2024年3月12日火曜日

恐怖を感じていこう

 こんな春に手が痛くなるぐらい寒い雨の中仕事でした。

野村です。


R-1 グランプリを観損ない、街裏ぴんくさんの優勝をネットで知る。

YouTubeで決勝ネタの、モーニング娘の初期メンバーのネタを拝見する。

バカ笑った。


実は街裏さんは僕の一つ下。

僕もおじさんだなぁと改めて思いました。


街裏さんは、漫談は流行らないから辞めろとずっと言われていたそうです。

何で辞めなあかんねん、と返していたそうな。

それを貫いて優勝した信念は尊い。


どれだけの研鑽と、研究、辛酸があっただろう。

磨いた芸が実を結ぶ。

最近は THE SECOND も盛り上がっている。

キングオブコントの優勝も、サルゴリラさんだった。

時代は一朝一夕にはできない、磨かれた芸の真似できない面白さを求めているのかもしれない。

ついこの前は講談ブームもあった。

これからは熟練の落語ブームなんかも来るかもしれない。


勝手に想像するにテクノロジーの進化で、編集された芸は誰にでもできるようになった。

TikTok などで素人さんの芸も多量に溢れることになった。

そうすることで、どれだけアーティストや芸人さんが高度なことをやっているのか、一般の皆さんが気づいたのかもしれないね。


僕は磨いてこれただろうかと改めて思う。

手を止めればすぐに錆び付いてしまうだろう。


この恐怖を感じていこう。

怖ければ、人は磨くのだ。

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