救う方法

 昨日、夜中にギターを弾いた。

練習をしようとするでもなく。

テンションを上げようとするでもなく。

最初はオープンマイクで歌いたい曲を練習していたのだが、だんだんそんなことは考えなくなり。

自分が向かいたいところへ向かおうとするためだけにギターを弾いて、メロディを創り、集中していった。

上達しようとか、そんなつもりはない。

もっとこう弾きたいなぁ、もっといいメロディにならないかなぁ。それだけだ。

僕が演劇やお芝居を無くした時。

お仕事で鬱になった時。

そうやってギターや作詞作曲は僕を救いだしてくれた。

言うなればセルフメディケーション。

昨日はね。

久しぶりにそんな感覚で。

食べ物を食べるように必要なこととして演奏していたのです。

こうだったな、と。

皆様ご存知の通り、最近本当に辛くて。

どうにかならないかってずっともがいていたのですが。

どこかに行かなくても、救う方法はあったのです。