今日は岡本太郎美術館に行った。
岡本太郎美術館は、昔年間パスポートを持っていたぐらい大好きな場所だ。
何かに行き詰まったり自分を見失ったときに、太郎さんの作品に触れることで自分をリセットする感覚がある。
今日は特に落ち込んでいた訳ではないけど、緊急事態宣言が解除されて6/2から営業が再開されたとのことで、嬉しくて行ってきた。
太郎さんの言葉や作品には嘘がない。
嘘はあるのかもしれないが、正直な気がする。
今でこそ世界の岡本太郎になったから、ネームバリューで作品を沢山の人に観てもらえるのだろうが、画壇には理解されないようなアバンギャルドな作品だし、一般に理解されるには前衛的すぎる。
画壇のお偉いさんにこびへつらうこともなく、
一般にウケるような迎合する作品を書くわけでもない。
評価される前に傷ついて、迷ったこともあるだろう。
理解されなくても創りたいものを創るのだ、という覚悟にいつも揺り動かされる。
僕の好きな「愛」という立体作品もあって、豊かな気持ちで帰ってきた。
そして、今日はいつもより人がいた気がする。
美術館に向かう途中には生田緑地があり、沢山の人がいた。
勿論美術館の中にも。
でも、以前はこれが普通だったんだよなぁと思った。
すごく当たり前の光景があることが愛しかった。
ずっとこうでありたい。
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