2020年10月31日土曜日

自分より少し抜け出る

 自分に余裕がないなぁと感じます。


11/12の配信ライブがありますが、ワンマンライブも12/6に。

手をつけようとすると、何か落ち着かないのです。

セットリストも決めきれないし、カバー曲の原曲を聴いて、自分の下手さを実感したり。

間に合うのか…と。

まぁ、間に合わせますけど❗

時間が欲しいなぁと、久しぶりに思ってます。

あとはね、やっぱり体力と健康が欲しい。

元気があれば何でもできる。

本当にそう。

昨日の夜からまた一段と寒くなり、体調の管理も以外と大変でやんす。


悪い傾向であるなぁと思ってます。

いいカッコしたい気持ちが出てきている訳ですよ。

自分の甘さや弱さを痛感します。

今まで見ないようにしてたことも見なけりゃいけない。

これはなかなかにしんどい。


だけど、いい傾向だとも思ってます。

不安になるほど、それに懸けて頑張っているということですから。

今日もギターの練習をして、弾けなかったフレーズが弾けるようになってきましたし。

恥をかきたくないから練習する訳だし。

やれることしかやらない日々を少し抜け出るのもカッコいい。


と、そう暗示をかけなければやってられないです(笑)


芝居の稽古と本当に似てるなぁ。

2020年10月30日金曜日

台本

 ワンマンライブの演奏曲も、11/12の練習の合間に決めております。

平行して、ちょこちょこ歌詞カードを作っているんです。

一部と二部を分けるつもりなんですが、一部で結構カバーをやりたくて。


カバー曲をやるなら失礼の無いようにやりたい。

配信で簡単にやるのとは、やはり緊張感が違いますね…作品にせねばならん。


歌詞カードを作り、色々俯瞰して見る。

すごく台本を読む感覚に似ています。

唄を歌うというのは、深い作業だなぁと改めて。

ここまで真剣に練習をするのも久しぶりでございます。

自分の曲もこれぐらいやっていきたいものだと思いました。



あ、あと。

最近、1日おきに閲覧数がある日とない日がございます。

閲覧数がある日は、ない日のちょうど1.5倍ほど。

なんでしょ、この法則(笑)。

ブログは未だに分かりません。

2020年10月29日木曜日

急遽差し替え

 シャイニーズで練習をしました。

11/12の練習だったのですが、非常に集中力が高い状態でできたので、満足。

書くと恥ずかしいので書きませんが、ちっぴーから、結構大事なダメをもらいました。

ギターとボーカルのバランスについてなのですが、これからの弾き語り人生で持っておきたいダメになりました。

頼もしい相方です。


今、アウトデラックスを観ているのですが、恐らく俳優の伊藤くんのひき逃げ事故を受けて、放送を差し替えて放送されてます。

午後の13:50に録ったんですって。

なんか、歴史的な瞬間を観ているようで面白いです。


これがライブだな。


用意をされていないところから、演者が面白い瞬間を生み出そうとしている感じ。


24時間、27時間テレビのダラダラした感じは嫌いなんですけど。

多分みんな真剣で緊張感があるんだろうな。


無料配信だけど、プロの仕事を見せてもらいます。

2020年10月28日水曜日

路上ライブしたいです

 とある人のツイートから、路上ライブをしている動画が流れてきました。

流し見しかしてないんですが。

うわぁ、このご時世でも路上ライブをしている人がいたのか。

素晴らしい。

よく決断したなぁ。


と、思っていたのですが、2018年の動画でした。

勘違い(笑)


