2019年11月16日土曜日

懐かしい輩

少しだけ、黒い話になってしまいますが。
僕がSNSのつきあい方を考えるきっかけになった話を。


むかーし、渋谷でライブをしたときのお話。
小さい場所でのライブだったんですわ。

僕たちはお客さんを二人しか呼べなかったのだけど、他の演者さんはお客さん0。
そんなライブでした。
お客さん0ってのは、結構恥ずかしいんです。

でも、随分「長年やってます」感を出してくる人がいて。
ライブも、まぁ、そこまで僕は好きではなくて。
主宰の子に上からモノを言う人でした。

僕はちょうどそのころTwitterを始めたばっかで、アカウントをフォローしあったことがありました。

その人のページに飛んだら

フォロー1800
フォロワー1800

みたいな数字だったんですよ。
1500かもしれんけど。

あれ?なんだろうこの違和感は、と思いまして。
1800の人と繋がっているのにお客さんが0ってのはなんなんだろうと。
何のためにこの1800はあるんだろうと思って。
お客さんにする、しないの問題ではなくて。
なんのための繋がりなのだろうと。

後から知るのですが、フォローしてフォローされる。
いわゆるフォローバックという、相互フォローの手法があると知ります。
よくわからないミュージシャンから急にフォローされるのもこれを期待してのことなんだろうな。

1800フォロー1800フォロワーという数字には、その「数の交換」の論理が如実に出ていると思う。
そして、その数字の質は決して高くないのではないか。

何故こんな話をしたかというと。
勿論狭い世界ですから、とある知人の流れの中にその人のTwitterアカウントがあったんです。

うわっ、久しぶり。
と思って。

その人のページに飛びました。


フォロー2400
フォロワー2400

になっていました。

改めてTwitterに関して考えるきっかけになったのです。

繋がるって言葉は安くないんだ。

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