今日は自分の成長を感じた1日でした。
実家への帰省、ライブを経て、実は今日はレッスン。
最近なりを潜めていましたが、続いておるのです。
生徒さんの課題があり、どうしてもそれを上手く導けずにいたんですね。最近。
ピッチというか、音程が合わないことが多い方でして。ここ三回ぐらい、上達しては元に戻って…を繰り返していて。
どうしたもんかと、悩んでいたのです。
オケでやるとほとんど音程があわない。
キーボードで音を拾うとそこそこ歌える。
しかし、次回にはまた、元に戻ってしまう。
どうしたら前進できるのか分からなかったのよね。
今回もそうなっていて、正直「もう出すダメがなかった」。
だけど、何でこうなっちゃうのかなぁと思って。
オケと合わせると外れるので、僕がアコギで弾きながら歌い、その後に歌ってもらった。
…結構外れなかった。
んー?原曲の音源に合わせて歌うと外れるのに、俺のギターと声のガイドがあると外れない。
これは何でなんだろうと。
以前原曲だと音が多すぎるのかなって思って、アコギの伴奏を録ってあげたことがあったの。
それでも結局上達はしなくて。
僕の結論は、
生徒さんは、原曲の歌声か、自分の歌声、どちらかしか聴けていなかったんだなってことでした。
音源のボーカルを聴こうとすると、自分の声が聞こえず。
逆に自分の声を聴こうとすると、原曲のボーカルが聴こえなかったんだろうと。
だから、外れていることに気づかない。
二つの音が流れていることを聴くように努めてください、というダメを出したら、ちょっと掴んでくれたようでしてね。
甘いところは沢山あるけど大きく外れることはなかったのです。
そして、何回か見失うことはあっても
「大丈夫だよ❗歌えるから」と、声をかけていた。
そう、生徒さんを音痴と決めつけることはなく。
今歌えないのは、たどり着けてないだけで絶対そこに行けるから❗って確信を持って「歌えるから」って言えたんですよ。
僕は嘘がつけないので、歌えそうもない人に「歌えるから」って言えないからさ(笑)
良いレッスンだったなぁと思ったんです。
現場があるってありがてぇ。
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