2025年11月8日土曜日

自分がない

 悪い意味ではないです。

今回のツーマンライブに関してです。


僕は自意識が強いほうだと思う。

普段ライブをやるときも「かましてやりたい」「面白いと思われたい」。

良くないときは、「実力を示したい」みたいになることもある。

それに結構苦労するんですよ。


ただ、今回はそれがない。

本番になったら出てくるかもしれないけど、現状、驚くほどない。

体調を整えるのに精一杯だからってのもあるけどね。


多分、団員智歌ちゃんの頑張りを見てきたからなんだと思うんです。


なんか、演劇めいた要素を入れたいですよね、から始まった今回の劇団不器用。

ただの設定が、本当の劇団のような演目になり。

台本も書いたし、演出もした。

我々は真剣であった。

そして、それに120%智歌ちゃんは応えてくれた。


この人のためにも、成功させたい。

それしか今は思ってない。

僕のステージなんかどうでもいい。

劇団不器用として、ツーマンライブとして、成功させたいのだ。

ここまで頑張ったんだもの。


喉は全然治らない。

イライラもする。

そんなことで損なわれたくない。


頼む、俺の身体。

沢山寝たんだから。

明日ご褒美をください。

2025年11月6日木曜日

恩師と相棒

 今日と昨日、恩師のお芝居があったんです。

勿論ちっぴーの恩師でもあります。

その方は村松晴雄さんと言いまして、僕の芝居というか、表現の基礎を作ってくださった方なんですね。

久しぶりにお手紙でご案内くださいまして。

明後日のツーマンライブの直前だし、これはなんというタイミングだ❗絶対観に行かねばと思っていたのです。


しかし、体調はまだ完全ではない。

かといって、悪化しそうな気配もなさそう。

…僕は迷いました。

今日の本番ギリギリまで悩んでいたよ。

最近体調を整えるために横になってばかりだからな…

うむむ。


…ただ、今日起きてもやっぱり咳はあるし。

疲れているのも自覚したので…

泣く泣く止めました。


やっぱり全ての選択を、正解にしたいですよ。

行って、楽しんでも、悪化して熱が出ましたなんてのは洒落にならないし。

僕は観に行かない三、四時間を休息に使うと決めたのです。


あー、行きたかった。

悔しいから、買いたかった本でも買おうと思ったら、本屋のビルが改装してて休みだし。


腹立ったから、ギターだけ弾いてやりました。

嬉しかったね。

何もなくても君はそばにいてくれるな。


頼むぜ。相棒。

2025年11月5日水曜日

ねんねこ

 さあ、今日もイライラして、過ごしておりました。

体調が本当に地味に悪い。

本当は今日もリハーサルだったのだが、泣く泣く断念しました。

本番が大事ですからね…


理想の自分からはかけはなれているのだけど、とりあえず仕事ができていることに感謝。

家族揃って平和に過ごせていることに感謝です。


最高点を意識すれば気が滅入る。

だが、最善を考えれば、何をすべきか見えてくる。

今日リハーサルをせずに安静にすることを決めたのを、正解にしたいのだ。


それだけでは嫌だけど、本番を健康に迎えられるだけでもいいのかもしれない。

とにかく最善、最善だ。

ベストなぞ、今は欲張りだ。身を滅ぼす。


気に入らないけど、これが今のリアル。

今日もせっせと休むのだ。

2025年11月4日火曜日

一つ以外は

 大切なものを色々諦める。

大切なものを諦めないために。


どうでもいいぜ。

一つ以外は。

2025年11月3日月曜日

たまたま

 先ほど実家から家に帰ってきました。

三連休なので、道が混んでいるのは覚悟しておりましたが、すごかったよ。

ナビのお陰でそれでも迂回できたんだけど、ほとんど高速を使わないで帰ってきました。箱根の峠も、箱根新道を使わずに。

お金をケチった訳ではなく、そのほうが早かったみたい。

西湘バイパスとか、初めて通ったかもしれません。


