2020年1月16日木曜日
ネクストワン
今日は18日のライブの練習をした後に、Lumeto第五回公演「蜜の沼」を下北沢OFFOFFシアターにて観てきました。
専門同期の板倉麻名実が主宰の劇団。
尾上ちゃんが音楽担当だったりもする。
今回の作品は、処女作で第一回公演の作品をリメイクしたものでありました。
処女作ということは、それまで麻名実は戯曲を書いたことがなかった訳で。
その才能にびっくりしたものです。
何故その作品をリメイクするのか。
処女作に不足を感じていたのか、それとも何か別の創作意欲が湧いてきたのか。
僕は分からない。
加筆修正ならタイトルを変えなくていい。
わざわざ別の新たな作品として発表する。
ただ、普通の再演ではないことから麻名実のやりたいことがあったのだろうな、と思っていた。
それを感じてきた。
僕は終演するまでその作品を褒めることもけなすこともなるべくしたくないと決めている。
特に本人に伝えることはなるべくしたくない。
これから何回も本番を迎えるわけだし、ステージを終えて、沢山得るものがあるのは実感として分かるから。
一回観ただけの人間が何を言えようか。
しかし、今日は麻名実が終演後に感想を聞いてきたため、話した。
お客さんがどう感じたのか、勿論表現者として知りたいだろうし。
しかし、それはただのいち観客の意見だから。
これからいろんな人から沢山の言葉を貰うだろうけど、彼女がぶれずに進んでいくことを願う。
僕は「息のできる場所」という公演がルメートの中で一番好きだし、勿論今回の作品が一番好きだという人もいるだろう。
続けるということは過去の自分の作品とも闘うということだ。
シャイニーズも「ぼくはえんぴつ」が好きだ好きだと言われる。
チャップリンのように、いつも次回作が最高傑作となるよう作家は作品を創るのだ。
そうでなければ多分
書かない。
僕もこれから作品を創ろうという身である。
彼女のモノを創る姿勢に敬意を評しながら。
ネタバレもできないから、なんか、上からっぽいかなー(笑)
19日までやってます。是非に。
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