。

オバタもこういったデータのやり取りで曲を完成させるなんてのはやったことがないとのことです。
勿論僕らも。
お互いの初体験を捧げあった訳です。

電話やLINEで、アレンジの方向性を話し合い。
僕たち二人のボーカルギターベースのデモに、オバタ君がドラムやらエレキをオーバーダビングをしたものを聴く。
そこからまた意見を出して、修正してもらう。
そんなことを繰り返している。
こちらもオバタの手柄が8割9割だ。

そうしてできたバッキングカラオケに、僕たちがスタジオで本レコーディングをする。


前回の曲もそうだけど、毎回ワクワクする。
以前のブログでも書いたが、僕はオバタ音源が大好きなので、タダで新作を聴いているようなものだ。
俺得である。


そんなんで曲なんか創れない、リアルの交流がないと。
という意見もありそうだけど。
それはそれで別にやっていくしね。


NGは価値観を固めてしまいそう。
無いほうが人生豊かになりそうだから。
やったこと無いこと、やっていきたいですね。



ちなみに修正したけど、昨日のブログで何故か


がついて、
マイナスに生きない姿勢に感動した。
が強調されていました(笑)


やはりNGは無いほうが良いのかもしれません(笑)

2020年3月27日金曜日

入り込ませない

今日は書くことが沢山だ。


専門学校の同期と少人数で集まって、たこ焼きパーティーをした。
マスクと手洗い、しっかりしたよ。
仲間や表現者としてではなく、ただの友達として沢山話せたことが僕の心を豊かにしました。

あとは、オバタケンからまた一曲、レコーディングのアレンジが届く。
早く曲目を発表したいが、一応全曲が決まるまでは伏せておきたい。
今回も素晴らしい。
オバタ盤の全体を引き締める出来になりそうだ。

昨日ブログで書いたユーモアセンスのことも。
朝の情報番組で外出禁止の海外で、
ベランダで42.195km走ったり、ベランダから身を乗り出して演奏セッション始まったり、家の中でディズニーのカリブの海賊のアトラクションを完全再現した動画を観たりした。
マイナスに生きない姿勢に感動した。


みんな、疲れているかもしれないけど。
やはり人間は諦めないで何かしら救いを求めて行動していくんだなぁ。

経営の厳しい業種や、ウイルスが蔓延してしまっている地区、国にも何かしら知恵が出てくるといいなぁ。

やることやるべ。
悩んでも新型コロナは消えない。


ちなみに4年くらい前に共演した人が10000回再生を軽く超えるYouTuberになっててビックリした。

やることやるべぇ。

2020年3月26日木曜日

どっちを向くか

新型コロナのニュースがそうですが、災害や戦争などのニュースを見続けると、人は無力感に襲われてしまうんだそう。

たまにはテレビやネットを閉じて、面白い本でも読むのもいい。
またはただただお笑いやバラエティを観るのもいいでしょう。

心を病むのが一番よくないですね。

東日本大震災の時、SNSとしてのmixiが元気でした。

その時の自粛ムードが本当に嫌だったので、とにかく毎日変顔を載せるということをやってみたことがあります。
mixiはその頃知人しか見られないような仕様だったから、結構喜ばれたんですよね(笑)


心ない人や、買い占めとかに怒りは覚えるけど。
きっと知恵を試されている気がするなぁ。

環境は人を簡単に変えてしまうから。
その中でも譲れないものを持てるかどうか。
試されている。


僕は今日もTwitterで、天才的なユーモアセンスに今日も笑っていました。
見習わなければなぁ。

2020年3月25日水曜日

届け方

最近、ライブがどこもかしこも中止じゃないですか。

そこで目に映るのが、
「無観客」と「配信」なんですよね。

尾崎世界観さんのラジオを以前聴いたときに、
「今はライブハウスがどこも自粛で大変だから、ライブハウスでライブをやる人達が配信に流れていってしまう」といったことを話されていたと思う。


わざわざお客さんを呼んで、生の体験で共有しあう。
そういったことを「わざわざ」するのって、すごいことだと思うんですよ。

で、正直お金もかかりますからね。
配信の方がずっと気楽なのかもしれません。
撮影機材にお金をかけて、作品としての動画を創っていくなら話は別ですが。


尾崎さんは、
「やっぱりそれでも僕はライブがしたい」と話されていた。

野球も無観客から、延期になりましたけども。
お客さんいてこそのライブだなぁと改めて思う。

よく言うけど、お客さんいなければただのリハーサルだもんなぁ。
お客さんのいないライブなんてざらにありますけどね(笑)

配信が悪なのではなくてね。
音楽を届けるって沢山方法があって。
どれも優れた部分があるはずで。

その人が望む、届け方がなくならなければいいなぁ。
今日はそんなことを考えていたよ。

僕もブログばっか書いていないで配信したりしたいですねぇ。

2020年3月24日火曜日

いい仕事した

僕はYouTubeを観ない。
そして、ネットで買い物もしない。

ゼロではないけど、数えるほどである。


たまーに、利用したりすると

「あなたへのオススメ動画」
「これを買った人はこれも買っています」
みたいなのありますよね?

