どうも、配信ばかりしていたら速度制限がかかってビックリしている野村です。
4/24 のMCでさらっと伝え、最近ちょぼちょぼ話題に出している僕の独立について思いを書き綴ってみようと思います。
かなり長くなるでしょうが、覚悟してお付き合いください。
まず、僕が現在目指している職種はインストラクターになります。
ボーカル、アコースティックギター、話し方教室などの先生。それになりたいんです。
ぶっちゃけ給料は、下がります。
人気講師になれば今より稼げるけど、転職したら当たり前だけど生徒さんが付いてないから、下がります。
それでもなりたい理由があります。
まず、フジコ・ヘミングさんだったと思うんだけど、
「ピアノ講師になったら、芸を磨かなくてもお金をもらえるようになる。そうするとどんどん腕は下がっていく」…みたいな言葉を聞いたことがあるんです。
僕は多分その時、役者現役だったのかな。
そうだよな、自分の腕を磨いて1人前にお金を稼げるようになるぞ!と、思ったんです。
だから、そういう講師業みたいなものは敬遠してたんです。
加えて、役者としても、シンガーソングライターとしても、実績がないんです。僕の実力を買ってくださってる方は、このブログを読んでる人は一定数いるかもしれないけど、とにかく書類に書けるようなものがないんですね。
無理だなと思ってました。
で、息子ができてから、本当に仕事と育児だけの日々。
頑張ってライブとかを詰め込むけど、疲れてしまうし、そこまで数を打てない。
郵便局のお仕事はお金は稼げるんですけど、自分の中でどうしてもこれ以上続けるビジョンが見えませんでした。社員登用に落ちたことでずっと続けるべきか悩んでいて、この前の交通事故で確信に変わりました。
辞めたい、から、辞めよう、と。
やりたいことはあるけど、上手く生きられない。僕はどうしたらいいんだろう。
これからの人生どうやってキャリアアップしていけばいいんだって思ってました。
それではどうするかというと、転職になるわけです。
で、ちょっと前に自分の店を持ちたいとか、言ってた訳ですね。
沢山考えました。それ以外にも。
運転教習所の先生、ライブハウスの店員、移動スーパーの販売、ピザ屋、福島に帰って新しいこと探す…
でもどれもピンと来なかった。
それは多分ね、自分の心の中でわかっていたからだと思う。
「逃げの転職」だって。
「郵便局が嫌だから辞める」だけの転職だったんですよ。
多分講師インストラクターの仕事もこの前までずっと「逃げの転職」の一つでした。
特に何の志もないんですから。
逃げたいけどさ。
息子いるし、ちっぴーいるし。
それではあかんやん。
ただ、郵便局にいつまでもズルズルいてはいけないという気持ちだけは間違いないので、ずっと苦しかったです。
僕が逃げの転職ではなく、本当にやりたいなと思えたのにはいくつか転機がありました。
まず、PODで、音楽解説ライブを始めたこと。
歌詞のこととか、コードのこととかね。話したのです。
去年やってみたら、新しい切り口ではあったし、新鮮な体験を提供できたのかなって思ったんです。
その時に「先生向いてるね」とか、新しい見方を教わりましたって帰っていくお客さんを見て、人を育てる、何かを与えていくってとても面白いなって思ったんです。
昔は演劇部の先生にもなりたかったからね。
その経験を経て、4/9、仲間のシンガーの子にレッスンをした。
他にも色んな人から習っている人だったから、僕にしかできないだろう「演劇的アプローチ」でボーカルレッスンをしたんです。
その時にスゴく感動してくれたのですね。
その時に「何の実力も無いと思っていたけど、僕にも何かできるかもしれない」と漠然と思いました。
レッスンで対価をいただいたのも本当にありがたかった。
そこからは早かったです。行動が。
今まで「逃げの転職」だったものが「攻めの転職」に変化したのを肌で感じたんです。
僕はこれになるために、郵便局を辞めたいと本気で思えました。
普通にフルタイムで働いてます、郵便局。
残業も含めるとだいたい1日平均9時間は働く。
9時間働きゃそりゃ、郵便局員としてのスキルは上がっていく。
でも、シンガーとして、表現者として、ボーカリストとしては上がっていかない。
それがスゴく悔しかった。
この前出てくれた尾上ちゃんなんかは、コンスタントにライブしていて磨かれていってる。
僕も専門学校時代はそうだったはずなのに、それができない。でも、音楽を仕事にできる実績も経験もない。
いや、悔しかったな(笑)
だからね。
僕、1分1秒でも長く表現のことを考えられる仕事をしようと思ったんです。
そうすると、ライブハウスの店員とかでもいいのかもしれないけど、それはやっぱり僕にとっては逃げの転職。やりたいことではないのだろうから。
音楽は1日やれるかもしれないけど、僕はやっぱり人と何かしたい。
人に何かを教えることの尊さとか嬉しさを知ったから、僕はインストラクターを本気で目指したいんです。
フジコ・ヘミングさんのお言葉を借りるなら、講師の仕事をしているほうが、まだ今よりも芸は磨かれる。間違いない。
だから、あのお言葉は僕は一度捨てようと思いました。
で、肝心な「シャイニーズで売れたい」はあるのかと問われれば、「無い」と答えます。
というか、昔から「売れたい」という欲は無かったんです。武道館、紅白、100万再生、興味ないんです。
ただ、生活をしたいというのと、一生やりたいということは決まっていて、そのために売れたいと思うことはあった。後は認めさせてやりてぇってのはありますかな。
なので、今はインストラクターをやり、シャイニーズも合わせてキチンとやるってのがしっくりきますねぇ。
生きて表現に携わって芸を磨ければ、僕はそれで人生ゴールなのかもしれません。現状の結論です。
で、ここまで書いたけど、まだ面接の結果、合格も出てないからね、なれるかもわからないんだよね(笑)
不採用だったら、次を探したいので、是非とも何かしら情報があれば教えてください。
あと❗その演劇的アプローチからレッスンしたいって人、大募集です❗
近々、友人の家にフリースペースができてレッスンできそうだったり、行きつけのカラオケ店の1ヶ月半額クーポンが手に入りそうだったりするので(笑)
お安くできると思います❗
フリーランス野村です。自営業ってエグいね。
まだ普通に郵便屋だけど。
忙しいんですよー。
あれこれ考えてねぇ。
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