2019年5月13日月曜日
1曲のドラマ
本日、町田プレイハウスで
「36周年だし36人で弾き語っちゃいな祭」に参加して参りました。
一人一曲を36曲行うというぶっ飛んだ企画でして、18:00からなのに終演23:00すぎでした(笑)。
僕たちはエントロピーという曲を演奏したのですが、偶然にもプレイハウスと僕が同い年。
よくここまでやってきたなという気持ちを込めて選曲しました。
結構響いたみたいで嬉しかったな。
カワルガワルの「た。」も言ってたけど、みんな渾身の一曲で、贅沢なシングルコレクションのようなライブでした。
選曲したエントロピーという曲。
松下というアーティストがいまして。
その男が秋田犬のゆきんこさん企画に出たときに、病気を患っていたらしいのです。
それでも出演を辞めずに、もがきながら唄っていた松下の姿に涙が止まらなくて。
それに感動して書いた曲なんですよね。
なんで、やめないんだろう。
なんで、無くならないんだろう。って思って。
僕は松下君の容態が気になっていたから、1月のワンマンに誘うこともできずに、いつか元気になったら「あんたのお陰でこの曲が生まれたんだよ」と伝えたかった。
今日、松下譜割として出演してくれていて。
ラブコールも伝えて。
終演後に「生きる希望をもらいました」とまで言ってもらって。
感動して、
形にして、
本人に希望も与えることができて、
その本人からまた感動を伝えられて。
思わぬ出会いがありました。
場所の数だけドラマはあるんだな。
同い年のプレイハウス、おめでとう。
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