あれ、僕嫌いなんですよ。
たまに興味あるものもあるけど、何でお前に薦められなきゃならないんだという気持ちになる。
特に仲良くない友人から、これノムっち好きだと思うよ❗と、本を貸されたような感覚だ。


昨日、思い出したかのようにTwitterにYouTubeのShiny'sのリンクを貼った。
動画も懐かしんで観ると、以前観たYouTube履歴が出てきた。

その中に「シャッターチャンス'93」という曲のPVがあった。
ONIGAWARAさんの曲。
以前ラジオで聴いて衝撃を受けた曲だった。

フルで聴かせていただきましたよ。
三年前聴いたときと同じ衝撃でした。


オススメや履歴はあまり好きじゃないけど。
失礼ながら忘れていた宝物を見つけてもらった。
人に掃除を手伝ってもらったら、探していた本が見つかったような感覚だ。


今日はいい仕事したな。
お前。

2020年3月23日月曜日

ライブゼロ

今日、4/4の志木のライブの中止の連絡がありました。
イタリアやフランスの非常事態や、終息を見せない新型コロナウイルスの状況を鑑みるとしょうがないのかなぁ…と思ってしまいます。
僕は少し前までは「やっちまえやっちまえ」というスタンスだったけど、オリンピックすら延期になるかもしれない事態。
難しい問題だなぁと改めて考えさせられます。

当面シャイニーズの表だったライブは0本となってしまいました(笑)

お忘れかもしれませんが、野村ソロのワンマンライブも、CDのリリースイベントも企画したいのですが、なんともスケジュールを立てづらいですなぁ。

僕達はレコーディングのためにライブを入れていなかったけど、キャンセルになったりイベントが無くなってしまった皆さんは本当にご苦労されていると思う。


嘆いてばかりいられないですので、僕はいつも以上にギターを弾いていました。
ギターを弾くのはとても楽しい。
新曲を創ろうとして創れないのも楽しい。
今は沢山、当たり前のありがたさを抱き締める時期なのかもしれない。

あと、最近はCDを買ってもパソコンに取り込んでしまい、ジャケットや歌詞カードを眺めることが少なくなっているなぁと思って、色んなCDの歌詞カードを読んだりしてました。

歌詞カードを文学として眺めるのも悪くない。


そろそろコロナ以外の話題書きたいよねー。
飽きたよ。

2020年3月22日日曜日

どこになにを

レコーディング疲れもようやく乗り切り、今日は計10曲の収録曲会議をちっぴーとしていました。

以前少しブログで書きましたが、アレンジした曲3曲に、弾き語り2曲が加わるのです。


オバタ盤に何を入れるか
湯浅盤に何を入れるか
曲順はどうなるんだ
これだとバランスがどうのこうの

議論しつくして参りました。

そろそろそれぞれの盤面のタイトルも決まってくるかと。
今日はそこまで行き着けなかったですけど。

CDの曲順はライブのセットリストとはまた違った責任感が出てきます。

例えばリピートして一曲目に行ったとして、ストーリーは繋がるのか。
盤面になってしまったら、もうそれは作品として残ってしまうから
、その曲たちが一番生き生きしていられる順番で並べてあげたいですよね。
うむうむ。

アルバムとは良く言ったものです。
最近の一曲ごとサブスクやPVで聴く楽しみもあるかと思いますけど、連続して聴く楽しみというのも大いにありますよね。

今回は2作品に分かれる訳だから、その必然性も考慮しつつ。
夜はここまで更けましたとさ。

2020年3月21日土曜日

出歩かんでも


少しプライベートな話ですが、僕たちが結婚式を挙げたホテルがあります。
浦安ブライトンホテル東京ベイというところです。

挙式をした記念日が近くて、色々お便りやDMが最近届いたんですけどね。

ブライトンホテルのホームページに「自分史動画制作」というトピックがありました。
結婚式のプロフィールムービーのようなものを、あなただけのヒストリームービーとして制作しますよ、といった内容でしょうか。

簡単に作れるようなお値段ではないし、まだ人生をまとめる歳でもございませんが、結婚式の時に色々お世話になったので。
どういったものを作っているんだろうと興味がわきまして、13分ほどのイメージムービーを観てみました。

イメージムービーのモデルは、森永年昭さんという、ブライトンホテルのドアマンをされている御年69歳のナイスガイ。
ヒルトンホテルなどの一流ホテルで勤務されて定年を迎え、ブライトンのドアマンとして、再雇用された方でした。

人生というものは本当に人の数だけ歴史があるんだなぁと思いました。
イメージモデルとして白羽の矢が立ったんでしょうけど、撮るの恥ずかしかっただろうなぁ(笑)

興味のある方、観てみてください。
普通にドキュメントとして、一人の人生に感動したんですよ。
制作会社と、ブライトンホテルの思うつぼかもしれません(笑)


沢山感想書きたいけど、ネタバレになるから書けません。
僕の好きなところは森永さんが中盤涙ぐむところかな(笑)
お披露目会のムービーも好きでしたよ。

外に出歩いても、出歩かんでも。
好きなように楽しんだらいいっすね。

2020年3月20日金曜日

出歩く

今日は陽が落ちてから桜を観に行きました。
夜桜です。

花見の自粛も言われていますから、人はそこまでいませんでしたが。
二組くらいレジャーシートを敷いて花見をされている方もいました。
あとはスマホやカメラで桜を撮っている人も。

