今日の深夜、息子が救急車で運ばれました。
まずこの一文で刺激が強いかと思いますが、無事ですし、入院とかないです。
そのことを念頭において、このあとお目通しいただけたらと思います。
(病院から出るときに、安心して同様のポストをしてしまったのですが、言葉足らずでご心配をおかけしてしまいました。当該ポストは削除させていただいております。メッセージくださった方、ありがとうございます。)
皆さん、熱性けいれんという現象はご存知ですか?
38℃以上の高熱が出た場合、5歳ぐらいまでは起こる可能性のあるけいれん。
息子がそうなるまで、僕はそんな現象は知らなかったです。
実は一度、息子はなったことがありました。
インフルエンザか夏風邪かな。ちっぴーが薬局で薬を待っていたときに、ビクビクっ❗と。
僕はその時は現場にいなかったんですね。
ちっぴーが「死んじゃうかと思った」と語っていたのですが、またなるとは…高熱で脳の機能に支障が出るから起こると言われているんですけどね。
僕は今日それを初めて目の当たりにしたけど、本当に怖かった。
表現するのが難しいんだけど、陸に上がってしまった魚のようになるんですね。
ビクビクってけいれんして、それが終わると呼吸困難になる。息子は身体が硬直するパターンでした。(後から知りましたが、この時はもうけいれんが収まっていて、ボーっとしている状態なんだそう)
このまま呼吸が止まってしまったらどうなるんだろうって、涙が止まらなかった。
二回目のちっぴーも、それはそれは心配していました。午前4:00ごろのお話です。
けいれんはだいたい収まるので、五分は様子を診て、続くようなら救急車を呼ぶ…とのことなんだけどさ。
いやぁ、知らないとこれ無理やで。
五分経ってなくても、意識が戻らなかったり、左右別のけいれんになっている場合はすぐに呼んでいいらしいんだけど。
息子はずっと虚空を見つめて焦点が合っていなかったので、呼んで良かったんだとは思う。
全て後から教えていただいたことなのだけど、まぁ、病気ではないし、脳に障害が残ったりもしないそうなんです。処置としても、救急車で酸素を送ってあげて、けいれんが収まらないなら薬で止めてあげるぐらいしかできないらしいし。
でもね、冷静ではいられませんでしたね。
本当に苦しそうな息子に対して何もしてあげられなくて。
救急車のサイレンが聞こえるまでの時間はとても長く感じました。
駆けつけてくださった救急隊員さんと、診察してくださった救急医さんに感謝いたします。
今日も熱は40℃いって、食欲とか無いですけど、元気な時も沢山ありました。
生きていてくれてありがとうって心から思うんです。
大切です、命。
自分の命の価値を軽く思うときってあるけど、やっぱりそれは知らないからです。
大切です、命。
息子はヘトヘトの我々夫婦に、減らず口やわがままを言ってきましたけど。
それが全て愛おしい。
あなたの声が聞こえること、寝息が聞こえること。
本当に嬉しいです。
今日は看病と、寝不足で何もできなかったけど。
愛おしいってことを心底確認した日だった。
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