2024年9月17日火曜日

大丈夫、歌えるから

 今日は自分の成長を感じた1日でした。


実家への帰省、ライブを経て、実は今日はレッスン。

最近なりを潜めていましたが、続いておるのです。


生徒さんの課題があり、どうしてもそれを上手く導けずにいたんですね。最近。

ピッチというか、音程が合わないことが多い方でして。ここ三回ぐらい、上達しては元に戻って…を繰り返していて。

どうしたもんかと、悩んでいたのです。

オケでやるとほとんど音程があわない。

キーボードで音を拾うとそこそこ歌える。

しかし、次回にはまた、元に戻ってしまう。

どうしたら前進できるのか分からなかったのよね。

今回もそうなっていて、正直「もう出すダメがなかった」。


だけど、何でこうなっちゃうのかなぁと思って。

オケと合わせると外れるので、僕がアコギで弾きながら歌い、その後に歌ってもらった。

…結構外れなかった。

んー?原曲の音源に合わせて歌うと外れるのに、俺のギターと声のガイドがあると外れない。

これは何でなんだろうと。


以前原曲だと音が多すぎるのかなって思って、アコギの伴奏を録ってあげたことがあったの。

それでも結局上達はしなくて。


僕の結論は、

生徒さんは、原曲の歌声か、自分の歌声、どちらかしか聴けていなかったんだなってことでした。

音源のボーカルを聴こうとすると、自分の声が聞こえず。

逆に自分の声を聴こうとすると、原曲のボーカルが聴こえなかったんだろうと。

だから、外れていることに気づかない。


二つの音が流れていることを聴くように努めてください、というダメを出したら、ちょっと掴んでくれたようでしてね。

甘いところは沢山あるけど大きく外れることはなかったのです。

そして、何回か見失うことはあっても

「大丈夫だよ❗歌えるから」と、声をかけていた。


そう、生徒さんを音痴と決めつけることはなく。

今歌えないのは、たどり着けてないだけで絶対そこに行けるから❗って確信を持って「歌えるから」って言えたんですよ。

僕は嘘がつけないので、歌えそうもない人に「歌えるから」って言えないからさ(笑)


良いレッスンだったなぁと思ったんです。

現場があるってありがてぇ。

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