Mr.Children の桜井さんのお話を思い出した。
以前ブログで書いたかもしれない。
たしかゆずが、桜井さんとテレビ収録とかで共演したときのこと。
照明とか、セットとか、音響とかで、いわゆる「待ち」の時間があったんだそうです。
それまでは何もできない、待機の時間ですね。
ゆずのお二人は「あー、参ったなぁ」って思ったらしいです。
現代ならすぐスマホをいじっちゃうような感じね。
でもそこで桜井さんが
「さて、じゃあこの隙に曲でも書きますか」
ってポロっと言ったんだってね
あぁ、だからこの人は一流なんだなって思ったそうで。それからはゆずのお二人もそういう時間を無駄にしないようになったんだそうです。
僕の昨日の流しにも、そういう時間があったんです。
断られた卓、さっき流した卓、それしかなくなって。
つまりは新規のお客さんを「待つ」時間があったんですよ。
しかし、ギターを持った僕がした行動は、スケール練習をなんとなくして、指ならしをするだけだった。
そのできた「暇」な時間に、暗譜が甘い曲を練習するとか、できたよなって。
最悪流しと関係ない自分のオリジナルを創っても良かったかもしれない。
僕は気分転換にお酒をいただいた。
これはお店の空気になるために、自分の気持ちを整えるために必要な行為だとも思う。
指ならしだって、今度演奏するときに必要な準備運動だ。否定はできない。
だが、そのときのメンタルは、確実に
「やることなくなって参ったなぁ~」だったから。
オフったのだ。
暇を暇として過ごしたことが悔やまれるのだ。
そこから新規のお客さんにお声がけをするのは、また一からのスタートになってしまった。
そこいらのお店でもあるだろう。
「いやー、暇だなぁ…」って空気を出している飲食店とか、アパレルとか。
そういう覇気のないお店にはやはり人は寄り付かない。僕も昨日少しそうだったのかもしれない。
ダラダラやったつもりはないけど、何かそういう隙はあっただろうな。
万一待機の時間になっても、じゃあこの時間を有効に使いたいって思えたら、まだ成長できるかもしれないな。
ずっと悔しいのが続いてるんだ。
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