しかし、そこから、やっぱり路上やりたいよなぁという気持ちが膨らんでいます。

配信もいいけどさ、やっぱり生の空間で響きたいですよ。


全編マスク装着しながら歌うとかすればなんとかなりませんかね。


どうしても配信数が増えないとすれば、結局不特定多数の人に聴いてもらうって難しいんですよね。

出会いとかも発生しないし。


とりあえず明日はシャイニーズの練習なので、この欲望は練習にぶつけますけど。

ワンマンに向けてゲリラ的にできないか模索したい。

2020年10月27日火曜日

有料配信とは

 クリープハイプのファンクラブ「太客倶楽部」限定の有料配信ライブを観ました。

ちっぴーが会員でございますので。

クリープハイプも新型コロナの影響で10周年ツアーがキャンセルになってしまったり色々ありました。

やっと久しぶりにライブが観れたのです。

前半配信の流れが掴みづらそうだったけど、後半はいつものクリープハイプで。

カッコ良かったなぁ。


少し前にサザンやら、山下達郎さんの配信が話題になったのは記憶に新しいですけども。

僕たちは有料配信というものを観たことがありませんでした。

無料配信で投げ銭したことはあるけどね。


11/12に僕たちも代々木ラボの有料配信に出ます。

正直、自分達の配信にお金を出してくれる人がいるのだろうかという気持ちが拭えませんでした。

有料でチケットを払わせるというのはどういうことか、クリープハイプに教わりたかったのもあります。


分かったことは、やっぱりライブ会場で生で観た方が何倍もいいなぁということ。

僕もクリープのライブ数えきれないほど行ってますけど。

生には敵わない。

改めて。

配信は配信の良さがあるのだろうが、僕はライブの良さが好き。


あとは、やはり配信は一方的なコミュニケーションなんだなって思いました。

悪い意味だけじゃなくてね。

勿論リアルタイムのリアクションが無い訳で。でも、聴いてるほうはすごく聴いてる訳です。

それを信じていいんだなって、客の立場になってわかりました。

今日のチケットは3000円だったけど、ただの画面の情報に金払って観てんだもん。見逃さないように。

愛だよね。

お客さん側の一方的な愛を信じること。

それを大事にしようと。


あと、これはちっぴーと話しててすごく納得したんですけどね。

聴いてる人が基本一人、ってことを感じたほうがいいねと。

僕らは二人だったけど、聴いてる人は、だいたいソロで配信聴いてるんじゃないかなぁ。


少なくともライブ会場の塊よりは小さな単位で音楽を聴いてるんじゃないかなって思ったんですよ。

多くても家族で、とか。友達同士で、とか。


だから、大多数の人に唄やMCを届けるんじゃなくて、画面越しの一人一人とパーソナルなライブができたらやっていけるんじゃないかと思いました。


先ほど11/12のセットリストも決めました。

多分、とっても珍しいセットリストだと思います。

2000円のコンテンツにできる自信が出てきました。


このブログを読んだあなた、観てくれたら嬉しいです。

まだ、配信のURLは送られてきてないけど(笑)

2020年10月26日月曜日

何者だ

 今日仕事をしてたら知らない携帯番号から電話がかかってきたんです。

なんだろう?と思って出てしまったんですね。


「シャイニーズ様ですか?ネットショップのベイスさんを運営されている…」

といった類いのことを話された。

もう忘れたが、株式会社なんとかって言っていた。

「ネットショップ拝見させていただいたんですが、良いなぁと思いまして」と続く。

なんで俺の番号を知っているんだ?と思ったが、ネットショップに登録するにあたり、事業者の電話番号と住所を登録しなければならない。

恐らくそこからかけてきた。


しかし、こちらも仕事中。

緊急ではない電話だったので、

「すいません、仕事中なので一回切っていいですか?」と伝えた。


普通の社会人なら出てもらった段階で

「今、お電話大丈夫ですか?」と言ってしかるべきだし、

「お忙しいところ申し訳ありません💦こちらからかけ直させていただきたいのですが、ご都合のよろしいお日にちや、時間帯などございますでしょうか」

という返答になるのではないですかね。

別に取引先でもないし、勝手にそっちがかけてきてる訳だから。


しかし、電話先の若い男は

「え…はぁ」

といった感じだった。


え、なんで分からないんだ?と、思い


「いや、ですから、今少し手が話せないので一度切ってもいいですか?」と伝えた。


しかし、何故だか

「はぁ…分かりました」

みたいに、ふてくされているというか

「せっかく電話かけたのに」ぐらいのテンションだった。


ここからは僕の予想なんだけど、多分ネットショップのアクセス数を上げたくありませんかって話をしたかったのではないだろうか。

一応こちらの都合で切ってしまった訳なので、昼休みにかけ直してみたが、いつまで経っても話し中だった。

完璧なるアポ電だったろう。

そのあともかかってくることはない。


今度かかってきたら、

「僕たちのショップのどこが良かったんですか?」

とでも聞いてやりたい(笑)

このブログを読んで電話かけてきたら褒めてやろうかしら。


面倒が増えるなぁ。

2020年10月25日日曜日

酒気帯び運転未遂

 昨日、飲み会に行く前にブログを書いておいて良かったです。

飲みすぎました。

湯浅さんがウイスキーのボトルを開けてくれて、ハイボールをご馳走に。

吐いたりはなかったですけど、気持ち悪くなりまして。

後半の記憶があまりありません💦

記憶がないとか、あんまりないんだけどなぁ。


あと、起きたら頭がスッキリしなくて。

多分人生初か、久方ぶりの二日酔いを経験しました。


僕は車を運転する仕事をしているものですから、酒が残っていた場合、飲酒運転の恐れがあったのです。

商業用ですから、アルコール検査も勿論します。

出勤したときにセルフで検知器やったら、引っ掛かりました…。

酒気帯びにはならない、ごく低い濃度だったけど、引っ掛かったんです。


ゾッとしました。


酒気帯びにならないとはいえ、アルコールが出てしまったので。

最悪平謝りして、乗務停止になるのですけど…

社会人としていかがなものかって話ですよ。

酒を普段飲まないから、そこまで気にして飲まなかったんですよねーー。


とにかく、準備をして発車するまで二時間弱ありましたので。

歯を磨き、なるべく身体を動かして呼気を多く出して(笑)

これで乗るときダメなら潔く謝ろう。

若しくは全部人力で運ぼう、くらいの覚悟でした。


最終的には、乗務するときになんとか0.00の数値にまで下がってくれました。

ホントに怖かった。

僕がもう少し酒に強くて、もう一杯飲んでたらアウトだったと思う。


もう、あんまり酒をガバガバ飲むのはやめます。

今日は反省です。

2020年10月24日土曜日

もうサヨナラ

 今日はいつ以来か、飲み会に向かっております。

湯浅秀栄氏が誘ってくれました。

飲むとブログを書く気も起こらないだろうから、会場入りする前に。


飲むと言っても、ミュージシャン同士の会合のような感じらしいです。

演奏も可能らしいが、どうなるんでしょうか。

だらだら飲んでダベる。

贅沢ですよねぇ。


コロナ禍になってから、ライブに行ったり、飲みに行ったりはめっきり減りましたね。

ホントいつ以来なんだろう。

今日は電車で向かっております。


僕はお金に余裕があるわけではないので、いつも飲み会に行くときは、牛丼屋さんに寄ってお腹を満たしたり、缶ビールを一本空けていったりします。

その分お店で、お金を使わないようにするという作戦です。

セコい(笑)

新聞奨学生からのクセなんですけどね。


今日も久しぶりに缶ビールを飲んだもんですから、早くも酔っています。

あとは楽しんできます。


では、また明日。

2020年10月23日金曜日

エロとプラネタリウム

 ちっぴーと浅草とスカイツリーに行ってきました。

雨のなか(笑)


