バッグが当たっているぞ。
朝の電車での出来事。
僕の右側に男性が立っていた。
ずーーっと、僕の右腕に、相手の左側に抱えているバッグが当たるのだ。
しかも絶妙な距離感だ。
さわさわさわさわ。くすぐったい。
土曜日の朝だから、別にソーシャルディスタンスを取れない乗車率でもなかったから余計だ。
男性のバッグはちょっと大きめで、少し身体を回転させようものなら、より僕の右側を攻めてくる。
気づかんもんかね、と思ったが更に右側に連れの女性がいて一緒に話をしていた。
だからか。
まぁ、10分ちょっとのことだし、わざわざ注意することでもないかと思ったり、だけどいい加減にしろよと思ったり。
僕は前にこういうことを男子高校生に注意したこともある。
言うときはいう。
言おうか、言うまいか。
何度かの葛藤があった。
そして、さすがに言うか❗という瞬間があった。
肘で何回か軽く押し返したりしたんだけど、気づかねえし。
「おい。いい加減にしてくれ。」
から始まる勢いで注意しようとした
のだが。
ちょっと待てと。
僕にブレーキがかかる。
そのテンションで喰ってかかっていいのか、俺。
一回「すいません、バッグがちょっと当たってるんですけど」と言ったにも関わらず、まだ当たるのならば
「あのさ、何回言ったら分かる?」
といった剣幕でもいいかもしれんけど。
相手はそもそも気づいてない訳ですからね。
「おい。いい加減にしてくれ。」
といきなり知らん人から言われたら、僕ならどうだろう。
【誰?何様なの?一回注意しろや】となると思う。
初回から、二回目のテンションで言ってはいけないね。
間違いは一回は許さなきゃいかんと思うよ。
二回目に怒るべきだ。
まぁ、結局そんなことを繰り返していたら、言えないまま電車を降りた。
覚えとけよ。こら。
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