苦言

 休み休みやれば頑張れるようになってきたようです。

野村です。

メンタルも関係してるんでしょうね。

今日はそのメンタルの話。

職場で、メンタル系の診断書を提出して仕事量を制限しなければいけない人が出ました。

その人は以前にもそういったことで休職していた人でした。

僕も以前鬱になったり、最近の体調不良とかもあるから、気持ちは多少なりとも分かるつもりです。

その人にはその人の苦しみがあるはずだ。

簡単にはどうこう言えないのは承知だ。

ただ、僕はここで二つの目を持たなければいけないと思っている。

その人を甘えていると断じることはとても非情だ。

だが、人間弱いもので、やはりそこに甘んじてしまう弱さを持っていることも考えておかなければいけないと思っている。

苦しいね、大変だよね、という優しさと。

少し甘えてやしないかと言ってあげる優しさだ。

正直その人には充分すぎるほどの補助を日頃から与えていて、業務量としては人の2/3ぐらいしか与えていなかったからだ。

すぐ物にあたるしね。

鬱でも、痛いぐらい頑張っている人もいる。

ただ、僕には少しあの人が楽な道に楽な道に行こうとしているよなって感じることもあったんです。

甘えているね、なんて今のあの人には口が裂けても言えないけどね。

現在はそういったメンタル疾患にも世の中が優しくなって、どんどん苦言を呈せないことも増えてきている。

単純に優しくするだけではなくて、何かその人の認知を変えるような耳の痛いことも言ってあげられるような社会なら尚いいのにな…と思うのです。

あの人は誰かに叱ってもらうことがなかったのかもしれないね。

僕には叱ってくれる人も、待ってくれる人もいる。

そこから出られますように。