もう自分の中にあると思っている作品がある。
僕でいうなら、槇原敬之であったり
ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズであったり。
ガンダムや、ドラゴンボールもそうだ。
セリフだって覚えているし、歌詞もそう。
考え方の基になっている場合もあり、そこまで自分のものになっているとあえてそれに触れようとはしない。
例えば槇原敬之でいうなら、僕にとっては「どんなときも。」がそう。
もう何百回と聴いたし、バージョン違いもある。
途中で入る楽器の音色なども思い出せる。
わざわざ自分から聴かない曲なのだ。
選ばない曲と言おうか。
嫌いな訳ではない。
もう「知っている」から。
脳ミソの中に入っているから。
と、思っていた。
ドライブ中にどんなときも。が流れた。
とても新鮮な気持ちになった。
90年代独特のドラムの音色が聴こえた。
マッキーの声が若い。
二番の「そしていつか誰かを愛しその人を守れる強さを 自分の力に変えていけるように」
という言葉に、
「本当にそうだよなぁ」と思った。
上に書いたことは、全部「知っている」ことだったのだけど、僕に新しく入ってきた。
ビートルズを聴くと毎回、今まで聴こえてこなかった音が聴こえてくるって、どこぞのビートルズオヤジか評論家も言っていたが、そんな感覚だった。
知っているつもりのことでも、僕も変化しているのだから、わかったつもりにならない方がいいなと思いました。
過去を振り返るってあまりプラスの言葉には使われないけど。
新作ばかり追いかけないで、旧作にも目を向けてみようかな。
昔読んだ本とかね。
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