今日、ちっぴーが下北沢で 13:00 から観劇をした。
Lumeto第6回公演『誰がために』である。
勿論我が息子は劇場に入れないため、僕が子守りをして観劇をすることになった。
下北沢という街にはとんと行かなくなってしまったし、観劇が終わったら街をぶらつこうかと話しつつ。
17:00 の回もあったのだが、僕は観劇をしないつもりだった。
ここ最近かなり忙しかったし、そのあとメンタルをやられてしまったのもある。
ちっぴーが「久しぶりにお芝居を観たい」と言っても、どうしてもそれに同調することができなかった。観に行くことは許可しましたけどね。
ルメートの鈴木麻名実の芝居は、娯楽ではなく、人間の生きざまのようなものだ。
今の僕では観られないと思ったのを覚えている。
ただ、それはずっとひっかかっていた。
最近復調してきて、観られそうな気持ちにもなってきたのだ。
下北沢OFFOFFシアターで、14:30すぎにちっぴーと合流した。
16:30 ごろ遅めの昼食を摂り、気持ちが固まった。
「俺、やっぱり観てくるわ」と、当日券を購入して観てきましたよ(笑)
芝居というのは、創りあげるまでにすごく努力と愛が必要なのです。
現状、脱皮できないサナギのような僕がそれを観ないで帰ってどうするんだと。
負けたまま、情けないままの僕で終わりそうなのが恥ずかしかった。息吹を感じたいと思ったのだろう。
今回はダブルキャストかつダブル演出という珍しい公演で、ちっぴーとは違ったチームを観た。
役者 板倉愛実を観ることはできなかったけれど、作・演出 鈴木麻名実を観ることができて良かった。
ネタバレは避けたいので詳しくは書かないけど、おそらくあえてドラマチックな設定にせず、日常の中に潜む葛藤や苦しみを描いていた。
作家としても新しい闘いや試みをしていたのだと勝手ながら推察した。
会場を出たのは18:40すぎ。
お陰で下北沢を歩くことはほとんどできなかったけれど。
今日はとても良い日になった。
『誰がために』月曜日までやってます。
よろしければ。
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