多分気温の変化に身体がついていけず、バテておりますね。野村です。
少し暗い話題となります。
ご注意を。
京都の、事件のお話。
容疑者が捕まり、色々事態が動きそうです。
真実はどうなのか、わかりませんけど。
失踪の時点から、ずっと気にしてしまってたんです。
小さな命が一つ、行方不明になっていたこと、失われたこと。
それに対してどう思うべきなのか、どう考えればいいのか。
見なければいいのに、追ってしまう。
これは僕が父親になったからなのと、無縁ではないと思う。
先ほど配信をしまして。
戦争が起こってしまった時に創った「守っていきたいな」という曲をやった。
そうしたら、歌いたい唄がもう一つ出てきたんだ。
それは松本裕さんの「僕の生涯」という曲。
僕の初めてのソロワンマンでカバーさせていただいた曲。
詳細は伏せますが、命を絶ってしまう子の曲なんですね。
「覚悟のいる曲をカバーしてくださった」と、後に語ってくれた。僕はこの曲の凄まじいまでのバッドエンドに衝撃を受けて、絶対に書けない曲だと思った。
松本裕さんも、いたずらに歌うべきではないと、この曲の扱いに慎重だった。
僕はその当時「こんなに人の心を動かしてしまう曲なんだから、表現者としてもっと歌っていくべきだ」と思ってた。
だが、カバーをして、聴いてくださる人の表情を見ればわかった。松本裕さんは正しかった。
「火垂るの墓」と一緒。
あの痛切さは、短いスパンで投げかけるものではない。
僕も人の曲なのに、無闇に歌ってはいけないって感覚があった。
だが、京都の事件があり、僕は歌いたくなった。
失われてしまった命に何かをしたかったのだと思う。
歌いながら鳥肌が立った。
そうなんだな。
配信でも話して、腑に落ちたんだけど。
僕があの事件にできることは「ちゃんと心を痛めること」しかないんだなと思ったんです。
何の言葉も出ない。
何もしてあげられない。
還ってこない。
だから、キチンと心をを痛める。
なんか、悲しむのも違う気がしていたんだ。
何様なんだよってよぎってしまって。
でも、その理不尽に、ショックを受けて良かったんだなって。
平気なフリもせず、同情なんて失礼でできなくて。
僕の生涯を歌ってね、そう思えたんだよ。
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