急に秋めいてきましたねぇ。
野村です。
季節の変わり目になると元気の無くなる僕ですが、今日はまさにそうでした。
朝に上手く起きられずゆっくり生きる。
息子と久しぶりに1日一緒で、お世話をしながら。
それで精一杯です。
珈琲を飲んでも食事をしても目が覚めづらく、左足も相変わらず痛いしねぇ。
お出掛けは難しいと思っていたのですが、小雨になったので二人で散歩。
水溜まりにはしゃいでバシャバシャする息子。
図書館のようなところがあり、そこで沢山本を拡げる息子。
お前は可愛いな。
以下、思いもよらぬ長文に。
日本人学校の死傷事件のニュース。
イスラエルとヒズボラのニュース。
そんなニュースを観ると思うんです。
人を殺す人には子どもがいないのかなって。
今ここに爆弾が落ちてきたら、僕はとても悲しい。
それを人にやるのかって。
何故やれてしまうのかって。
でもね、もし爆弾を落とされて、僕だけが生き残ってしまったら。
僕は爆弾を落とした人を殺めたいと思うかもしれない。
昔演劇を勉強していた時に「役の心を理解する」ということを学んだ。
冷徹な殺人鬼も、人を人とも思わない詐欺師も、悩みが無さそうで非の打ち所のない偉人も、動物に育てられた言葉を知らない人間も…
必ずそうなってしまった理由がある。
それこそヒトラーを演じるとしたら、何故あれだけユダヤ人を迫害できたか、自分の中に入れなければやれないんだ。
それを理解できなれれば他人を演じられない。
その人の行動を腑に落とさなければ演じるなんてお遊戯だ。
戦争を肯定したいんじゃない。
戦争を起こす奴らに想像を巡らせられないならば。
「あんなことをする人の気がしれない」だけで、終わらせてしまうのであれば。
それは思考放棄なのかもしれない。
僕がそうならない保証なんか、何処にもないんだ。
犯罪者と言ってしまうが、
金が無いから盗るのかもしれないし。
仕事のために殺すかもしれない。
生活のために爆弾を作るかもしれない。
政治のために核を用意しているかもしれない。
重ねて、僕がそうならない保証なんか、何処にもないんだ。
明日食うに困ったら、僕も盗みを働くかもしれないんだから。
綺麗事を言えている、今のこの日本の生活をありがたく思いたい。
犯罪に手を染めることなく、
犯罪に奪われることなく、
家族を守りたい。
僕はどれだけ勝てるんだろうか。
季節の変わり目だから、こんなことを考えてしまうのか。
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