スカイツリーには登らなかったんですが、浅草と周辺のソラマチで1日過ごしていました。


浅草では老舗の洋食屋さんに行ったり、スカイツリーでは墨田区の伝統工芸品を売っているショップを見たり。

楽しかったですね。


雨だったので、スカイツリーには登らない選択をしたのですが、中にプラネタリウムがあるんですね。

へー、面白そうだと。


しかも、現在「R18オトナ プラネタリウム」という企画をやっていて。

ギリシャ時代の奔放な性のこととかを星座に絡めていたんです。

ネタバレになりますけど、星座に結構そういう話があるらしくてですね。

面白かった。

何より、プラネタリウムってロマンチックだったり、綺麗なイメージがあるじゃないですか。

そこにエロさを入れるっていうのがね。

非常に新しい。

感心しました。

表現だねぇ、と。

小峠さんとYOUさんが出演されてまして、ちっぴーと笑いながら観ていたよ。


面白いこと考えるなぁ。

2020年10月22日木曜日

すれ違い

 ラーメン屋さんにお昼行きました。

ランチにライスがついてお得なのです。

僕は痩せの大食いなので、いつも大盛りをお願いしています。

大中小が選べるんですけど。


僕の後にえらく声が小さい男の人が入店してきました。

店員さんが麺の固さを聞いたあとに「ご飯大中小どうしますか?」とその男性に聞きました。


僕の席からは「ふつうで」と、ギリギリ聞こえたのですが、店員さんは換気扇の音とかがあって聞こえなかったんでしょうね。

「ご飯どうされますー?」

と、少し苛立ちぎみに聞き返す。


男のお客さんも「言ったんだけどな…」といった感じで

「要ります」と応える。


店員さんはさらに苛立ちぎみに

「【大中小】どうされますー?」と。

サイズ言えよ、という感じになりました。


人間はこうやってすれ違っていくんだなぁ。

伝えるって難しい。

2020年10月21日水曜日

活動報告

 箇条書きになりますが。

Shiny'sが沢山動いた日でした。


びいだまマーチの注文がネットショップに入る。

ありがたい。

手にとって欲しい人に送れるのはやはり嬉しいです。

なんでしょう、会場で渡すより注文が入るほうが緊張するのは(笑)。

大切に送り出そう。


少しまとまった時間が取れたのでワンマンライブの練習を沢山しておりました。

そろそろセットリストを決めたい、と思いながら決めきれない日々です。

流れで配信も。

10/17のライブで、最近配信してないねって話が出まして。

今日は少しやりたいなと思えたので。

声を張れない配信はやっぱりやらないほうがいいなぁ。なんて思ったり。


上記で少しいつもの日より忙しいなか、オバタケンからいがぐりロックの(恐らく)最終バージョンのアレンジが届く。

微調整を除けば完璧でした。

びいだまマーチがなかなかご好評いただいてますが、またひとつ自慢できる作品ができることが確実になりました。


今日は少し元気だったので、自炊もできたし。

上記のことも沢山起こりましたし。

忙しくても充実していました。


こんなブログもたまにはいいわねぇ。

2020年10月20日火曜日

恥ずかしくない

 最近、びいだまマーチの感想をいただくことが増えました。


10/10のリリースは、まぁ、密やかなものでしたから。

ほとんどは10/17の明大前でお手にとっていただいた方からです。


特に嬉しかったのは、参加してくれた湯浅秀栄氏からお褒めの言葉をいただいたこと。

深い内容、痛快な作品、とも。

本当に失礼ながら湯浅さんには、演奏を録音してもらってから、完成の音源を送っていなかったんですよね(笑)。

ミックスやマスタリングは僕たちだけでエンジニア坂口とやってましたから。

湯浅さんも、自分が口を出すと作品としてぶれてしまうのではと心配してくれていたみたい。


他は直接お名前を出さないですけど、本当にどれも嬉しかったです。

色んな方に聴いてもらいたい。


レコーディングやってるときは大変でしたけど。

今となっては、もうそれは忘れていますので。


やってよかったな。


自信を持っていいんだなと思えました。

2020年10月19日月曜日

応援してるよ

 「応援してるよ」という言葉には怪しい匂いがする。

「行けたら行くよ」ぐらい怪しい。


全く興味ないんだろうなって人から、僕は何度もその言葉をかけられた。

「悪いけど興味ないわ」と言われた方がどれほどスッキリするかわからない。

それが真の優しさなのかもしれない…いや、やはり傷つくのだろうが(笑)


