2024年7月24日水曜日

Cycle

 本日、荻野里枝子とのツーマンライブ「Cycle」無事に終了いたしました。


セットリスト(というか演奏曲)


1st.

はじまるまん

生きている


2nd.

優越感

ゆらゆら

曲進


3rd,

ポップコーン(失敗ver.)

てくてく

もう褒めてもらえない

朝風呂

ぼくはえんぴつ


En.

だから音楽(即興)

遊ぼう


今回はSMGsと銘打って(誰も覚えてないと思うけど)、生活の延長に根差したライブをしたいと設定したライブでした。

親戚の家に帰省、仕事、からのライブ。

もうね、疲れたんでこの方式はやらないですけど(笑)

ライブを特別なものにしないで、無理をせずに、今の自力だけで行ってみたい。

練習とか、セットリストを組んで流れを作るとか、そういった「用意」をしないでどれだけ荻野という化物と分かり合えるか。知りたかったんです。

手抜きとかではなくてね。準備しないで試合ってみたかったのです。

だから、普段のライブより穴はあったと思うんです。


まず、早々に後悔しました(笑)

準備してぇーって。


そりゃそうです。

練習したいし、準備したい。

矛盾するようですが、手を抜いて楽にライブしようとしてるんじゃないかって怖さもあったし。

これで下手なライブしたら「その実力で何を偉そうに分不相応なことしてんだ」って怒られるような気持ちがありました。

でも、決めたから準備しなかったけどね。

成功のビジョンは描けぬままでした。


重ねて、お客さんが結構相次いでキャンセルになりまして。

集客という点でも、不安がありました。

楽しんでもらえるか不安なのに、お客さんも入らないかもしれない。

昨日までの僕はえらいこっちゃでした(笑)


ただ、それはあくまで僕の頭の中の話。

おぎーだっているし、お客さんも蓋を開けてみれば満員御礼。

そうなる前に勿論「ライブのクオリティだけは保つぞ」、と気合いは入れてましたけどね。

人ってすごかったです。

僕なんかのプランなんか、一瞬でチョンでした。


おぎーはおぎーで、今回のライブをすごく真剣に考えてくれててね。

お客さんを巻き込んで和を作るのを課題としていたのだそう。

彼女のキャラクターと相まって、とてもハートフルな空間になったと思う。


僕はどちらかと言うと、自信も無くて、どうにか自分の世界を守るのに必死ではあった。

セットリスト無かったしね(笑)

ただ、サードステージ終わって、お客さんとキチンとコミュニケーション取ってないことに気づかされて、遊ぼうで〆られた。

本当にあのエンディングにたどり着けて良かった。

僕一人では行けなかったエンディング。ありがとう。


自信もなく、気持ちが持っていけなかったところから脱したのは多分リハーサルの時だったと思うんですよね。

おぎーの声を聞いて、自分が演奏して。

僕はここを選んだんじゃないかって。

余計なものをなるべく剥いでいこうと。

そんな気持ちで本番を迎えた。


転換無しの120分は、一つのステージだったとも、1個のセットリストのようだったとも言って貰えました。

光栄でしたねぇ。

なんか、PODって場所がライブ空間を作るのに難しい場所だったから。

PODならではの何かができないかなってところから始まった企画でもあったのでね。

これからのヒントが貰えた気がします。


続編もできそうですし、9/16にも橋本のライブが決まりました。

今日のスケジュールは本当に大変だったけど、生活の延長にあるライブを目指してこれからもやっていきたいと思えた。

自分の向かいたい生き方が少し掴めた気がするツーマンライブでした。


あの場所であれを創れたことを誇りに思います。

自分のことばかり考えて恥ずかしくなりますが、マシになっていきます。

また一員になってよ。

よろしくです。

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