2025年10月13日月曜日

普通の人

 昨日のバッグ紛失事件、四時間稽古の影響はあり、1日ヘロヘロしてました(笑)

精神的にも影響はあったけど、単純に体力がなかったです。野村です。

どれぐらいかというと、寝落ちしてこんな時間にブログ書いてるぐらいです。


今日は地元のお祭りに行きました。

昨日僕らが稽古して家をあけていたので、ちっぴーと息子が昨日行ったんですね。


今日もやっているということで、先に息子と僕が。

ちっぴーが仕事終わりに合流するという流れでした。

出店はぼったくりだけど、楽しいねぇ。

チーズスティックの的屋のお兄さんが、めちゃくちゃ器量が良くて感動しました。

神雑談。この人は的屋界隈で頭角を現すだろう。


しかし、祭りはいい。

神輿に代表されるけど、そこに生きる人たちの生命力がすごい。

奉納舞台もあり、地元のダンススクールとか、吹奏楽部とか、太鼓演奏とかもありました。


これは僕が良く言うことなんだけど、みんな普段は別に「プロ」のアクターではないじゃないですか。

「普通の人」なんです。

それが祭りの実行委員会とかを、日々の生活の中で兼業して、年に一度の祭りで爆発させる。

それが何より尊い。

学芸会や運動会なんかもそうだろう。

普段はアスリートでも、俳優でも、ダンサーでもなくても表現はできるし、なまじ、かじってない人のほうが表現が純粋だ。


こうなると、アマだのプロだのって線引き自体が意味がないんだよなって改めて思うなぁ。

カッコいい人はカッコいい。

それだけでね。


今日の的屋のお兄さんと、大人数が神輿を担いでた時の躍動感。

これは申し訳ないが武道館公演でも提供できない感動だ。

そして、決してねぶた祭りや阿波踊りのような有名な祭り、催しではない、「普通の街」のお祭り。

それでこんなにすげぇんだもんなぁ。

僕も曲がりなりにも表現者である訳だが。

これに勝てるかと言われたらイエスと言えない。


表現者と、普通の人。

そんな風に分けて考えがちだけど。

普通の人は立派に尊敬すべき表現者だ。

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