最近仕事場の方に「やってるバンドの名前を教えて」と言われた。

「シャイニーズって言うんですよ、バンドっていうかユニットかなぁ」なんて会話を交わしました。

そして、正直その時はあまり嬉しくなかったのである。


すごく前のブログにも書いたが、「いつになったら売れるの?野村さーん」と言ってくる失礼オヤジが仕事場にいる。

ほとんど会話をしないようにしているので、もうそんなやり取りはないが。

なんか、そんなやり取りが起きたら嫌だなって思ってしまった。


しかし、そのあと。

「YouTube観たよ、ライブの」と教えてくれた。

ご存じの通り、僕は本当はとてもシャイなため、こういった時にいつもまごまごしてしまう。

感想を聴くことなく、中途半端に接してしまった。

しかし、嬉しかった。


そして、今日。

「この前ライブが終わったんでしょ?」

といったことも聞いてくれた。

伺ってみると、どうやら検索したり、Twitterを見てくれてたみたいです。

僕が何も宣伝しなくてもそこまで調べてくれたのかと頭が下がりました。


これなら「応援してるよ」と言われても悪い気がしない。


ありがとう。

2020年10月18日日曜日

血が巡る

 昨日から、本当にイキイキしてます。

血が巡っておりますわ。


ライブも少し動きはじめました。

11/12に無観客配信ライブに出演します。

詳細まもなく出ると思いますが、初出演の場所でございます。



ワンマンライブの演目を1日考えていました。

昨日のライブを経て、実感が出てきたのでしょう。

昨日のようなライブを一人でも行いたいと。

強く思ったのですね。

活力が、血が、巡るのです。

ワンマンってこうでした。

やったります。


カバーもやるつもりなのですが、演奏許可をいただく連絡も。

個人的に許可をいただけないと思っていた方に許可をいただけて、本当に嬉しかったです。

楽しみにしていてください。

僕が本当に楽しみです。

自分の名曲、みんなに知られるべき名曲を沢山奏でたいです。



あと、今日はこたつ布団を新しく買ってぬくぬくしました。

血が巡りますねぇ。

2020年10月17日土曜日

ライブにしかないもの

 明大前マイスペースにて岡ちゃん主催の「中ソコ」でした。

ライブ後記を書けるのが嬉しい。


セットリスト


1.伝えごと

2.てくてく

3.コネクション

4.人のせい(新曲)

5.エントロピー

En.部屋の中→ぼくはえんぴつ

びいだまマーチのリリース直後、本来は出演を見送るはずでしたが、レコ発に代えて出演を決めました。

呼んでくれてありがたい。

勿論びいだまマーチも旅立ちまして、嬉しい限り。


恐らく岡ちゃんのご厚意で出番がトリになり、他の演者さんの演奏を聴きながら、ライブってものを楽しんでいました。

いい空間だなぁ。

MCでも話しましたけど、本当に楽しかったんですよ。

伝わるかな、とか。

上手くやれるかな、とか。

そんな不安は皆無で。

自分の今日の音楽への向き合い方が大好きでした。

こんな夜なら毎日歓迎だね。


湯浅さんはじめ、色んな方にびいだまマーチを届けられてそれも嬉しかった。

売れたってより、やっと聴いてもらえるんだって嬉しさ。

ありがたいよぅ。


明日からまた頑張ろう。

配信の100倍楽しかったです。

人がいてこそのライブですわなぁ。

2020年10月16日金曜日

違う人

 僕の乗る電車はいつも混んでいる。

新型コロナの影響で少しギュウギュウから、キツキツくらいになった。


朝、そんな電車に空席があった。

「やったぞ」と座り、ウトウトしながらスマホゲームに興じていた。

しかし、途中で2つ隣の女性が女性に席を譲っていた。

両方お若い。

まさかと思って、譲られた側の女性を見ると、カバンにマタニティマークが。

いやぁ、申し訳ない。


帰りは帰りで、満員電車で足を踏まれた。

一言詫びも無かったので「てめぇ、この野郎」と思ったが、踏んだ人の目を見るとどうやら知的障がいを持っているようだった。


誰も自分と同じわけではないですね。

視野を広く持ちたいものです。


明日は久方ぶりのライブ。

感覚が鋭敏なようで、何よりだぜ。

2020年10月15日木曜日

あるものを大切に

 四谷天窓系列の三店舗が閉店するというニュースを観ました。

いやはやビックらこいた。


天窓はグループ経営もしている、ライブハウスでは中堅ぐらいになるのではないか。

高橋優さん、山崎まさよしさん等も出演されたこともあったそう。


ボクたちは仲間とのツーマンライブに天窓.comfortを使わせてもらい、そのあとその縁でワンマンライブを四谷天窓で行わせてもらった。聖人君子にあこがれてのレコ発「下ろしたてのシャイたち」もここだ。

Shiny'sの初期によくお世話になりました。

ホームを秋葉原や下北沢に移してからはあまり縁がなくなってしまったけど。

閉店の理由は色々あるんだろうけど、新型コロナの影響は明らかだろうなぁ。


結構な反響があるけど、きっと。

みんな、

「天窓は大丈夫」って思っていたんじゃないかな。

同じ感覚で、zeppは大丈夫、渋谷O系列は大丈夫って、思いがちだわ。


いやぁ、本当にあるのは当たり前じゃねぇんだわ。

身近にこういうことが起こらないと、簡単に忘れてしまうんだなぁ。


終わってからじゃ遅い。

今から、あるものを大切にしないといけない。

2020年10月14日水曜日

取り戻せ

 秋に自律神経を狂わされております。

落ち込んだり、

苛立ったり、

忙しいですわ。


朝はギリギリまで寝ていたんですが、このままではダメになると思って、夕飯は何とか自炊をしました。

チョリソーチャーハンを。

そのあと、ギターを弾いたら少しずつ元気になりました。

鏡に映った自分を見てしまいましたが、ちょっと自分の姿をカッコよく思えて、ライブの想定をして演じていました。


10/10にリリースと関係ない、プライベートのトラブルがあって落ち込んで、自己肯定感をなくしていました。

自己肯定感がないから、自分の成すこと全てが信用ならなくて。

ワンマンとかも立てないかもと思っていたのです。


こうして取り戻していくんだなぁ。


大丈夫。

2020年10月13日火曜日

ビール呑む

 僕はワインや日本酒を呑めないですが、麦酒なら何でもいい。

言い過ぎですが。

味の違いはわかるけど、第3のビールでも満足できる。


10月になって第3のビールが値上がりして、ビールは値下がったんですよね?


