昨日、夜配信をしたくなりました。
いつも楽器部屋に置いてある歌詞カードは、オリジナルと、槇原敬之と、全曲集みたいなヤツ。
いつもそれでのりきってたんだけど、ゆずとかスピッツに育ててもらった僕ですから、それも弾きたくなって歌詞カードを引っ張り出す。
その流れで、昔愛読していた名著を本棚から発見したんです。
僕の思想や考え方を築いてくれた本。
岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」
加島祥造さんの「求めない」
他にも沢山。
今はこの二冊を読み進めている。
この本達は絶対に死ぬまで持っているんだろうな。
昔ね、出版されたものっていうのは、多数の人の意思が込められている、というのを聞いたことがあるの。
本でもCDでもいいんだけどさ。
当たり前だけど、一つは作者。
その他にはさ。
企画立案者だったり、編集者だったり、共同執筆者だったり、校正の人、レコード会社や、レーベル、事務所の人だったりするかもしれない。
店頭に並ぶとして、プロモーションに関わる人や、バイヤーのオススメになったらその人の意思も。
つまりは、関わってくれる人がいる。
それを「良い」とか、「広めたい」とか、「売りたい」とか、思った人がね、作者以外に存在するということなのです。
だから、本は一対一のやり取りではなく。
多数の人間との営みなんだってね。
教わったことがあるんだ。
素晴らしい言葉、詩、文章に改めて触れる度にそれを実感しています。
この作品達を僕のところにまで届けてくれて、本当にありがとうと思う。
僕はやっぱり自己暗示を強くかけてしまう方だと思うから。
こうしたやり取りをやっていないと沼に堕ちていくんだよね。
本との会話は楽しい。
友達がいなくても語らえることがあるのだから。
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