貼り紙があったんですよ。


「宴会などはご遠慮ください」
「万が一される場合は他の方たちとの距離にご注意ください」
とか。

まぁ、なんかあった時に言い訳できるようにだろう。

でも、それでも花見をする人は花見をする。
僕たちみたいに桜を見に行く人は見に行くし、写真を撮る人は撮る。
多分自粛のせいでそこまで人はいなかったし、花見をしている人もばか騒ぎはしてなかった。
マスクをしている人たちも多かった。

それでいいんだなぁと思いました。

こんな気持ちを感じることまで捨ててはいかんですよ。


専門家や政府から、自粛の継続が求められましたな。

負けずにいこうや。

ちなみに今日は久しぶりの休みで14:00まで寝ていました(笑)
出歩いて良かった。

2020年3月19日木曜日

伝わるか否か

昨日、結構しっかりしたことをブログで書いた。
大体そういうときは空回って終わるのだけど、いつもの二倍くらいの人が見てくれたみたいです。
いや、渾身の新曲が褒められたくらい嬉しいです。
ありがとうございます。


伝えるというのは、熱量が多ければいいというものではないんですよね。

例えば、意中の人でもない人から「好きだ」「愛してる」と熱烈に言われたとしましょう。

感動することもあるだろう。
キモっと思うこともあるだろう。
何回か告られたことで気持ちが動くこともあるだろう。
何回も言ってくるもんだからストーカーみたいで怖く感じることもあるだろう。

自分がこんなに好きなんだからきっと伝わる、というのは幻想ということが分かる。
自分の好きの度合いと、相手が振り向いてくれるかってのは比例しないことが多い。
一回アタックすれば1ラブポイントが入って、20ラブポイントたまれば付き合える。といったゲームのような方程式もそこにはない。

好きが伝わるか否か、それだけなんだよね。


曲や表現もそう。

最高傑作ができた、と思っても評判が悪かったり。
声を振り絞って歌ってみたけど伝わらなかったり。
良くないライブを良かったと涙を流す人もいる。


だから、伝えることを丁寧に丁寧に。
相手がどう感じるかを想像する。
誤解のないように、届ける「努力」をする。
それしか、伝える側はできないのだなぁ。
受け取られなかったらそれで終わり。

昨日は伝わった気がしたんだ。
勘違いでもいいと思う。

そろそろ歌いたいです。
レコーディング以外でね。

2020年3月18日水曜日

言ってはいけないこと

最近はなにかと言うと自粛でございます。

それはまぁ正解は無いだろうからいいのだけど、それに対して何か言うのも憚られるような空気がありませんか。

例えば
ライブやりたかったとか、
卒業式やらせてあげたかったとか、
イベント楽しみだったのに…とか、
言おうもんなら

「それでウイルスが拡がったらどうするんだ」
「今は我慢しろ」

そんな空気。

でも、
それを「思うこと」「感じること」「言うこと」まで禁じられたくないよなと、思うんです。
思想の自由、言論の自由が一応あるんだろうと。


勿論わざわざネットやブログで書くことではないんでしょうけどね。
今、このブログでも書いちゃってますが(笑)


今回のCDに入っている「僕の唄を聴いてよ」とか「もう褒めてもらえない」という曲は、そんな「言ってはいけないこと」を唄った曲であります。
SEXだ、エロだグロだ、そんな過激なことではなくて、人が実は思うであろう黒い気持ちを僕は書きたかったりする。
よく唄ってくれた、というお言葉もいただくことがあります。


これを言ったら非難されるよな…ということがあります。
例えば「売れてるアイツの唄より俺のほうが良い唄歌ってるぜ」とかね(笑)
でも、それを言いたい訳じゃないか。
ならば、ネガティブなリアクションに傷つくことを恐れずに、言わなければ。
「表現」とはそういうことだと思う。

今は「表現」がほとんど「エンタメ」になってしまい、損をするような行動はしたくないだろう。
炎上商法を除けばわざわざ炎上することはやらないよね。
芸能人なら沢山のスタッフさんの生活も関わってくるから、非難は避けたいよ。


この自粛に、僕は日本の表現の分岐を見ます。

表現者が波風立てないことしかできないのは、怖いことだ。

僕の周りのアーティストは変わらずライブをしているみたいだ。
多分、こんなときにライブなんかしやがって、という空気を感じながら。
これでいいのかと自問自答しながら。

それがとても愛しい。

2020年3月17日火曜日

坂口太志という男


今日は昨日のレコーディングの疲れが丸々残っていた。
どれだけ残っていたかというと、定期券を忘れたと言って家に戻ったら、ポケットに入っていたぐらいだ。
お陰で20分弱無駄にした(笑)
二日酔いならぬ、二日レコである。

今日はラブレターをレコーディングエンジニア「坂口太志」について書いてみようと思う。


坂口との出会いも秋田犬であった。
秋田犬の店長兼PAの方が引退され、代わりに秋田犬のPAを務めることになったのが坂口太志だった。

ずいぶんドシンとした職人気質な人間だなと思った。
年下だと分かった時は驚いたもんだ(笑)