元々酒はそこまで好きではないし、気にしてなかったんですが、今日買い物に行ったら確かに第3のビール高くなってるなぁと思いました。

代わりにビールを買いました。

いつもは高くて飲まないですけど。


近くの地ビール屋さん、そしてライブハウス。

この二ヶ所以外でビールを呑むことはほとんどないだろう。


久しぶりに飲んだ缶ビールは贅沢の味がした。

貧乏性かな(笑)

2020年10月12日月曜日

失敗は成功の

 今日はShiny'sの練習を沢山しました。


10/17のライブがあるので、曲の練習も勿論ですが「ライブとしての練習」も。

MCとか、どのように演奏するのか、とか。

結構苦戦しましたねぇ💦

落ち込むような出来ではなかったんですが、理想に手が届かないことにガッカリしてしまいました。

ワンマンが決まってるのも大きいんだろうなあ。

欲張り。


どうしても最近部屋の中で練習したり、配信したり。

座って演奏したり、小さい声で歌うことが多かったから。

ライブをするって改めて難しいなぁと思いました。

これでお客さんも入るわけですから。


まぁでも、ここが上手くいってないねってちっぴーと共有できたし。

何回か繰り返すうちに、こうだよねって方向も見えて。


下手な自分が見つかっただけでも宝だなと思えました。


帰ってきてからも少しギターを弾いて。


後ろ向きな気持ちを少し置いていこう。

2020年10月11日日曜日

カッコいい


 ワンマンライブのフライヤーがカッコいいというお声を多数いただきます。

いやぁ、いつもカッコつけきれないものですからね。

撮ってみましたよ。

半裸で。


    ちなみに、これはちっぴーにもデザインは相談していないので、編集、撮影、構成、全て僕です。

    ソロワンマンライブはなるべく自分で色々決めたいんですよね。



    想像してくださいね、半裸の男がカッコつけて一人で頑張って自撮りしているところを。

    なかなかメンタルが鍛えられました(笑)。


    タイトルは「丸腰」ですが、他の候補に「1/2」「裸一貫」がありまして。

    この写真はその二つを合わせたような構成でした。

    しかし、1/2はなんかマイナスの印象だし、裸一貫を辞書で引いてみると

    「己の身体以外に資本がないこと」といった意味があり。

    僕のワンマンライブにはギターがあるから、それは少し違うのかもと思いましてね。


    似たような言葉に丸腰がありました。

    これだな、と。


    さてさて、オバタ先生からも、いがぐりロックのデモが段々届きつつあります。

    年末まで駆け抜けていきますぞ。


     

    2020年10月10日土曜日

    実感

     びいだまマーチ、リリース日となりました。


    昨日も申しましたが、実感がなかった訳であります。

    手渡しができていないもので。


    今日、びいだまマーチをネットショップでお買い上げいただいた方から、感想をいただきました。

    もう、その文面をそのまま書きたいくらいありがたいお言葉をいただきました。

    今までの苦労はこうして報われるんです。

    まだまだ届けられてるとは言えないけど、諦めずに続けていけたらな。


    それと、昨日かけて完成させていたソロワンマンライブのフライヤーを公開し、告知を開始しました。

    開催を決めて何人かの方から「行きたい」というお言葉をいただいていましたが、正式に予約もいただけまして。

    こちらも実感が沸いてきました。

    新型コロナで停止していたものが動き始めたような感覚です。


    今日はプライベートでとても落ち込むことがありましたが、へこたれていられません。

    刻んだら忘れて進もう。

    2020年10月9日金曜日

    インディーの特権

     21:00からリリース記念ラジオという名のツイキャスをやりました。


    毎度思っていますが、僕らシャイニーズのアカウントには数が無いから、聴いてくれる人が少ない。

    でもその数少ない、聴いてくれる人の質が本当にいい。

    コンティニューコインもいただき、一時間ずっと聴いてくださった方がほとんど。

    僕はこれを誇りに思う。



    ちっぴーが言っていたけど、リリースの時にリスナーさんに直接手渡せるというのは本当に贅沢なことだったんだよな、と改めて感じさせてもらった。


    もし、メジャーアーティストの人なら発売日にレコ発ライブをできるとも限らない。

    リリースした後に全国ツアーで廻るとしても、時差はある。

    発売したという実感は、そこまでないのかもしれない。

    なんか、大々的なレコ発ができないということに少し悔しさを感じていたのだけど「リリースした」ということがまずは何より大事だったんだよなぁと。

    思いました。


    これからまだそんなにライブはできないけど、聴いた人の感想も沢山聞きたい。

    ライブでお渡ししたい。

    インディーアーティストの特権をこれからも駆使していきたいね。


    とりあえず明日、聴いた人からの感想来ないかなぁ。

    ワクワク。

    批判じゃなければいいけど(笑)

