2024年2月5日月曜日

マラソンのように

 関東は雪ですね。

夕方に車を走らせたら原始的な恐怖を覚えました。

雷も鳴ったりね。

何事もありませんように。

野村です。


今日はお昼に、板倉愛実(鈴木麻名実)とランチをしてきました。ちっぴーと三人で。

彼女の公演が一旦落ち着き、じっくりお話どうですか?とお誘いをいただいたのです。

お互いの住まいの間の下北沢で。

なんかとても芸術家っぽい生活でした。


以前書いたように今回のお芝居がとても素晴らしかったので、お話は尽きませんでした。

稽古の裏話とか、彼女の芸術家としての姿勢などにとても感銘を受けておりました。


六年ほど前にシャイニーズのワンマンでお芝居をして、まなみには演出をしてもらいました。

その時に圧倒的な実力差を感じさせられて、僕はスパッと役者を辞められた。

前にも書いたかは忘れたけど、その時以降僕はまなみとうまく話せなくなった時期があったんですね。

端的に言えば「怖くなった」。

この人とどう向き合えばいいのか、表現者として劣っている感覚を感じてしまうようで、分からなくなってしまって。

その後劇作家としても才能を開花させてしまったから(笑)、創作という分野においても負けてしまうようでさ。


今思えばそりゃ、現役と、芝居を過去にやっていた人なので、比べるのもおこがましい話でね。

逆に僕は作曲できるけど、彼女は今のところできない。

彼女にできなくて、僕にはできることがあるんだよなって思えてからは随分楽になったものです。

(結局比べて自尊心を保とうとしているところが浅ましいぜ)


彼女にもそれを伝えたことがあったし、今日のお話はそういった気持ちはなく、素直に友人として五時間もの間話が尽きなかった。それも嬉しかったです。

嫉妬や劣等感はゼロではないだろうけど。


お芝居の名場面のことを話していたら、涙が出てくることもあった。

あー、本当に素晴らしい作品、公演だったんだなと改めて。


昨日のライブの、送ってもらった動画を観ました。

美化していた部分が、客観的に観ることで無くなり、反省は山のように出てきた。

まなみも勿論今回に満足しきることはなく、次のことに向けて動いている。


真面目に、責任を持ち、表現に向き合っている仲間がいることはこんなに幸せなことなのです。

勿論相方ちっぴーも。


これでまた次の目標に迎えそうだ。

ワンマンか、企画ライブやるわ。

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