2021年3月3日水曜日

50%

 今日はクリープハイプのライブを観に、東京ガーデンシアターへ。

聞いたことないなぁと思っていたのですが、有明に、去年できていた。

キャパシティは8000人ぐらいだそうだ。

でけぇ。

恐らく収用人数の50%ぐらいの観客数でやってたんだろうな。


初めてスマホのチケットで、入場しました。

慣れない手つきで自分でスマホ上のチケットをもぎる。

COCOAのインストールも必須で、クラスターを発生させない感染対策の徹底を感じました。

時代は進んだな。


ガイドラインを守って一時間早まって開演されました。


以前歌舞伎を観たときも、エンターテインメントは必要だというブログを書きましたけど。

今回もおんなじ気持ち。

一曲目の栞から泣きそうになる。

相方のちっぴーは一曲分ずっと泣いてたそうだ。


声を発することをご遠慮くださいとのことなので、声援や、ちっぴーと話すこともできない。

普段のライブとは様子が違うものにはなった。


でも、歌舞伎の時とは違う感覚もあって。


歌舞伎は新型コロナ流行後に初めて観に行った。

クリープハイプは新型コロナ以前も観に行っていて、今回ようやく「また」観に行くことができた。

その違いは大きかった。


やっと観に来れたというか。

観に来られる世の中になったんだという安心感。

コロナへの復讐と言ってもいいのかもしれない。

やったよ、と。


勿論不自由もある。

緊急事態宣言も恐らく延びる。

いまだに時代は混乱しているけれど。


以前観られていたものを、もう一度観られたということ。

その喜びに心を掴まれてしまったね。


ライブは、久しぶりのライブなので。

多分シングルコレクションや、ベスト盤のような選曲になるだろうと思っていた。予想通り人気曲は多かった。


しかし、ニガツノナミダというフィジカル音源化されていない楽曲や、全くの新曲も披露されて。

俺たちは古くならないぞ、というクリープの気概も感じた。

楽しかったなぁ。


【元にもどるかもしれないし、元に戻らないかもしれない。また一からライブを創っていきましょう】という内容の尾崎世界観さんの言葉がすごく好きで。

演者側だけで、ライブができているんじゃないって知ってるんだよね。

みんなで創ってきたライブの形はあって。今その形ができないなら。

もう一度今みんなが楽しめるライブの形を創ればいいんだなと。

当たり前に思い知らされました。


有明に向かう車内も、

開演前の食事も、

開園後に感想を語る帰路も、

すべてが愛しい。


ありがとうございました。

5%ぐらいと言わず、50%ぐらいで酔っていたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