社交辞令で
「ありがとう」と言うときがある。
僕は元来大人げない性格だ。
昔、回転寿司の社員をやっていたころは、社交辞令が言えなかった。
仕事のできない人に「助かったよ」とかが言えなかった。
だから、僕が店長になったとき。
周りから人が少しづつ離れていった。
いじめとかはなかったけど、みんなとなんか、うまくいかなくなった。
僕は一人で頑張るようになり、心を少し病んだ。
でもそのお陰で、人は正しいことだけを言ってもついてこないということを学ぶ。
弱さを知ることの強さを知ったつもりだ。
だから、人にはなるべくお世辞でも「ありがとう」言うようにもなった。
相手の気持ちを軽くする「ありがとう」とでも言おうかね。
円滑に物事を進めるとき、大切だと思う。
そして最近。
一人の人間の限界ってあるよなと改めて思うことがあります。
例えばレコーディングで、沢山の人のお世話になること、力を借りることなんかもそうだろう。
自分が絶対的な存在になることに憧れるけれども、自分のやれることなぞ大したことではないと、前向きに思えるようになっているみたいです。
今日はね、なんか、本当に心から「ありがとう」が言えた瞬間があったんです。
社交辞令ではなく
これを言ったら相手が喜ぶかな、とかいった計算でもなく
ただ、感謝を伝えるためだけの 「ありがとう」
それは自分の心が軽くなる「ありがとう」でした。
言わせてくれてありがとう。
0 件のコメント:
コメントを投稿