    2020年10月8日木曜日

    届くんじゃなくて届けるんだなぁ

     びいだまマーチの発送をしました。

    明日以降だと、10/10に着かない場合もありますからね。


    涼太くんから突っ込まれましたが、クリックポストという商品で発送しています。

    定形外郵便ですと追跡サービスないし、荷物扱いだとちとお高い💦


    準備をしながら色んなことを考えました。

    聴いてくださる人の顔を想像して。


    台風の影響で無事に濡れずに届くだろうか。

    乱暴な扱いをされて割れたりしないだろうか。

    送る人を間違えないだろうか。

    とか、もう、心配ばかりですよ。

    直接渡せないというのは何とも不安なものです。

    配送業者を経て、託す。

    それだけでこんなに不安になるんだなぁ。


    でも、離れていても届けられるというのは素敵です。

    注文してくれた人は、本名や、住所、電話番号やメールアドレス…

    個人情報を預けて、それこそ信用して、教えてくれた訳ですから。

    報いねばなりません。

    無事に届いてほしい。

    音源を売るって、こんなに大切なことだったんだなあ。

    十弦十色も聖人君子ももっと人の手に渡さにゃあ。


    そしてできるならライブやって、人の顔を見て渡したいなぁ。 

    さらに10/17のライブが楽しみになりました。


    やること沢山増えました。

    明日はワンマンのこと決めて、リリース記念のラジオじみた配信。

    勝手に増えてきた活動が愛しいです。

    2020年10月7日水曜日

    12/6 ワンマン決定の経緯

     ソロの初ワンマンやるなら秋田犬がいいなぁと思っていて、5月くらいにやれたらと思っています、と言っていた。

    しかしレコーディングが年始に開始されて、完パケする前に新型コロナの流行。

    ソロワンマンは流れてしまいました。


    シャイニーズの再開ライブも今度の10/17だし。

    その前は浴衣祭だけ。

    どちらにせよ今年は難しいだろうなぁと思っていたんですけどね。



    うちまけいたくんのTwitterで、うちまくんが秋田犬の配信で歌うことを知る。

    そして、小林薫さんも歌われることを知る。

    出演時間が分からなかったので、薫さんに連絡しました。


    そうしたら、出演時間を知らせてくれたあとに「来いよ、飲もうぜ」と誘ってくれたのです。

    薫さんとはもう五年、十弦十色のリリースライブ以来会ってないのです。

    何とも懐の深い人です。

    なんか、その心遣いが嬉しくて。

    何にも予定のない夜に予定が入りました。

    ちっぴーと二人で向かい、僕だけお酒をいただき、色々話していました。

    ライブをやる、やらないって、もう【決める】しかないんだよなって。

    感染のことを考えたらもう何もできないんだから、予防とか対策とかやることやって【決める】。

    そうするしかないんだろうねって。

    そして、以前薫さんの曲を「ソロのワンマンで歌わせていただきたい」と連絡していたので、ワンマンの話にもなりまして。


    「もう今日決めちゃいなよ」と、大先輩から。


    今年はないと思ってたからね。

    「おー、うー、そーかー」

    なんて濁していたら、ちっぴーからも

    「決めちゃいなよ」と(笑)

    うちまくんもいたので、決める空気になりましてね。

    俺らがオープニングアクトとか全然やるよ、とも言ってくれて。


    即秋田犬にスケジュールを確認して、12/6に決まりました。

    早かった(笑)


    でも良かったのだと思ってます。

    去年は「俺なんかがやるには早い」と思っていたし。

    今年に入ってからは「感染が収まってから」と思っていた。


    待っているより、決めてしまう。

    そうすればそこに向かって人は動く。

    また新型コロナの感染が悪化しない限り、全うしたいと思います。


    ちなみに、その翌日、小林薫から連絡がありまして。

    「ごめん、スケジュール確認したら12/6ライブ入れちゃってた💦」との、ことでした(笑)

    五回ぐらい謝られた(笑)


    最後まで面白いおじさんでした。

    2020年10月6日火曜日

    これならやりたい

     ライナーノーツが一段落しました。

    また見返してみてくださいね。


    書き終わるまでに色々ありました。

    大きいところでは、12/6に僕野村ソロのワンマンライブが正式に決まったことでしょうか。

    5月ごろやれたらと言っていたあれです。

    お陰で非常に慌ただしい年末となりそうです。

    言うても新型コロナでライブ活動がゆるゆるしていたので、こんなにヒリヒリするのは久しぶりです。

    早速行きたいというお言葉をいただき嬉しい限り。

    これに関してはまた日を改めて詳細やら、気持ちやらを綴りたいと思います。


    今日はキャラメル包装された新譜「びいだまマーチ」が無事に届き、10/10に滞りなくリリースできることになりました。

    ネットショップでも商品一覧に追加いたしました。

    何分初めてなので上手く発送とかできるかなぁ。


    そして、10/17のライブもソールドアウトとなりましたので、シャイニーズで久しぶりに練習もしてきました。

    新曲のアレンジやら、セットリストの決定。

    とても楽しかったです。


    浴衣祭を除けばもう8ヵ月弱ライブをしていないので、どれだけサビついてしまっているのかとビクビクしてましたけど、シャイニーズは大丈夫でした。

    僕も配信をやっていたり、ちっぴーもおうち時間で筋トレに精を出したりしてましたから。

    伸びている部分も勿論あって。


    早くリアルのライブで、僕たちを披露したいとこです。

    お楽しみに。


    忙しい日々、でも、これなら悪くないですわ。

    2020年10月5日月曜日

    【エントロピー】ライナーノーツ

     ライナーノーツも今日で終わり。

    いがぐりロックの時にまたやりたいなぁ。

    最後はびいだまマーチ5曲目「エントロピー」です。

    この曲が生まれて、僕のソングライター人生はひとつまた変わりました。


    歌い手、「松下直樹」という男がいます。

    僕は最初その男のことが苦手でした。

    Zeppでライブをしたこともあるその男は、何かスカしていて、まぁ、勘違いされやすい男なんです。あまり表情も動かないし、クールに見えるし。

    仲良くならないまま、なんか、苦手だったんです(笑)

