2020年8月4日火曜日

年月が見せるもの

遅ればせながらジワジワと聴き続け、ゴスペラーズのシングルコレクションを聴き終わりました。

一曲単位ではない聴き方を推奨する僕ですが、ゴスペラーズさんでも楽しませてもらいました。

僕の買ったシングルコレクションは、25年のシングルをリリースした順にまとめたもの。
(キツイ言い方をすると、ホントにまとめただけなのだが)

しかし、歴史順に聴いてみればゴスペラーズがやってきたことが浮き上がってきて面白い。


メジャーデビューしてから、売れようとしている時代。
(90年代のアレンジをモロにしている)

「永遠に」「ひとり」などでヒットを飛ばして、ゴスペラーズが自分たちのできることを自覚してきたんだなぁという時代。

ヒットを飛ばしたことで地位を確立して、安定した時代。

安定したことにより、より冒険的なことに挑戦している現代。


僕が60曲ほどを通して聴いたところ、大体こんな感じを受けた。
勿論オリジナルアルバムを揃えた訳ではないので、にわかの言うことですけどね。

ビートルズなんかもそうなのよね。
僕の好きな槇原敬之、ゆず、ブルーハーツ、スピッツなんかもそう。

長い年月を生き抜くアーティストは、必ず「一色」ではない。
「一色」だと消えてしまう。

一色に見えるとしたら、赤、ピンク、朱色、橙、とかね。
同じ色の奥深さを見せてくれる。


ゴスペラーズにもそれを感じた。
特にネットで評判だったのだけど、メンバー酒井雄二さんの作品は全てが素晴らしい。

また一人尊敬する作家が増えた。
喜ばしいことだ。


配信、創作。
僕も頑張ろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