2021年3月19日金曜日

【ゴキブリ】ライナーノーツ

 再三 Twitter で呟かせて頂いていますが「いがぐりロック」が本日無事に納品されました。

早くお手にとってもらいたいですな。

本日より予約承ります。


ちっぴーと視聴会して、パソコンにも入れました。




さて、リリースに先立ち、またライナーノーツをしたためていこうかと思います。

今日から5曲分書くと、リリース前日の23日に終わる。

素晴らしいプロモーションだ。


例によって、余計な情報がいらない方は読まないでくださいませ。





1曲目は知る人ぞ知る名曲「ゴキブリ」でございます。


この曲は忘れもしない、大学在学中の暗黒期に書きました。

つまり、Shiny's が始まるずっと前から存在しています。

多分曲作りをして10曲か20曲目だったと思う。(当時は創った順にナンバリングしてたんです)


その当時は僕は授業料を親に払わせておきながら、演劇サークルの部室にこもり授業に出ないという生活を繰り返していました。

自分がクズなのは重々承知していたのですが、誰にも悩みを相談できず、ズルズルと生きていました。

優等生で、演劇をやってもそれなりに成果を出していた高校時代から、うってかわって劣等生。

どうしたら良いのか分かりませんでした。

演劇の影響でギターをはじめ、その鬱屈とした気持ちを唄にすることになります。

「使い捨てカイロ」という曲と「無いものねだり」そしてこの「ゴキブリ」なんかが、その当時のエースでした。

独学の素人なりに良くできた作品だったんです。


シャイニーズをはじめてからも評判が良かったので、大事なライブではずっとセットリストに入ってきます。

まぁ、僕の唄の根源はこの曲に集約されている部分も多いからでしょう。タイトルも印象的だしね。

お初のライブハウスでは大体タイトルで耳を引き付けられるからオイシイです(笑)


アレンジャーのオバタくんには、この曲を下北沢デイジーバーのバンドワンマンライブでエレキを弾いてもらってました。

(ちなみにドラムは浪漫★喫茶のハヤトさん)

つまりアレンジの下地があったんですね。他の二曲はまっさらな状態からアレンジしたのです。


ちっぴーはこの曲ではタンバリンが多いのですが、ベースのアレンジをイチから。

タンバリンはオバタ先生のテイクが良すぎたので、そちらを採用しました。

お陰でレコーディング時間も節約できたよ(笑)

あとは、一番楽譜で説明できない感覚でやっている曲だったからレコーディングは苦戦したと記憶している。


自分たちでは弾き語りのイメージが強いのでアレンジが難航しそうでしたが、オバタくんの名アレンジで、シャイニーズっぽさを残しつつ、しっかりゴージャスに。

オープニングナンバーにふさわしいポップスに仕上がったと思います。


昔、大地というシングルを出した時に一応音源化しているんですけど、もうクオリティがね…(笑)

我々としても満を持しての音源化です。


昔の曲が未だに古びずに作品として歌えるのは幸せですね。

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