昨日、結構しっかりしたことをブログで書いた。
大体そういうときは空回って終わるのだけど、いつもの二倍くらいの人が見てくれたみたいです。
いや、渾身の新曲が褒められたくらい嬉しいです。
ありがとうございます。
伝えるというのは、熱量が多ければいいというものではないんですよね。
例えば、意中の人でもない人から「好きだ」「愛してる」と熱烈に言われたとしましょう。
感動することもあるだろう。
キモっと思うこともあるだろう。
何回か告られたことで気持ちが動くこともあるだろう。
何回も言ってくるもんだからストーカーみたいで怖く感じることもあるだろう。
自分がこんなに好きなんだからきっと伝わる、というのは幻想ということが分かる。
自分の好きの度合いと、相手が振り向いてくれるかってのは比例しないことが多い。
一回アタックすれば1ラブポイントが入って、20ラブポイントたまれば付き合える。といったゲームのような方程式もそこにはない。
好きが伝わるか否か、それだけなんだよね。
曲や表現もそう。
最高傑作ができた、と思っても評判が悪かったり。
声を振り絞って歌ってみたけど伝わらなかったり。
良くないライブを良かったと涙を流す人もいる。
だから、伝えることを丁寧に丁寧に。
相手がどう感じるかを想像する。
誤解のないように、届ける「努力」をする。
それしか、伝える側はできないのだなぁ。
受け取られなかったらそれで終わり。
昨日は伝わった気がしたんだ。
勘違いでもいいと思う。
そろそろ歌いたいです。
レコーディング以外でね。
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