少しだけ、黒い話になってしまいますが。
僕がSNSのつきあい方を考えるきっかけになった話を。
むかーし、渋谷でライブをしたときのお話。
小さい場所でのライブだったんですわ。
僕たちはお客さんを二人しか呼べなかったのだけど、他の演者さんはお客さん0。
そんなライブでした。
お客さん0ってのは、結構恥ずかしいんです。
でも、随分「長年やってます」感を出してくる人がいて。
ライブも、まぁ、そこまで僕は好きではなくて。
主宰の子に上からモノを言う人でした。
僕はちょうどそのころTwitterを始めたばっかで、アカウントをフォローしあったことがありました。
その人のページに飛んだら
フォロー1800
フォロワー1800
みたいな数字だったんですよ。
1500かもしれんけど。
あれ?なんだろうこの違和感は、と思いまして。
1800の人と繋がっているのにお客さんが0ってのはなんなんだろうと。
何のためにこの1800はあるんだろうと思って。
お客さんにする、しないの問題ではなくて。
なんのための繋がりなのだろうと。
後から知るのですが、フォローしてフォローされる。
いわゆるフォローバックという、相互フォローの手法があると知ります。
よくわからないミュージシャンから急にフォローされるのもこれを期待してのことなんだろうな。
1800フォロー1800フォロワーという数字には、その「数の交換」の論理が如実に出ていると思う。
そして、その数字の質は決して高くないのではないか。
何故こんな話をしたかというと。
勿論狭い世界ですから、とある知人の流れの中にその人のTwitterアカウントがあったんです。
うわっ、久しぶり。
と思って。
その人のページに飛びました。
フォロー2400
フォロワー2400
になっていました。
改めてTwitterに関して考えるきっかけになったのです。
繋がるって言葉は安くないんだ。
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