秋田犬には何人かPAさんがいるけれど、坂口のPAが一番肌にあった。
当時、今よりも素人の我々でさえ「この人の創る音は少し違うな」と思わせてくれた。

そこから色々なライブハウスやライブバーに出るようになっても、坂口の音の中では安心してプレイできた。
秋田犬に関わる人間でそういう人間は多いんじゃないかな。

企画やワンマンライブを重ねるにつれ、坂口の本業がレコーディングエンジニアであると知る。
失礼な話だが。

以前書いた「聖人君子にあこがれて」までのCDの出来に満足できていなかった我々は、きちんとしたミックス、マスタリングをやってくれる人を探していた。
プレイはともかく、盤面としての完成度が欲しかった。
スピッツがトム・ロード アルジというエンジニアと出会ってからCDの出来に満足したという自伝も読んだことも影響している。

エンジニアをやっているという人間はその頃何人かいたけれど、
「坂口なら任せられる」
それがシャイニーズの意見だった。

現在も皆さんに聴いていただいている「十弦十色」は坂口の手によるものだ。
自分がパソコンで簡単に録音をしたものとは何もかも違う。
初めて十弦十色の音源を聴いたときは感動したなぁ。
それこそクリープハイプの尾崎さんのラジオに送れるものができたんだ、とちっぴーと喜んだものです。


今回のレコーディングも坂口のすごさをまざまざと見せつけられているけれど、坂口はとにかく「聴くプロ」だなぁと感じる。

当たり前だけど僕たちより何十何百倍も音を聴いている。
聴力ということではなく、音への集中力が尋常ではない。

ちっぴーも僕も昨日のレコーディングではヘトヘトになったけど、坂口は単純にその倍も音を聴き続けている。
すごいことだよ。
耳がバカになるんだよ、普通。

リテイクやダメ出しも的確だ。
いかに普段「なんとなく」やっているかを痛感させられるのだ。


改めてこの人とやれてよかったと思っている。


盤面を創るというのは、決してプレイヤーだけで成せることではないのですね。

2020年3月16日月曜日

もう一回をもう一回


今日のレコーディングは、二曲を目標としていました。

湯浅さんの鍵盤にギターとベースを入れる楽曲。
オバタ君が創ってくれたバッキングにギターとベースを入れる楽曲。
そのあとそれぞれのオケにボーカルを入れるつもりだった。

メトロノームに合わせる時より時間はかからずにいけるかなぁ、なんて思っていたのだけど甘かったなぁーー。

特にアコギは今までの録音で一番時間がかかったかもしれない💦
どちらの楽曲も録り終えた時は脱け殻のようにヘトヘトになっていた(笑)

粘ったお陰で良いものは録れたんですけどね。
ボーカルは湯浅さんの方しか録れなかった。
二曲はいけなかったなぁ。悔しい。

満足レベルを下げて間に合わせることもできるだろうけど、それではなんのために創っているのか分からないから。
拙いながらやりきりました。

完成が延びそうだけど、妥協しないで良かったよ。

2020年3月15日日曜日

あったかい

今日はあたたかい出来事がふたつ。

昨日書きましたが、ちっぴーがクリープハイプの公演チケットの発券に行った。
払い戻しをするのに、一度発券をしなければいけないんですね。
席番号などを見て、少しまた切なくなる。
本当は今日が幕張メッセの公演日だったから。

店員の方が
「開催されるといいですね」
と言った。

ちっぴーが
「あー、もうやらないのが決まっちゃったんです」
と返すと

「そうですかー…残念ですね。また次回が早く決まるといいですね」
と、あたたかい言葉を返してくれた。
コンビニの店員さんなのに、細やかな優しさに感動した。



ストレス解消に、バケットというパン食べ放題のお店に行った。
記念日などではよくお世話になっている。

しかしいつもはセルフのパン食べ放題が売りなのに、新型コロナの影響で、店員さんが焼きたてパンを持って各テーブルを回るようなオペレーションに変更されていた。
感染防止のためらしいが、大変だなぁと思った。

それに対して「パン食べ放題なのにパンが全然来ない」と文句をいうお客さんがいたので、僕はこっそりちっぴーに愚痴っていた。
何様なんだ、あれはと。

その人達が帰ったあとに多分店長さんらしき人が、僕たちに
「ご不便おかけして申し訳ないですね」
と声をかけてきた。
僕たちの会話を聞いていたのか、僕たちが話せる人だと思われたのかもしれない。

聞けば、ランチメニューをディナーでも提供されていて、少しでもお値段を下げてお客さんの不満を解消したいとのことでした。

「もう本当に来てくださるだけでありがたいんです。本当はディナー料金取りたいんですけどね(笑)」
と、はにかんでいらした。

アンケートに激励の言葉を残して帰ってきたよ。



セブンイレブンもバケットも、どちらもチェーン店。
だけど、ここまで人間は人を想えるんだよな。

新型コロナの影響は悪いものばかりじゃない。

2020年3月14日土曜日

上書き

3/16橋本GOHANのライブが新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、レコーディングにあてさせていただくことになりました。

