2025年2月12日水曜日

他人を見る

 今日もなかなかの体調であった。

昨日があまりに体調がよろしくないので、鉄分のサプリメントを買い込んだり、色々した。

寝起きはそこまで悪くなかったものの、活動していたら弱ってきた。

そりゃ1日やそこらじゃ劇的に回復しないことは分かっているのだが、落ち込む。


こんな体調なので、今日も家に帰ったら寝て1日が終わってしまうのではないかという恐怖があった。

ちっぴーに、ライブを観に行き、終演後のオープンマイクにも参加してみたい、という相談をしてみた。

行ったら余計に疲れたらとか、楽しめなかったらどうしようという気持ちが溢れてきて不安だったのである。


そうしたら、行ってきていいよと言ってくれた。

僕は冗談抜きに涙ぐんだ。

そして、体調や気持ちが治らなくても落ち込まないこと。それを条件になら行ってもいいよ、と言うのだ。

なんて、懐の深い言葉なんだ。

さらに泣いた。


今日は本当に行って良かったです。

アーティスト仲間のれいみぃのライブを久しぶりに観たんだけど、ライブが巧くなっていた。

以前レッスンを軽くさせてもらった曲なんか、ボーカルの説得力に1本の筋が通っていて、本当に素晴らしかった。

れいみぃは去年辛いことがあったんだけど、それをもう曲にしていて、驚愕した。尊敬した。

ソングライターとして、本当に素晴らしいことだ。


終演後のオープンマイクも、初めてステージに立った人、最近オリジナルを創り始めている人、インストでベースを弾く人…など。

どの人も懸命に演奏していました。

それだけで、価値がある。

そのみんなの姿に僕も力をもらったのでした。


僕は今日の感謝をどう伝えていいか分からずに、つよくなるうたと、部屋の中を演奏したけど。

僕の唄には、感謝を伝える唄が少ないのかもなって思ったりした。

こういうことを感じると新曲を書きたくもなる。


僕が少なくとも、今日元気でいられたのは。

他人を見たから。

一人一人が、生きていることを確認したからだと思う。

これは仕事場と家庭を往復するだけの毎日では気づきづらかったことだと思う。


僕は狭い自分のこしらえた枠の中で、窮屈さを感じていたように感じた。

他人といるのは、怖いけど。

救ってももらえるのです。

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