    しばらく経つとその子がバンドを解散して、久しぶりにライブをやるという話を聴く。

    確かゆきんこさんの企画だったと思う。

    取り立てて興味はなかったけど、その日の松下直樹が素晴らしく「生きていた」。


    後から聞いた話では、鬱を患って、ずっと歌えてなかったんだって。

    その復帰ライブを僕は観たんですね。

    俺なんかが歌っていいのかって気持ちを圧し殺しながら、松下は真っ直ぐに歌っていた。

    僕はその姿に涙が止まらなくて。

    その姿をとにかく美しく感じました。

    逃げてない感じ。

    そのあと、急に仲良くなったよ(笑)。


    曲はギターをいじってたら、メロディとコード進行がなんとなくできていたんです。

    それにあう歌詞もなんとなく。

    音楽用語でクリシェっていうんですけど、コードの一部分を動かしていく作曲技法はシャイニーズとしても新しかったし、朝風呂のようにずっと同じコード進行が続く。

    でもこの「ずっと同じ」に、引っ付く歌詞ができなかった。

    この作りかけの曲が「できそうだ」と思い、詩を完成させました。

    松下の弱さと僕の弱さが重なりあって。

    今これを書かなければいけないなって。


    今も皆さんに愛される曲になりました。

    ぼくはえんぴつという曲が良くできた曲で、えんぴつが好きですって声を良く頂くんですけども。

    エントロピーもそんな位置にいけてる気がします。

    ちなみにエントロピーとは、物理学の用語です。調べても意味分からないと思う(笑)


    レコーディングは、他の曲ほど苦戦しなかったような印象があるけど、覚えてないですね(笑)

    多分レコーディングのはじめの方にレコーディングしたんだと思うけど。

    メインボーカルがちっぴーなので、そこも苦戦してないと感じる理由なのかも。

    聴く度に良いボーカルだなぁと感じます。

    この曲が作品として遺せて良かった。

    2020年10月4日日曜日

    【えん】ライナーノーツ

     昨日の配信で「誰かの娯楽になりたいわけではない。誰かの1ページになりたい。」とカッコつけて言いましたが、

    俺、カッコいいなと思いました(笑)。野村です。

    今日の配信もありがとうございました。


    本日のライナーノーツはびいだまマーチ4曲目「えん」。


    この曲だけ、年始から始めたレコーディングでレコーディングしていない曲となります。

    つまり録ってあった曲なのです。

    エンジニアは同じ坂口先生。

    アルバムに収録するにあたりリマスタリングはしましたが、ミックスはそのまま。


    サポート入りを3曲、二人だけを2曲というのは企画で決まっていたし、この録音のバージョンが好きだったので収録決定。

    湯浅さんがライブで参加した「えん」も素晴らしいアレンジなのだが、そこはいつかライブで。


    この曲は、下北沢でShiny'sが企画ライブを3ヶ月に一回打っていた時があり、初回に制作。

    あの時は企画力もなくて、ひいひい言いながらやってた。


    内容は「愛している」ということに対する捉え方を自分なりに考えてみました。

    愛しているというと、ずっと途絶えない不滅のものという印象があるけど、少しそれを重く感じていて。

    傷つけたり嫌いになったって愛していいんじゃないかと思って書きました。

    プロポーズをする時の気持ちというか。


    披露したときは企画なのにそこまでお客さんがいなかったし、ひいひい言ってたからキチンとアレンジができなくて、朝風呂と一緒であまり評価を得られなかった(笑)


    そこから一年くらい演奏しない期間があったけど、舞踊とコラボしたり、キチンとこの曲を演奏しようとちっぴーとテコ入れしたりして形になってきた。

    最終的には湯浅さんとのコラボで、揺るぎない地位にいったかな。

    僕がメインボーカルの、非常に表現しがいのある曲です。



    1~3曲目までは湯浅秀栄にサポートに入ってもらいましたが、ここからは二人のみ。

    サポートを入れた曲と、入れない曲。

    後者は音圧という点で弱くなりがちで、曲順に悩みました。

    加えてこの曲はレコーディングの期間が違うから、録音の鮮度や空気も違う。

    しかし5曲目のエントロピーと、この曲を置いて聴いてみたところ、湯浅さん楽曲のあとでも「負けてないな」と判断できて、この曲順に。


    色褪せていないテイクが録れていたことに、自信もついたのでした。

    2020年10月3日土曜日

    【朝風呂】ライナーノーツ

     さてさて、今日の夕方も配信しました。

    オリジナルを歌う楽しさを思い出してウキウキしております。


    ライナーノーツ、今日はびいだまマーチ3曲目「朝風呂」でございます。


    朝風呂は、できた当初はそこまで評判にならなかった。(現在もそこまで爆発的に人気ではないけど)


    マルチアングルという、一つのテーマで様々なアーティストが新曲を書いてくるイベントがあった。

    「ぼくはえんぴつ」がそのライブを観賞しているときにできた曲なのは以前お伝えしたが、朝風呂はそのマルチアングルのパクり企画「マルパクリアングル」を企画した時に創った曲だ。

    ちなみにその時のテーマは「床」だった。「床」がテーマだけど、床という言葉を使っていないのが作詞のこだわりだったりする。

    ちっぴーもオレンジコートという曲を創った。


    初披露したときは、まだこの曲の柔らかい感じとか、大人なサウンドを表現しきれていなかったろう。

    手応えを感じられず、あまりレギュラー入りする曲にならなかった。


    しかし、大事な企画とかでちょこちょこやるうちに

    「実はやっぱり結構いい曲なんじゃないか」という風に思い出す。

    極めつけは、やはり下北沢のツーデイズワンマンだった。

    サポートパーカスのチャドと、サポート鍵盤の湯浅秀栄とのコラボに選んだ。

    初日にチャド、二日目に湯浅さんをサポートに迎えたが、両日ともサポートを加えて演奏したのは朝風呂のみだった。

    パーカス、鍵盤。

    リズムとメロディ。

    この二つの要素とどのような化学変化を起こすのか見たかった。

    一気にこの曲が好きになった。


    「こんなボロボロの日々をそれでも這いつくばって頑張ってしまうのは」という歌詞は、ワンマンツーデイズの苦労と連日のスタジオをこなしていたシャイニーズに沁みたのである。