おそらくあと二日間で録り終えることができるかなぁといった進捗状況です。
そろそろジャケットやタイトル、収録曲などが定まってくるかと。


いやはや、ライブが中止になるのはやっぱり悔しいですが❗
その日にレコーディングを入れることでリベンジを果たします。
上書きしてやります。

ちなみにちっぴーと参加するはずだったクリープハイプのライブは、大阪が中止。
幕張メッセは振替が決まったものの、どうしても動かせない予定があり、払い戻しにせざるを得ない状況です。
僕達もなかなか落胆していますが、クリープハイプは何千何万の規模だからなぁ。
ご本人たちは相当気落ちされてると思います。
初めての台湾公演も中止になるそうだし。

心血注いだものが観てもらえないのは本当に悔しいですよね。
僕もマッキーのニューアルバム聴けないんだ(笑)

悲しいままじゃ嫌だよね。
早く上書きできますように。

2020年3月13日金曜日

あきらめないということ

僕はドッカンバトルという、ドラゴンボールのゲームをやっています。
天下一武道会という、ドラゴンボールを知っている人ならわかる大会があります。
そのイベントがこの金土日で開催されているんです。

ミッションをクリアすると、色々貰えるんです。

「20回優勝しよう」というミッションと、
「20連覇しよう」というミッションがありました。



で、

11連覇したあとに負けました。

20回優勝は達成したが、20連覇のためにまだ優勝しなければいけません。

落ち込むこともあるけれど

僕はあきらめない(笑)。

2020年3月12日木曜日

ありがとう

社交辞令で
「ありがとう」と言うときがある。

僕は元来大人げない性格だ。

昔、回転寿司の社員をやっていたころは、社交辞令が言えなかった。
仕事のできない人に「助かったよ」とかが言えなかった。

だから、僕が店長になったとき。
周りから人が少しづつ離れていった。
いじめとかはなかったけど、みんなとなんか、うまくいかなくなった。
僕は一人で頑張るようになり、心を少し病んだ。

でもそのお陰で、人は正しいことだけを言ってもついてこないということを学ぶ。
弱さを知ることの強さを知ったつもりだ。


だから、人にはなるべくお世辞でも「ありがとう」言うようにもなった。

相手の気持ちを軽くする「ありがとう」とでも言おうかね。
円滑に物事を進めるとき、大切だと思う。


そして最近。
一人の人間の限界ってあるよなと改めて思うことがあります。

例えばレコーディングで、沢山の人のお世話になること、力を借りることなんかもそうだろう。

自分が絶対的な存在になることに憧れるけれども、自分のやれることなぞ大したことではないと、前向きに思えるようになっているみたいです。


今日はね、なんか、本当に心から「ありがとう」が言えた瞬間があったんです。

社交辞令ではなく
これを言ったら相手が喜ぶかな、とかいった計算でもなく

ただ、感謝を伝えるためだけの 「ありがとう」

それは自分の心が軽くなる「ありがとう」でした。

言わせてくれてありがとう。

2020年3月11日水曜日

粘る

今日は湯浅秀栄とスタジオに入ってきた。

湯浅さんから、もう一段楽曲をレベルアップさせたいという旨の連絡があり、急遽スタジオに入ることになった。

まぁ、沢山材料をいただいた。
料理しきれないほどに(笑)。

多分湯浅さんもレコーディングの出来が良かったから、次の段階を目指したいと思ってくれたんだと思う。

今から背伸びしてもしょうがないからエッセンスだけでも持って帰ってくれ、とのことである。


表現するって粘りなんだよなぁ。
表現に限らず、スポーツとか、書類なんかもそうだろうけど。


期日とか、力量とか、色んなことがあって。

その中でどれだけ粘れるか。
それが作品をより魅力的にするのだと思う。

サポートの人間がここまで貧欲に粘っているのだから、責任者たる我々もそれに応じねばなるまい。
レコーディングの日以外にもレコーディングは続くのだ。

2020年3月10日火曜日

5.5/9


今日は以前書いた通りレコーディングでございました。

僕たち二人の演奏の曲、湯浅さんが参加した曲。
前回のレコーディングまでに6曲オケを録れていたのですが、ボーカルは1曲のみ。

ボーカルを入れれば完成する子達が沢山いたので、早く歌を入れたいなぁと思っていました。
今日は4曲歌入れができて、完成した子達が都合5曲となりました。

まぁ、まだまだ完成には色んな行程がありますけど。
ひとまず録るものが録れて一安心。

難航するだろうなぁと思っていた曲が案外すんなり録れたり、安パイと思っていた曲でハモりの音が分からなくなって行き詰まったり(笑)
予想外のことは起こるもんだ。


昨日、それこそメンタルが落ち込んでしまって。

ボーカルはメンタルの楽器とも言われているから、少し今日のレコーディングは心配だったんです。
どうにもならなくて録りきれなかったらどうしようって。

そんな心配をよそに、目標とした楽曲を録りきれました。
簡単な打ち上げめいたことをしてきたよ。
旨い酒だった。


今日は内容がないけどね(笑)
喜ばせてくださいな。

折り返し地点を過ぎたぞっ。

2020年3月9日月曜日

僕がいなくても世界は回る


そう感じることはありませんか。

それはすごく残酷な事実であります。

例えば、仕事場で重要なポストを任されているとする。
○○さんがいなかったら回りませんよー、なんて言われても。
いざいなくなったとしたら、そこには誰かが代わりに入って、回るようになっていくはずです。

