2024年8月31日土曜日

着火

 本日、智歌企画「着火」、戸塚LOPOにて無事に終了しました。

ええ、無事に。

台風も、南海トラフの地震もありまして。

この日が無事に迎えられたことをありがたく思っています。


セットリスト


1.プロローグ~着火~(新曲?)

2.守っていきたいな

3.サヨナラのブルース

4.部屋の中

5.つよくなるうた

6.子守唄


リハのうちまくんが良すぎたので、今日の方向性が定まった。三番手のうちまくんはルーパーで音を重ねていくので、音圧では叶わないし。

一番手アヤカシさんのギターにも叶わないので。

二番手の俺はもっとスカスカに、余白を持たせていくしかないなと思った。

この方向性を決められて良かった。

そうでなければ飲まれてしまっていただろうな。

それぐらいの夜だった。


ギターの弦を昨日張り替えたのですが、いわゆるライトゲージってやつでして。軟らかい弦だったんですね。

前までの弦と感触が全く違ったので。

ギターに関してはかなりミスが多かった。というか、集中するのにいらない力を使ってしまい。

その分歌詞も少し飛んで、変えました(笑)

うーむ、この弦で弾き込んでもっと自由にライブしたかったなぁ…

それが今日の反省でございます。


ただ、それ以外は概ね良いライブだったのではないかと!ロポの照明でお客さんの顔が見えなくて、集中しやすかったのもあるかな。

あと、智歌ちゃんの熱がずっと企画を通して存在してたからね。ただ、その聖火のようなものを受け取るには相当な気力が必要でしてね。怖かったー、ライブ。


一曲目には、完成できなかった新曲をやりました。

以前書きましたけど、新曲で勝負したい気持ちと、従来からの曲のクオリティを上げて勝負したい気持ちが混在していまして。

無理に完成させるのも違うなと思っていたのですが、一番と思われる長さが完成したので。

これをオープニングの小曲としてセットリストを組んだらどうかと思って流れを組みました。

即興とも違った、珍しい運びができたかと。


【着火(仮)】


消えてしまいそうな僕の心の中

君が分けてくれた あたたかい炎


何がいけなかった

神様はいなかった

自分にだけ向けた

僕の手を握って


もうすぐ点くから待っててね

もうすぐ点くから待っててね

もうすぐ点くから待っててね

って言って

そばにいてくれた


ここから何か始まりそうな気がする

もうおしまいだと肩を落としていたけど

ブザマにも歩き出す 歌い出す

これが呪いなら悪くはないや


神様はいないけど

あなたはここにいる

僕はこの炎を 消したくないと思った



僕はこの曲を、企画と智歌ちゃんへのラブレターのつもりで歌いました。伝わったようで何よりです。


今日は演者全員のキャラクターが立っていた。

僕が今日一番褒められたのは「ライブ運び(進行)」だった。あとは曲の良さか。

音圧、演奏力、歌唱力、エモさでもトップじゃない。

背伸びをしてもしょうがないと自分にできることをやりきろうと必死でやったら、その褒め言葉。


それは何か、役者とか、長年のライブ活動とかね。

僕の歴史を少しは滲み出せたのかなと思っています。

勝った負けた、できるできないで考えて落ち込む僕だけど、それが僕にできることなのかもしれないと胸を張ろうと思います。

唄、ギター、作曲、それは勿論頑張る、褒められたいけど。

ライブ創りも一つの実力と思おう。


ライブ全般はすごいバトンが渡っていて。

ただのブッキングライブでは到底たどり付けない領域の流れがあった。すごかったんだぜ。

これ以上書くのは野暮なんでねぇ。

みんな、もっと来ても良かったよ。

そして、こういうライブを増やしていけば、ライブハウスには良い音楽だけが溢れる。

そうしていきたいねぇ。


智歌ちゃんとも話したけど、ゴールじゃなくて始まりの匂いのするライブだった。こんなに満足感あるのに。

俺もっと頑張りたいなって思えました。

素晴らしい仲間がいて、呼んでもらえて助かります。


一人じゃこんな気持ちになれなかった。

ありがと。

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