2024年12月31日火曜日

確かに動いていた

 お疲れ様です。

まだまだインフルで持っていかれた体力が戻って来ずにビックリしてます。

胃袋がすごい小さくなってました。

野村です。


※紅白観ながら書いてたらなかなかの長文になりました。


大晦日ですね。

僕は風邪とはいえ、大晦日や正月にこんなにまとまって休みを取ることはあまり記憶にありません。

それこそ、脱サラして、新聞奨学生になるときの正月とかにゆっくりした気もする。


こんなにゆっくりして、自分が余裕なく、この一年を突っ走ってたんだと確認できました。

俺、忙しかったんだな、と(笑)。


厄年だったんです。病に苦しんだ一年でした。

本当に苦しかった。


でも、沢山のことが始められた一年でもありまして。

実は誕生日企画で独立すると宣言して。

そこからレッスン業なんかを始めました。

それが一番人生としては大きいかな。


生活するには勿論全然足りないんだけどさ。

独立とは言えないレベルなんだろうけど。

音楽活動、表現活動でお金をいただくという「覚悟」を得られた一年でした。

それが本当に強い経験だった。

そーか!これ、今年のことなんだなって。

一年でこんなに人生は変わるもんですね。


実は大手レッスン会社の面接をその前に受けて、盛大に落ちて(笑)

そこから、フリーでご依頼いただくとは、思ってもみませんでした。

本当に出逢いに感謝です。

仕事はあるもんじゃない。いただくものなのだ。


生々しい話、音楽活動は黒字になりました。

勿論それまでも黒字はあったけど、年間通せば赤字なのが当たり前だった。

赤字にならない、というのは本当に大事なこと。

そうすればまた、続けられる。

その次も黒字なら、活動するのが苦ではなくなる。

仕事として、やり始められたというのは本当にありがたいことだ。


僕ね、言われたんですよ。

「副業にようやくできるぐらいの稼ぎでしかないんだけどね」

って言ったらさ。

「でも、去年はそれがゼロだった訳でしょ?ゼロからプラスにするってすごいことだよ」

って。

そうなんだよ。

音楽でプラスになった。

それをまず誇れ、と。


人生で何回か「音楽で食う」「芝居で食う」って言ってた。

でもそん時は何の実感もなくて、実は野望もないから形にならなかった。

ただ、今はちょっと延長上に、やれなくはないんじゃないかって思えてきています。

40を超えて、精進したいって思えて良かった。


今日、朝にメロディーが浮かんできて、布団から起きてすぐにギターを持ちに行きました。

なんか、カッコ良かった(笑)

そんなのがいいな。




あとは、12/19 のシャイニーズ復活が本当に大きかった。

本当は 4/24 の僕の誕生日企画でベース無しで復活するつもりだったけど、息子の風邪でおじゃんになって。

そのあと何回か復活したいって言われたことはあったんだけど、実は僕がはぐらかしてやんわり断ってたの。申し訳ない。ちっぴーがそこまで本気でやるつもりがあるように見えなくて。

変わったのは橋本GOHANに 9/16 に出たとき。

ゲストで歌ってもらったらちっぴーが「野村のお飾りじゃなくてベース持って復活したい」って言ってきて。

これはマジだぞと信じられたから、12/19を決めた。

そして、彼女はやり遂げた。

まぁ、10月に練習しないちっぴーに「間に合うの?」ってぶちギレて、喧嘩もしましたけどね(笑)


僕はどこか、シャイニーズをもうやれないというか…

昔みたいに熱意を向けることはできないと思っていました。

息子がいるし、ちっぴーもシャイニーズが人生の第一ではなくなっていたと思う。

僕とちっぴーの大切なものの順位が違っている感覚。

僕らのベクトルは違うと思っていたの。


でもさ、当たり前だけど、シャイニーズやってる時はお互いシャイニーズが一番。息子は二番か。

終わったら息子が一番、仕事が二番、練習が三番とか?知らんけど。

人生の中で、どれが一番とかないですよね。

その時にそれが何番かってことなのかもしれない。

シャイニーズ中は、真剣にそこだけに注力するわけで。それがカッコ良かった。

順位とか、順列じゃなかったのですよね。


僕が気にしていたのって

「仕事と私どっちが大切なの?」

ってレベルの悩みだった。

仕事もおまえも大事だよ、当たり前じゃんって。


僕はただ、寂しかったんでしょうね。

ただ、ちっぴーに側にいて欲しかっただけなんでしょうね。

シャイニーズ本気でできないでしょ?ってスネてただけなんでしょうね。

…恥ずかし。


ようやくちっぴーと、もう一度、現場としてだけじゃなくてね。

精神的にシャイニーズが復活できたと思うんです。

ユニットに戻れたと思います。

そして、12/19 当日のアイツは本当にカッコ良かった。改めて尊敬の対象ですね。

あの人に負けぬように、動ける僕は研鑽を積むだけです。


あとは、今年もらって、一番嬉しかった言葉を書きときます。


「私、もっとノムさんに音楽やって欲しいです」


誰が言ったかは伏せますが。

僕は人生でこの言葉を忘れないです。

宝物にしていきます。

諦めていたのは、自分だけです。

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