以前島田紳助さんが急に引退されたときも
「レギュラーのバラエティーどうするんだろう」と思ったものだけど、後輩の吉本芸人さんが立派に引き継いだ。
笑っていいともの後にバイキングが始まったときも、最初はクソミソ言われたけど坂上さんをメインに据えてから、もはやお昼の顔だ。

その人でしかできないことと言うのはあるが、その人でなければダメということはそこまで無いのかもしれない。

僕はそれを非常に冷たい事実として受け取っていたのですが。


今日は急にブレーカーが落ちたように何もしたくなくなりました。

落ち込んでいる僕にも、世界は変わらず動いていた。
僕のネガティブに引きずられることなく。

酒を飲むぞ、と買いに行ったら変わらずお酒が店に置いてありました。


僕がいなくても世界は回る。

実はこれはすごくポジティブな言葉なのかもしれない。

世界は止まらず動いてくれているのだ。
何か、感動しちゃってね。

何の影響も与えないから、好きに生きていいのかもしれないですね。

2020年3月8日日曜日

いい子いい子

今日もレコーディングの話をしたい。
内容が音楽なのはいいことだ。


近々湯浅さんとレコーディングアレンジの為にスタジオに入る。
オバタケンとはデータでアレンジのやり取りをしている。
明後日にはボーカルレコーディングを控えている。

何か非常にミュージシャンっぽくてありがたい。


今回のアルバムがミニアルバム二枚のリリースで、「湯浅盤」「オバタ盤」と呼べるようなものの二枚になることは以前ブログでも触れました。

最初は二枚同時リリースと言うのも面白いんじゃないかと話していたので、このアルバムは姉妹アルバムのような関係がいいなぁと思っていた。

湯浅さんとはライブで一緒に演奏した楽曲を中心に選曲。
逆にオバタケンとはバンドワンマンで演奏した曲もあるけど、そうでない曲も選んだ。


僕の中で湯浅盤のコンセプトは「ライブ演奏の匂いが残るアレンジ」
色々音も足すけれど、全てが生演奏でお届けする。
アコースティックっぽいとでも言おうか。アナログ。
「生身」の感覚を持っているアレンジにしたいと思った。


そして、オバタ盤に関してはそれとは逆で
「おめかしをしたアレンジ」をお願いした。
打ち込みのドラムや、フレーズ。
オバタくんのエレキギターも足してもらうつもりだけど、今までのシャイニーズには無い音像でいきたいと思った。
メジャーっぽいというか。デジタル。
僕はこれを「化粧をしたアレンジ」と呼んでいるのだけど。
勿論オバタケンから「オバタ色というより、シャイニーズの良さを引き出すアレンジをしたいので」という心強いお言葉をいただいた。



僕がすごく嬉しいのは、二人がとても楽しくアレンジをしてくださっているなぁと感じられることだ。
少なくとも僕にはそう見える(笑)。
楽しそうにしている社交辞令だったら怖いけど。

その楽しそうに、やりがいのある二人の姿を見ていると、自分の曲が曲として面白いのだろうと思える。
うぬぼれだろうが、そうであると思いたい。
やりがいのある楽曲、遊びがいのある楽曲なのだとうぬぼれたい。

実際二人のアレンジで僕の曲は大変な魅力を放つ。
お前、こんなポテンシャル持ってたのかと言った感じだ。

エンジニアの坂口との協力も経て、早く完成した君たちを聴きたい。

2020年3月7日土曜日

オバタケンという男


最近ご無沙汰のレコーディングの話題です。

今回のアルバムには湯浅秀栄と、オバタケンの両名に参加していただいていることを以前書きました。
今日はオバタケンへのラブレターを。

オバタくんと初めて会ったのも秋葉原秋田犬のオープンマイクだった。
確かオーストラリアから帰ってきて、その後東京に大阪から上京してきたオバタが秋田犬に遊びに来たのがキッカケだろう。

その時はちっぴーが何か用があって、僕がソロで秋田犬のオープンマイクに参加した。
今でこそ少しは一人でも歌うけど、その頃は一人で歌うなぞほとんど無かった。

内心ビビっていたが、少しは「秋田犬に良く出ている人だよ」と言った空気を出したかった。
演奏する前のメガネの男に話しかけた。
先輩風をふかせたい。
「秋田犬初めてですか?」なんて入り口で。
メガネの男は何とも話せる男だった。

その後演奏を聴いたら、何ともクールな演奏をするじゃないか。
何か偉そうにしなくて良かったなぁと思ったよ(笑)

