2020年1月22日水曜日

己の満足 他者の満足


2/22の告知動画が出来上がりました。

以下は是非動画をご覧になってから読んでいただきたい。
ネタバレあります。
バラしても何の問題もないけど。


最高に棒読みでダサいモノを創ろうと、結構これでも頑張ったんです(笑)
当日は現代ポップスに対する明るいアンチテーゼのライブをお届けしたい。

動画の俺の声が小さくて面白さが半減で、これまた死ぬほど反省なのですが、どアップの修一郎さんの芝居が良い。
絶妙な力の抜け具合なのである。

特に素晴らしいのが、中盤の
「君たちに悩んでる時間なんて果たして…」

「あるのかな?」

ここの間(ま)である。

実はここの間、お芝居なぞやったことのない修一郎さんが少し台詞が出てこなくて詰まってしまった間だったのだ。
しかし、それがそのあとの
「あるのかな?」を、最高の決め台詞にしている。
修一郎さんは微塵もそんなこと思ってないかもしれないが、僕はそう思う。

昨日のブログにも通ずるが結局、
「己の満足」と「他者の満足」というものは、必ずしもイコールにならないということなのかもしれない。
結局はそれを受けとる人が満足すれば、己の満足なぞ大した問題ではないのだと思う。
勿論それが同時にイコールなら、大変めでたいことであるが。

例えば、プレゼントを買ったとする。
これは相手が喜んでくれるだろう、と選んだものが大して喜ばれなくてガッカリすることもあるだろうし。
逆に時間がなくて急いで決めてしまったものが、相手にすごく喜ばれたなんてこともあると思う。

で、この場合大切なのは、プレゼントをもらった側の満足のはずだ。
「苦労して選んだのに何で喜んでくれないの💢」
なんてのはダサさ極まりないじゃないか。
重ねて、喜んでくれるだろうと選んだプレゼントが喜ばれるのが一番めでたいですが。

昨日、自分のボーカルや力量についてすごく落胆していたけど、聴いている人が満足ならばそれで正解なのかもしれない。
昨日の例で言うなら、
ボーカル録りをしていた時の野村は満足できなかったが、
録音を聴いていた野村はそこそこ満足した訳だ。
ボーカル野村の満足なぞ、どぶに捨ててやりたい。


茶番で創った動画に教えられたよ。
サンクス。

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