2019年7月17日水曜日

逃げのコード

実は最近、アコギインストの下田くんとシャイニーズで飲む機会がありまして。
沢山のことを話しました。

下田くんも、なかなかの真面目野郎なので音楽の話を沢山してきました。
下田くんは百戦錬磨のギター弾きだし、僕もそこそこ音楽を勉強してきましたので、音楽のコード進行の話にもなりました。

よくあるC G Am Em F C F G
という、コード進行があります。
これはバッヘルベルのカノンからカノン進行と言われていまして、数多くの名曲を生んできた。
藤井フミヤのTRUE LOVEとか、スピッツのチェリーとかにも出てくる。

しかし、その「美味しい」コード進行をそのままパクって、「作曲しました」という顔をしているアマチュアアーティストは数多い。
F G Cでも、F G Em Amでも、同じことだ。

勿論使わない、ということはない。
ただそこに「必然性」とか「根拠」がキチンとあるかが大事だよね、という話になった。
下田くんはテンプレート通りのコード進行を「逃げのコード」と呼んでいた。なんと絶妙なネーミング。

あれこれ試して、メロディーとの兼ね合いでそのコード進行にしたのか。
それしか弾けない(知識がない)から、並べたそのコード進行になっているのかは全然違う。
曲がりなりにも「作」曲なのだからなぁ。

そんな話をしていたら、昨日はギターを弾くのが楽しくてしょうがなかった(笑)
Cadd9(#11)という美しいコードも自分で発見してうっとりしてたり。

昨日とは違い、今日は音楽人しか楽しくないブログを書いてみた。

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