オバタも恐らく僕のことを気に入ってくれて、町田のシャイニーズのライブを観てくれてから一気に仲良くなったと思う。

以前下北沢のデイジーバーというライブハウスでバンド編成のワンマンライブをやったときは、ギタリストとして真っ先にオファーした。

と言うのも、弾き語りのオバタくんも大好きなのだけど、僕は彼の創る音源がとにかく好きだったから。

初めて手にした「オーストラリアとその前後」というアルバムを聴いたときは衝撃だった。
打ち込みでドラムやら何やら色々音が入っているのだけど、それが野暮ったくない。

我々の近場のアーティストの自主制作音源はどうしても打ち込みの音が打ち込みっぽい。
加えて、音が足され過ぎている。
音が着ぶくれをして、多ければゴージャスでいいと言った感じの音源も多い。
(勿論そうでない音源も多数)
あとは、弾き語りそのままか、どちらかだ。

「オーストラリアと…」を聴いたとき、この人の音楽への経験値はすごいんだなぁと感服したものだ。
ギタリストがギターしか弾けないって訳ではないのが羨ましかった。

その頃「十弦十色」は制作に入っていたので、今度アルバムを創るときに是非ともプロデューサーとして加わってもらいたいと思って今回の参加と相成った。
湯浅秀栄との楽曲に比べてまだ進行は緩やかだが、必ず良いものができるぞ、と。
こちらもニヤニヤしている。

新型コロナウイルスの影響ではないが、ライブの本数をグッと減らして制作に励んでいますので、どうぞよろしく。

ちなみに音楽の引き出しの差を感じるにつれ、オバタくんとの距離感は何とも言えない感じになっている(笑)
お気づきの方もいるかも知れないが、呼び方がオバタだったり、オバタくんだったりする。
卑屈な僕は偉そうにできない。
尊敬する年下である。

彼は僕らを「国民の親戚Shiny's」と呼んだ。
いつでも久しぶりに会った距離感で、絶妙に仲良くなれないのだ。

このくらいが彼とはちょうどいいと思っている。


P.S プライベートでも仲は良い

ブログとの距離感

一日一回ブログを書くと決めている。

ブログの記事の一覧には日付が出る。
毎日の日付がしっかり並ぶと正直気持ちがいい。


今日はぶっちゃけ先ほどまで寝ていて寝過ごしてしまい、日付変更線を越えてしまった。
悔しいのである。

この気持ちをどう捉えればいいのだろうねぇ。

悔しい気持ちをしっかり抱き締めて、次回こういうことがおこらないようにすべきだろうか。
それとも、別に仕事ではないのだからと気楽に捉えていければいいのかね。
勿論後者だけど。

毎日ブログを書かなきゃ❗と、ネタ探しに躍起になっていることはない。写真も載せないし(笑)
一日を振り返るこの作業が僕は好きだからだ。

ただ、一日一回連続投稿が途絶えたことで今のブログとの距離感が途絶えるのが嫌だなぁと思っている。

知っている人は知っているが、ライブの日などで、その日の24:00までにブログを書くことが困難な時がある。
そんな時は適当な文面(この例だとセットリストとか)をアップして、後から編集するという裏技を使っていた。
そうすることで、24:00を越えてしまっても日付が適当な文面をアップした時間、前日のままなのだ。
セコい(笑)

しかしまぁ、そこまですることもないのかねぇとも考えて。
でも、日付が一日ごと並ぶのはそれはそれでやはり気持ちがいい。

ブログとの距離感をこれからも測っていきたいね。


やはり今日は悔しいらしい(笑)

2020年3月5日木曜日

ヒトがそうなる理由

昔は黒人と白人の差別が良く分からなかった。
僕は黄色人種である。

部落差別とか、そういったことも日本ではあるらしいと教わった。
しかし、この国はそこまでえげつない差別は無いと思っていた。


しかし、演劇を勉強していったときに
「人間は絶対に変わらないとは言い切れない」ということを学ぶ。

オウム事件であったり
日本赤軍であったり
国民総動員であったり
非国民と呼ばれることであったり


例えばあまりに人が憎ければ人を殺すかもしれない。

盗むことや奪うことでしか生活ができないスラム街で育ったとしたら、僕は本当に盗みをしないだろうか。

借金がかさんで明日の食うものも無いときに、隣の豪邸に入り込まないと言えるだろうか。

所謂「役作り」というものをする時。
その人が何故そうなったのかを理解して、体験できないと、演技は薄っぺらくなってしまう。

別れた恋人を殺す役を演じるなら、その人を殺すほどの気持ちが何故生まれたのか…
必死で深く深く探っていく。
そうすると、必ずそこには必然性がある。
人間ってこういう育ちや、こういう出来事が起こってしまうと、こうなってしまう「のかもしれない」と想像していく。
「ヒトがそうなる理由」を見つけていくのだ。


今日ね。
大阪のバンドマンの人が楽器屋から出てきたときに
「感染るから寄らないで❗」って、言われたという記事を見た。

非常に悲しくなった。

だが、その言葉を発した人間にも何か理由があろう。


ただでさえ道楽をやっていると思われがちな演劇人や音楽人。
普段から冷たい言葉を投げ掛けられること、僕にもあるんですよ。
金にもならないことやって、何やってんだって、さ。

でも、僕が演劇や音楽をやってなかったら。
「あんなもん止めておとなしくしとけよ」
って言ってるのかもしれない。
事実、花見の自粛には
「家で大人しく飲んでろ」って思った(笑)
でも、花見を楽しみにしている人からしたら
「ふざけんなよ」って話な訳でしょう。


