2019年6月11日火曜日
表現するとは
どうしても眠れない。
心の当たりどころが悪かったようです。
阪急の広告の続編。
ネガティブな言葉を心に入れない技術が欲しい…。
僕の好きなブルーハーツの唄に
「すてごま」という曲がある。
以下、歌詞。
何か理由がなければ正義の味方にゃなれない
誰かの敵討ちをしてかっこよくやりたいから
君 ちょっと行ってくれないか
すてごまになってくれないか
いざこざに巻き込まれて死んでくれないか
こんな歌詞がある。
ひでぇ歌詞だ(笑)。
だが、これは僕は立派な反戦歌だと思っている。
何でお前のカッコつけのために行かなきゃいけねぇんだ。
行かねぇよ、と思う。
作品は自由であるべきだ。
ミスタービーンの、ローワンアトキンソンは言った。
「ジョークの種に出来ないものがあってはならない」と。
何をどう思うのかは、受け手の勝手だ。
だが、それと同時に発信する側も自由であるべきだ。
僕の歌に「てくてく」という歌がある。
てくてく歩いていく、という歌詞がある。
例えば、障がい者の団体さんから
「歩けない人の気持ちを考えたことがあるのか」
などと言われてしまったらどうだろうか。
何も発することはできなくなる。
それこそ前を向いて歩いていこうなんて歌は腐るほどある。
阪急のハタコトレイン。
批判はあるだろう。
間違ったこともあっただろう。
阪急の広報さんは、
「ビジネスマンの方に働く上でプラスになることを」
との想いで今回の企画をされたそうだ。
勿論善意でやったのだと言えば許される訳でもない。
作品だから、表現だから、と言えば何をやっても良いわけではない。
ただ、どう感じるかまで制限されているようで苦しかったのだと思う。
今回の中吊り問題が全て不謹慎で、間違いだと。
何を考えているのだ、阪急はと。
制作の会社「パラドックス」はと。
こんな言葉並べやがってと。
謝罪しろ、撤去しろ。
そして、それに従わないのは異常だと。
何を感じてもいいし
何も感じなくてもいい。
元気が出た、でも
不愉快だ、でも
面白いな、でも
吐き気がする、でも
思えばいい。
そして、思わせてほしい。
あなたが思うように
僕も思っている。
あなたがそうしたいように、
僕はこうしたい。
ひとつにまとめたいがゆえに、
他を排除するのは
テロリストのようだ。
悲しみしか生まない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