実はツーマンツーウィークが近いというのに、結構体調を崩してまして💦

喉なんか枯れて、ほとんど声が出ないんです。

緑茶をかっこみ、ビタミンを摂り…色々やってるんですが、今日は眠くてしょうがありませんでした。

隙をみては寝かせてもらって、何とか回復の目処がたってきたかな…

ギター触りたいんですけどね…


そんな中でも、お昼前には母の育てている畑に行きまして、ピーマン、生姜、バジルなどを収穫してきました。

植物はすごいですねぇ…生命です。

昼食には、バジルを使ったジェノベーゼパスタをいただきました。


明日からまた元の生活に戻りますけども。

生きるということを感じさせてもらったこの帰省を、活かしていけたら。

生活するということの前に、生きるということ。


あ、なんかね、昨日の夜に、母が初恋の人の話をしてくれたんだけども。

母がその人と結ばれてたら、僕は産まれてないし、ちっぴーとも会えてないし、息子も産まれてないでしょう。

そう思ったら感動しちゃったんだよね。


生きるって、偶然なんだ。

だから、その奇跡がとんでもないんだな。

2025年11月2日日曜日

先人

 今日は実家に帰省してます。

野村です。

僕のほうの実家、静岡です。

体調が少しよろしくないので、半分はちっぴーに運転してもらい、楽させてもらいました。

ありがとう、負けないぞ。


野村家では、孫が息子だけなので、まぁ、人気者なんですね(笑)

息子も静岡が大好きなので、体力の残りゲージもわきまえずずっとはしゃいでました。

お陰で寝るときは、即、でした。


今日は沢山、先人に想いを馳せるような感じです。


今回の帰省も、今日明日で帰らないとまた行けるときがなくなってしまうなと思って決めたこと。

結構急だったんですね。

特に父は80近くなって、ヨボヨボだから。

旅立つことも意識するんです。


ただ、近くのラーメン屋さんで待ち合わせた時に、久しぶりに外で歩く父を見たんです。

なんか、嬉しくなっちゃってね。

「孫のお願いだから外に温泉にでも行こう」って言っても全然動かない父だったからね(笑)

ありがとう、まだ元気でって思ったな。


あとは、息子と姉と、山のお寺に登ったんだけど、戦没者の碑があって。

昔はこんなのに目もくれなかったけど、命があるってありがたいと思ったり。


夜中にはふと、両親や親族の昔話を母が語ってくれてね。

知らないことが沢山あったんだよ。

両親に先立たれたら、僕はこの話を聞けないから。

もっと聞きたいと思った。


最後は寝る前に、母をぎゅっとしときました。

産んでくれてありがとうね、とも言って。

(ちなみに、皆さんが想像するような感動的場面ではない)

多分人生で初めてなんじゃないかな。

末っ子で、甘えることと、反発しかしてこなかったから。


先人のお陰で僕がいるんだな。

それが分かっただけでとんでもない1日だ。

自慢の共演者

 さぁ、さぁ、一昨日に引き続き、ツーマン稽古してきたよ。

今日も四時間さ。


ロポでのリハを経て、完成図というか、目指すべきところが更にくっきりしましたんで。

今日の稽古は本当に稽古だったなぁ。


智歌ちゃんが芝居の経験があまりないというところからのスタートだったから、どれぐらいのクオリティが創れるのか、正直分からなかったのです。

まぁ、一生懸命やってるね、ぐらいには持っていかなきゃなと思っていたんだけど。


稽古をする度に智歌ちゃんが劇的に変化していって。

正直かなりのクオリティになってます。

普通に感動できると思うよ。

もう僕なんて追い越してると思う。

一生懸命やってるね、なんてレベルでは終わりません。

単純に表現として良いものができてます。そこに初心者だぁ、経験者なんてのは関係なくなってしまいました。


カッコいいなぁ。

僕はこの人と試合えて良かったよ。

自慢の共演者です。

本番まで、気を緩めずに。


伝わりてぇ。