少し世の中が混乱しているなって感じるね。
ヒトの、本性が剥き出しになっている気がする。

しかし、明日僕もそうなるかもしれない。

「あんなこと言う人の気がしれない」って言うのは簡単だけど。
そうなってしまうのを理解して。

それはダメだよって言える人でありたいよ。


理想だけど。

2020年3月4日水曜日

僕のできること 人のできること

今日は車のタイヤを、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えた。
暖冬だからずっとノーマルでもよかったですわなぁ。


自慢じゃないが僕は力が無いので、前にノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに履き替えたときは、人に手伝ってもらった。
今回はなるべく一人でやってみた。

タイヤというのは、当たり前だけど締め付けが緩いと最悪脱輪の可能性もあります。
力の限り締めます。

そのため、タイヤの四つのボルトを緩めるのは非常に力が要る。

のだが、

何故か緩めるのに力を要さないタイヤが一つあった。


多分前回僕が締めたタイヤだ。
明らかに他の三つに比べて楽に緩んだ。
どんだけ力無いんだよ(笑)。
僕が締め付けを他の人に頼んだのは言うまでもない。

できることは人それぞれ違うという良い見本だね。

2020年3月3日火曜日

空気を読むとは


最近は何かというとコロナコロナでございます。
僕がライブをやっているということもありますが、非常にその辺のニュースには敏感になってしまう。

しかし、みんながコロナコロナ言っている時に自分もコロナウイルスの話題に乗っかってしまうのは非常に悔しい訳です。

その話題を出せば、何か人と共通の話題を出せる気になるんです。
でも、それはあまり面白くないじゃないですか。
もう流行っている話題というのは、実はみんな飽きている訳ですよ。

同じように

震災とか
生きるって辛いですよねとか
会いたいよ会えないよとか
桜舞い散るとか

そんなのは言われなくても分かります。


こんなときこそ

すごいデカイウ◯コが出たとか
時計をみたら11:11だったとか
急に韓流にハマってしまって15時間観続けてしまったとか


そんな話題を話せる人でありたいな。

みんながそうだからと言って、
そうすることはない。

昔、KY(空気読めない)という言葉が流行ったとき、センスのある友人が
「空気は読むが、周りが求めるようにするかどうかは自分が決める」
と言っていた。

空気が読めないのか
空気を読まないのか
は全く違うと言うことだ。

最近は僕もコロナばかりに意識を持っていかれてしまっていたかもしれない。
反省でございます。

2020年3月2日月曜日

チャージ

3/16の橋本GOHANの日が公演中止となりました。
橋本は相模原市…
うーん。悔しいけれど仕方ない。

僕たちShiny'sもライブを一度キャンセルしてしまったことがある。
シンガーソングライターの宮塚笑顔くんという子と、「でこぼこ虫メガネ」という即席ユニットを組んで、お茶の水のライブハウスに出演することが決まっていたことがあった。

しかし、僕がインフルエンザに
かかってしまい、やむなく降板。
自宅待機となり、笑顔くんのソロのステージにちっぴーが少し参加するという形でライブには穴を開けなかったと思う。
時のmixiで、僕は悔しがりながらその顛末を見守っていた。

インフルエンザということを隠して出演してしまおうかという悪魔の囁きもあった。
しかし、笑顔くんやちっぴーに「お客さんや出演者スタッフにまで迷惑が及ぶから」
と、止められた。
まぁ、結局高熱でフラフラで出演するどころではなかったのだけど(笑)


やむを得ないのはわかっているが、納得いかない。
我慢がならない。
今はその憤りをチャージする時。


デコピンというのは親指で力を貯めるから、威力を増すらしい。
試しに人差し指か中指だけでデコピンしてごらんなさい。
あそこまでの破壊力は生まない。

例えば地震のプレートなんかもそうだよね。
徐々にプレートが沈みこむことであんな破壊力が生まれる。

日本中で、そんなエネルギーが蓄えられている。

終わったら放つぞ。

2020年3月1日日曜日

現状維持はすごい

非常事態にあるときに、変わらないものがあってくれるということに、この上ない安心感を覚えます。


僕たちの周りにも、賛否はあれど自粛のムードの中ライブを続けている人がいます。

テレビではくだらないバラエティ番組が笑わせてくれる。

トイレットペーパーやマスク、アルコールは無くなっても、食料品はまだ枯渇していない。

ありがたいことです。

ライブをする人がいて
番組を創る人、届ける設備があり
物を作るひと、運ぶ人がいる。


当たり前にそこにあるために、どれだけの努力が費やされているか。
沢山感じられるはずです。
変わらない、現状を維持できる、というのは形を保つ力が働いているということ。


当たり前をありがとうに感じられるなら、幸せなんでしょうな。

風邪をひいたら、いかにいつも当たり前に健康でいるのか。
きづくもんね。


それこそ贅沢品であるスマホを片手に、僕はこのブログを書いています。

とりあえず3/16の橋本GOHANはどうなるか分からないけど、またライブができるようになったら、泣くぐらい感謝したいねぇ。

学校が明日からまさかの休校。
学校があるってのも当たり前じゃないんだ。
子供は喜んでいるかもしれないですけどね(笑)