2020年10月4日日曜日

【えん】ライナーノーツ

 昨日の配信で「誰かの娯楽になりたいわけではない。誰かの1ページになりたい。」とカッコつけて言いましたが、

俺、カッコいいなと思いました(笑)。野村です。

今日の配信もありがとうございました。


本日のライナーノーツはびいだまマーチ4曲目「えん」。


この曲だけ、年始から始めたレコーディングでレコーディングしていない曲となります。

つまり録ってあった曲なのです。

エンジニアは同じ坂口先生。

アルバムに収録するにあたりリマスタリングはしましたが、ミックスはそのまま。


サポート入りを3曲、二人だけを2曲というのは企画で決まっていたし、この録音のバージョンが好きだったので収録決定。

湯浅さんがライブで参加した「えん」も素晴らしいアレンジなのだが、そこはいつかライブで。


この曲は、下北沢でShiny'sが企画ライブを3ヶ月に一回打っていた時があり、初回に制作。

あの時は企画力もなくて、ひいひい言いながらやってた。


内容は「愛している」ということに対する捉え方を自分なりに考えてみました。

愛しているというと、ずっと途絶えない不滅のものという印象があるけど、少しそれを重く感じていて。

傷つけたり嫌いになったって愛していいんじゃないかと思って書きました。

プロポーズをする時の気持ちというか。


披露したときは企画なのにそこまでお客さんがいなかったし、ひいひい言ってたからキチンとアレンジができなくて、朝風呂と一緒であまり評価を得られなかった(笑)


そこから一年くらい演奏しない期間があったけど、舞踊とコラボしたり、キチンとこの曲を演奏しようとちっぴーとテコ入れしたりして形になってきた。

最終的には湯浅さんとのコラボで、揺るぎない地位にいったかな。

僕がメインボーカルの、非常に表現しがいのある曲です。



1~3曲目までは湯浅秀栄にサポートに入ってもらいましたが、ここからは二人のみ。

サポートを入れた曲と、入れない曲。

後者は音圧という点で弱くなりがちで、曲順に悩みました。

加えてこの曲はレコーディングの期間が違うから、録音の鮮度や空気も違う。

しかし5曲目のエントロピーと、この曲を置いて聴いてみたところ、湯浅さん楽曲のあとでも「負けてないな」と判断できて、この曲順に。


色褪せていないテイクが録れていたことに、自信もついたのでした。

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