2020年3月12日木曜日

ありがとう

社交辞令で
「ありがとう」と言うときがある。

僕は元来大人げない性格だ。

昔、回転寿司の社員をやっていたころは、社交辞令が言えなかった。
仕事のできない人に「助かったよ」とかが言えなかった。

だから、僕が店長になったとき。
周りから人が少しづつ離れていった。
いじめとかはなかったけど、みんなとなんか、うまくいかなくなった。
僕は一人で頑張るようになり、心を少し病んだ。

でもそのお陰で、人は正しいことだけを言ってもついてこないということを学ぶ。
弱さを知ることの強さを知ったつもりだ。


だから、人にはなるべくお世辞でも「ありがとう」言うようにもなった。

相手の気持ちを軽くする「ありがとう」とでも言おうかね。
円滑に物事を進めるとき、大切だと思う。


そして最近。
一人の人間の限界ってあるよなと改めて思うことがあります。

例えばレコーディングで、沢山の人のお世話になること、力を借りることなんかもそうだろう。

自分が絶対的な存在になることに憧れるけれども、自分のやれることなぞ大したことではないと、前向きに思えるようになっているみたいです。


今日はね、なんか、本当に心から「ありがとう」が言えた瞬間があったんです。

社交辞令ではなく
これを言ったら相手が喜ぶかな、とかいった計算でもなく

ただ、感謝を伝えるためだけの 「ありがとう」

それは自分の心が軽くなる「ありがとう」でした。

言わせてくれてありがとう。

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