    歌詞の内容は、大変ながらも日々何かを頑張っている自分が、自分を誇れるようにと。


    同じコード進行で持っていく単純な構成だが、音楽的に非常に自由で、技量の試される曲だと思っている。音楽コードで言うと、メジャーセブンスという淡いコードがこの曲の根幹である。

    シャイニーズが滅多に弾かない曲調なので、勿論レコーディングは難航した(笑)

    ボーカルもよせばいいのにKeyが高いのでこれまた難航した(笑)。

    逆に湯浅さんの鍵盤は曲の色合いをより、鮮明にしてくれています。

    名プレイヤーですね。


    この曲を収録することになり、僕らもまた成長した。

    今となっては背伸びして良かったと思っている。

    2020年10月2日金曜日

    【てくてく】ライナーノーツ

     「ライナーノーツを読むのが好き」と教えてくれた方がいて、非常に気をよくしております(笑)。

    野村です。


    本日はびいだまマーチ2曲目「てくてく」。

    こちらは、なかなかの人気曲ではないでしょうか。

    創ったときは結構地味だと思っていたんですけど。


    僕は結構ロックが好きなんですが、先輩の「そして、修一郎」というアーティストがいます。

    修一郎さんの奏でる楽曲は非常に優しいのにポップ。

    それが非常に心地よかったんです。

    僕は「頑張らない明るさ」と呼んでいるのだが。


    僕がギターを始めたのはゆずの影響なんだけど、ゆずや長渕さんの弾き語りから音楽入った人って、フォークロックとか、フォークバラードとかの呪縛から抜けられないんですよ。

    ギター1本のカッコよさで成立するから。


    でも修一郎さんの音楽は、ギター1本なのに色んな音が聴こえてくるようですごいなぁと思って。

    余白の美学。

    「ダンス」という曲に特に影響を受けて、僕もゆったりしたポップスを作ってみようと思って制作しました。


    勿論フォークばっかりやっていたシャイニーズではないので、それまでの経験値が加わって小気味いいリズムの曲になりました。

    歌詞の内容は、自分のペースを自分自身で分かっていたいという気持ちで書いたと思う。

    バズるとまでいかない音楽活動に対する気持ちもあるでしょう。


    レコーディングの時は、弾き慣れているから大丈夫だろうと過信していた節があり、結構苦戦した記憶があります。

    リズムが走るとみっともないし、和音も結構ひねっているから、ちっぴーのハモりの正解が分からなくなったりした(笑)

    感覚でやりすぎですねぇ。

    譜面書け(笑)


    僕らのベーシックトラックの後に湯浅さんが鍵盤を重ねましたが、湯浅さんもこの曲が大のお気に入り。

    ノリノリのご機嫌で弾きまくり「こんな鍵盤なら何回でも弾くよ」と言ってくれた。

    正直後半の弾いている後ろ姿は、ヤクでもキメてるんじゃねぇかってぐらい没入していて、怖くてちっぴーと声を殺して大爆笑していた。

    それくらいクールな演奏です。

    地味な曲に収まらないアレンジになりましたとさ。

    2020年10月1日木曜日

    【空耳】ライナーノーツ

     以前書いたキャラメル包装されていないびいだまマーチが、集荷されました。

    早く完全体になって戻ってきてもらいたいものです。


    今日からはリリースに先立ち、収録曲のライナーノーツなどをしたためてみたいと思います。

    僕はこういうのが洋楽の和訳と合わせて書いてあったりすると、好きで読んじゃうんです。そして、より曲が好きになる。

    先入観を入れたくない方は、聴いたあとに読んでいただくか。読まないか。ご自由にお願いいたします。


    初日は一曲目の「空耳」です。


    ちっぴーが子どもコンサートの時に「お化け」をテーマに曲を書くことになりました。

    お化けというものは実体がない。

    光や風と一緒。

    そう思ったら曲が全然できなくて、自分がお化けになった時を想像したら筆が進んだ、とのこと。

    そして、お化けになったとしたら、好きな人のところへ行きたいなという気持ちが生まれた。

    姿がないからこそ、見られたい、知ってほしい。

    そんな気持ちを歌いました。


    ほとんどライブでやられていない曲で、下北沢ツーデイズワンマンライブのときに、湯浅秀栄とのコラボで演奏されました。

    湯浅さんが「僕が入らないと演奏できないようなアレンジにしてみよう」と意気込み、テンポも落としてバラードに。

    今回の湯浅秀栄参加アルバムなら、この曲は入れたいなと思い収録することとなりました。

    ちなみにツーデイズワンマン以降も、一回くらいしかやっていないので、音源曲になってしまうのでないかとシャイニーズは危惧している(笑)


    ベースは、今回の収録にあたり、湯浅塾が開講。

    普段は弾かないフレーズをちっぴー頑張ってます。

    アコギは湯浅さんの鍵盤やシンセサイザーのあとに、アルペジオとかソロで彩るつもりでしたが、湯浅さんの演奏だけで世界観が成り立っていたので、エンジニアの坂口含め満場一致で無くしました(笑)。

    鍵盤の後ろで控えめに存在しています。

    普段の二人からは聴けない、新しいShiny'sのアルバムの幕開けにふさわしいアレンジになったと思います。


    書くと、また曲が好きになりますね。