自己肯定感という言葉がある。
それにはまず、自分で自分を認めてあげよう、みたいな論理がある。
他者からの評価でしか自己を肯定できないと、結局他者からNOを突きつけられたときに、自分を肯定できなくなってしまうからだ。
支えの棒を外されてしまうような感じだろうか。
一理ある、どころか三理ある。
しかし、やはり他人の評価はありがたいものだよな、と逆に思うキッカケがあった。
昨日書いたけど、「演奏動画」をとあるところに送ったのである。
今でもずっと大丈夫だったか不安だった。
そんななか、仲間と連絡をとっていたら「ノムさんならやれますよ、応援してます❗」みたいな言葉をくれたのだ。
仲間は別にそこまで細かいことは知らないのに「大丈夫だよ」と言ってくれたのだ。
最近音楽関係の面接や応募にことごとく落選していたから「ちょっと価値を見失っていたんだよね(笑)」と伝えても「価値アリアリです」とも。
すごいなぁ、こんな風にポジティブな(言い方悪いけど無責任に)言葉をかけてあげられるだろうかって眩しくなったよ。
本当にありがたい。
子どもの頃に「ダメダメ」言われ続けると、自己肯定感が低い人になると聞いたことがある。
それはそうなのかもしれない。
だって、あなたはダメな子だ、いると疲れる、あっち行ってと言われて育てば、自分を認めることは難しくなるだろう。
だからね。
結局、自己肯定感は他者から創られるんじゃないかってね。
改めて思ったの。
自分で自分を認めるのは、その後。
心ない言葉や、厳しい現実に直面したとき。
昔もらった大切な肯定の言葉を引っ張り出して、
「いや、僕は大丈夫だ」って、それらをはねのけて進むのではないだろうか。
人の言葉をあてにしてもいい。
そう思えたことが今日の財産かもしれない。