2020年2月10日月曜日

周りの速度


今日、深イイ話を観ました。

家族が好きすぎる女性にスポットを当てるという企画だったのですけど。
その中に弾き語りトラックメイカーの眉村ちあきさんが出演されていました。

実は僕は眉村ちあきさんを「下北沢ろくでもない夜」で、生で観たことがあります。
仲間のバンドがライブをするということで、観に行ったときに、多分トリを務めていたのだ。

その時は面白い曲を創る人だなぁくらいにしか思わなかった。
しかし、もうお客さんがしっかり付いていて、この子はもしかしたらと思っていた。

そのあと。
去年の1月にラジオに眉村さんが 出演していた。
最初は「あれ?何処かで聴いたことあるな?」ぐらいだった。
最初は気づかなかったけど、話や曲を聴いているうちに多分あの子だ、と思い、検索をかけた。
当たっていた(笑)

「うわ、あのよく夜に出てた子だ❗」と。
売れたんだなー。

そしてラジオに出ていて僕が、一回観ただけの人間が、思い出せたということは、やはり心に引っ掛かる力があったんだろうね。
すげぇな。

そしてメジャーデビューをして、今回深イイに取り上げられるとは。
何ともすごいスピードだ。
事務所がトイズファクトリーとはいえ、すごい。
僕の周りには、そこまで手の届かないところに行ってしまった人はいなかったから。
素直におめでとうと思う。


だが逆に僕の仲間が今、急に売れてしまって、何処かへ行ってしまったとしたら、素直に喜べるだろうか。
僕と何が違うのだろうと、無いものを探しはじめてしまうかもしれない。

そして、こういった感情を自覚するということは。
競争意識があるのだと思う。良し悪しは別としてだ。

余計なものが沢山まとわりついてくる。
どれだけ音楽だけを、作品だけを創ることができるんだろうか。

周りの速度に惑わされぬよう。

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