忘れる能力

 お忘れかもしれませんが、親知らずを抜いたのです。

左上の親知らずを抜くはずだったんですが、右下の親知らずが痛みはじめまして。
順番を入れ替えて先にそちらを抜きました。
で、明日左上の親知らずを抜くんです。

前回の右下は、痛み始めたということもあるんでしょうが。
なかなかの痛みでした。
明日はどうなるかなぁ。
ワクチン二回目とか、親知らずとか。
不安なことだらけだぜ。

しかし、右下の親知らずの跡も大分ふさがり、痛みは勿論無い。
人間の回復力はすごいね。
あんなに痛かったことも忘れている。
二回目の副反応の辛さも今は過去のことだ。

何でも過去になる。

辛いことは覚えていると辛くなる。

寂しくもあるけれど、生きていく上で「忘れてしまう」というのは、とても重要な能力なんだ。
どんどん忘れていこう。

…と、ここまで書いて、浴衣祭で歌った「曲進」のことを思い出した。
歌詞を載せてみよう。

そんなことを考えながら読んでもいいのかもしれません。

なるべく忘れていこう

大切なこと全部

どうせ　ふとしたときに

思い出すのだから

奥にしまっておこう

悲しいことは全部

余裕のあるときだけ

思い出してあげる

捨ててしまう訳じゃない

離れてみるだけだよ

今はちょっと君とは

距離を置いてみるべきだ

大事にしないで進め

向き合わなくていいから

泣いてもいいから笑って

僕らは進んでゆくんだ

裏切って生きてみよう

自分の心全部

多分人はそれを

覚悟と呼ぶのだろう

嘘はつかないよう

真っ直ぐに生きてきたが

自分を騙すことの

カッコ良さも知った

情けないままの僕を

許せなかった日々

準備ができてなくたって

僕らは向かってゆける

正しくないけど進め

どうせ無駄とか言うんじゃねぇ

四の五のイチイチうるせぇ

どうでもいい気がしてんだ

やりたくないけど進め

嘘でもいい立ち上がって

間違えたあとに直して

僕らは進んでゆくんだ

まっすぐに曲がりながら

どうせなら、観てみよう。
23:20ぐらいから。

https://youtu.be/BLGC13pSMg4