2020年2月20日木曜日

そして、修一郎という男

昨日、あまりにアツく語ってしまったので、今日は2/22のもう一人の共演者「そして、修一郎」について書いてみようと思う。

「そして、修一郎」は、修一郎さんが急に改名したことでこの名前になった。
非常に表記がめんどくさい(笑)
この記事では修一郎に統一しよう。

修一郎さんは、昨日の湯浅さんと同じく出会いは秋田犬のオープンマイクであった。
それこそ湯浅さんが連れてきたか、オープンマイク周りをしていた修一郎さんが秋田犬にも寄ったかのどちらかだと思う。

僕はどちらかというとエモーショナルな音楽を好むので、失礼ながら最初はそこまで修一郎さんの音楽に興味を持たなかった。
とても上手い人だなぁといった印象だった。
その辺は尾上ちゃんと印象が一緒だったかも。

そのあと、オバタケンの企画が蔵前であったときに、初共演。
この時もそこまで仲良くはなれなかった。
シャイ同士は大変なのだ。

この時にオバタくんが
「どこでもぶれずに同じクオリティを出せる修一郎さんはすごい」といった類いのことを言っていた。
そう言われれば本当にそうだな、と思った。

そこからだ、ようやくこの人のすごさを知ったのは。


上手いと思わせる人はすごいけれど、上手いのにそれを気づかせないという人はそれ以上にすごい。

音楽とか芝居をやると分かるけれど、本当にすごい人というのはそれをひけらかすことはない。
涼しい顔で難しいことをやってのけるから、周りからは大したことをやっていないように見える。
僕なんかは、どうだすごいだろといった顔をしたいけど、修一郎さんはしない。
自己顕示欲や劣等感があまりないのかもしれない。

あと、あの笑顔には裏がある。
こんなに人が良い訳がない、と思っていたが、未だに仮面が剥がれるのを見たことがないので、どうやら本当に人の良い人みたいだ(笑)


それ以降湯浅さんほどの結び付きはなかったのだが、修一郎さんが合同でやっている明大前のイベントに呼んでもらったことがあった。
その時にセッションで、ピンキーとキラーズの恋の季節を演奏した。

修一郎さんはベース、僕はギターでの参加だったんだけど、音楽の引き出しがこれまたすごかった。
明大前バンドのバンマスと言っていい、楽曲への理解力とアンサンブルへの責任感。
僕の尊敬リストにまた一人、名前が残った瞬間だった。

2/22のライブでもセッションがあるのだが、そのスタジオのお言葉も的確だ。


明後日の湯浅修一郎ユニット「ひねくれポップファンクラブ通信」とのツーマンライブ。
とても怖いけど、楽しみだ。
バケモノ二人のユニットに、我々もユニットとしてどう立ち向かっていくのだろう。


決めてしまってから、事の重大さに気づくことってあるよね。

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