書きたいことがありすぎてまさかブログを分けました。
こちらには個人的なことを。
僕ね、今年は本当に病んでました。
身体も病んだし、心もね。
ブログも本当にキツかったし、明るい内容もあまり書けなかったな。
ずっとそうだった。
理由の一つに、ちっぴーの仕事復帰、息子の保育園開始が4月にあったのが大きい。
これまでとは圧倒的に忙しくなった。
生活をするということ、それだけに時間がただただ過ぎていく。体力も持っていかれて、気力が出てこない。鬱の再来かと思った。
結果栄養失調から来るものという予測は立ったけど、真相はダブルな気もする。
そんな中でも意地でも活動はしたかった。
最大限のことをできたのか、最低限のことしかしなかったのか、それは今でも分からない。
でも、駆け抜けた。そんなイメージだ。
面白い後輩ミュージシャンにも沢山会えたし、やりたかった解説ライブなんかもした。勿論充実もしてただろう。
でもどこか、満足できない、不安、葛藤、怒り。
そんなものを抱えて消えなかった。
だから、僕はずっとね。
「どこかで間違ってしまったんじゃないか」って思ってたんです。
大学を辞めたとき?演劇を辞めたとき?音楽を始めたから?結婚したから?シャイニーズが一度終わったとき?息子を授かってしまったから?絶望してもう社員にならないって決めてしまったから?
どこかの自分の選択が違っていたら今より幸せだったのではないか。
そんな思いをずっとずっと抱えていた一年だった気がします。
つまりそれは今あるものを否定し続けた一年でもあったんです。
今あるものがなければもっと僕は自由だったんじゃないかと思っていました。
ちっぴーと一緒にいなければと思ってしまったことも沢山ありました。
息子がいなければと思ってしまったことも沢山ありました。
愛するものを否定することが沢山あったんです。
でも、愛していることも本当なんです。
だから、僕はねじれました。
二つの本当の気持ちのどちらが本当なのか分からなかったから。
音楽も、ステージも、家族も、妻も、息子も…
どれも愛していて、どれも邪魔でうっとおしくなる。
何がなんだかわからなかったんです。
そんななか、昨日のライブを観ました。
馬場さんが遺した素晴らしい遺産がそこに有りました。
ドットドット秋田犬になっても秋田犬でした。
秋田犬に集う人がいました。
昨日のライブを観たあとね。
一つ信じられることがあったんです。
「僕の人生は間違ってなんかなかったんだ」ってことです。
あの場にいたみんなに教えてもらったんです。
縁を感じたんです。人生に影響を与えた人達がいたんです。
首都圏に来たことも。
音楽やったことも。
ちっぴーと一緒になったことも。
就職しなかったことも。
息子を授かったことも。
僕は何も間違ってなかったなって思ったんだ。
だから、僕はすごく幸せです。
これを書きながら泣いてます。
人といるって楽しかった。
思い出しました。
忘れていてごめんでした。
今年がね。
人生生きていくのがつらいって思いながら終わらなくて良かったの。
来年から、というか今日から。
生きるのが楽しみになったの。
ありがとう。
もっと僕、歌おうと思う。
素直になろうと思う。
遠慮しないでいようと思う。
良い唄が書けそうだ。
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