メイプルラウンドとクッキー

 先ほどまでくたびれて寝ていました、野村です。

今日はバレンタインデー。

もらえるチョコの数を気にするような歳ではもうなくなりました。

今日は僕が仕事で、ちっぴーがお休み。

ちっぴーはこういうイベントを大事にする人なので、多分何かしらを渡してくるんだろうなぁと思っていた。

帰ったら、パンがあった。

それは、引っ越す前に良く食べていたパン屋さんのパンだった。

メイプルラウンドという商品でね、パンにメイプルシロップが練り込んであるふわふわのパン。

それに似た商品でチョコラウンドという商品もある。

バレンタインデーにはチョコラウンドの方がふさわしいんだろうけど、｢あなたはこっちの方が食べたいって言うだろうなって思ってメイプルラウンドにしたよ｣とのことだった。

ご名答。僕はメイプルラウンドの方が好きだ。

その気遣いがとても嬉しかった。

これだけで十分なのに、重ねて、息子と僕にプレゼントがあるよって、手作りのクッキーを焼いてくれていた。

今日はそんな諸々のせいで寝てなかったんだって。

こんなバレンタインデー、他に無いな。

ありがとうございます。

僕はちっぴーが甘いものを用意してくれているだろうからと、気持ちで、炭酸水とちんまりしたチョコを一つ用意して帰っていた。

イベントというのは、いつもより優しくなれる日なんだろうな。