今日は結婚式の引き出物のカタログギフトで選んだ「温泉日帰り入浴券」を使って温泉に入ってきた。
昨今の温泉は、種類が非常に多いですね。
寝湯とか、炭酸風呂、ジェットバス、電気風呂…
あとサウナとか。
僕がたまに行くスーパー銭湯はそんな感じ。
飽きさせないように何種類ものお風呂がある。
しかし今日の温泉は山の中にあり、浴槽が2つ。
露天風呂は1つ。
以上。
非常にシンプルな作りだった。
スーパー銭湯に慣れている僕は、はじめ「入るところねぇー(笑)」と思ってしまった。
しかし、裏を返せばいつも与えられるものにしか変化を感じられないということだな。
例えばスマホやテレビはそう。
発する側が常に新しく刺激的なことを提供する。
退屈されたら離れられてしまうから。
それに慣れてしまってはいけないと思う。
しかし何もないところでどれだけ感動できるか、それこそ表現者の感性の見せ所だ。
あと、せっかく山まで来たんだ。
退屈したままで損をしたら勿体ない、という貧乏性もある。
(多分9割がそれ)
肌に染み込むお湯の温度を感じたり、
湯船ごとの温度の違いを楽しんだり、
露天風呂と吹く風の融合を感じたり、
少し降っている小雨の存在を確認したり、
この旅館のシャンプーは◯◯なんだーとか思ったり、
この旅館はどのくらい営業しているのかなぁと思いを馳せたり、
沢山、感じることはあったよ。
いつもつまらないと愚痴をこぼすことはあるけれど、退屈なんかしてる暇ないのかもね。
退屈なのは多分自分の心がさせるのだ。
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