2019年7月9日火曜日

名曲を生みたい


と、思っているうちは書けない。


昨日、ミーティングでキラーコンテンツを創り続けようという話があった。
名曲、と言ってもいいか。

僕たちにも、
ぼくはえんぴつ
ゴキブリ
エントロピー
てくてく
つよくなるうた

等々、皆様にご好評いただいている曲はあります。
しかし、世の中に爆発的に浸透している訳ではないのだな。

その子達の魅力を軽視する訳ではなく、より届くものを…と思い、曲を書くということなのだが。


太宰治の言葉で好きな言葉がある。
「そんなに名作を書きたいのかね、それで聖人面をしたいのだろう。バカ者め」
と言った言葉だった。

名作を書きたい、というのは
「ただ評価されたい」という気持ちと隣り合わせだ。

例えば
ライブで盛り上がる曲が欲しいなとか
アルバムの中にバラードがもう一曲欲しいとか
そういった類いの考えからくるものとは全く違う。

ただ単に「名作が書きたい」というのは、ソングライターとしてカッコつけたいだけなのだと思う。

ヒット曲を生みたい❗というのはすごく敬遠されがちだが、逆にすごく僕は潔い動機な気がする。
ヒットする曲は、必ず大多数の人の心を掴む「何か」があるわけだ。
分かりやすさとか、ベタとかそんなものでも良いのだ。
ヒットさせられない人が大半なのだから。


僕は自分の気持ちをないがしろにせず、人に届く曲をまだ書きたいのです。

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