高速道路を走らせて実家へ。
メンタルも上向いていて、計画通り早朝出発することができたので、渋滞にもそこまでハマらずに着けました。
いやぁ、平日朝は気持ちがいいです。
この長時間の運転は、いい環境で音楽を聴ける絶好のチャンスなんです。
そこで再評価をされる楽曲も多いです。
今回すごいなぁ…と思ったのはRADWIMPSのトリビュートアルバムの一曲目に収録されている上白石萌音さんの「25コ目の染色体」です。
すごいね、この曲でメジャーデビューなんだね。そりゃデビューできるわ、という才能。
上白石萌音さんとRADWIMPSといえば、「なんでもないや」が有名です。トリビュートアルバムの参加楽曲が発表された時は小躍りしたよ。僕が演劇の専門学校に通っていた時代に、みんな聴いてたもんね。
衝撃でしたよ。
その衝撃が、最初は無かったんです。上白石萌音バージョンは。
んー、なんか、原曲通りすぎるなぁ…というかね。
面白くなかったんですよ。
飯を食ってた学生が「RADの上白石のヤツ聴いた?歌うまいだけじゃね?」とも言っていた。
全く同感であった。
トリビュートアルバムで、何の変化も角度もつけないのかーと。
しかし、聴き込めば聴き込むほど、その評価は覆ります。
これは僕の主観なんですが、萌音さんはアーティストとしての我欲が前に出ていない。
こうしてやろう、こう表現しようという下心がないのだ。自分を振り返ると、もうホントに恥ずかしい。
なので、真っ直ぐその楽曲が届いてくる。
雑味がないのだ。無駄がない。
うわー、これ、できないぞと。
アレンジもほぼ原曲通りにやる、なんてさ。
「芸がない」というのとほぼ同義だからね。
圧倒的なセンスの差を感じました。
こういった経験は槇原敬之さんの「桃」でもあった。
初めて聴いた時は「えー、地味…」であった。
覚せい剤事件復帰後の初のシングルだったからね。
もっとポップでいて欲しくて。
聴けなかったなぁ。
でも、桃の世界観がどんどん分かってくると、底しれぬ才能を知る。
これも萌音さんと一緒。
人に好かれるとかではなく、芯を持って制作したのがわかる。
僕のマッキーランキングでも常に上位に入る曲になった。
こういった覚悟でモノを創作できるだろうか。
カッケェ。
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