2024年8月22日木曜日

あきらめろ

 昨日は疲れた。

ブログでも書いたが、気力と体力を使うのでヘトヘトだった。

ライブ疲れにも似ているし、ワンマンぐらいの疲労だったかもしれない。

今日は仕事を早めに片付けてゆっくり休みたかったのだけど、トラブルがありかなりの忙しさになった。

お陰で飯を風呂を終え、布団に横になったら全く起きられなかった。

やっとるぞ、俺。



今日ね、包み隠さず書いちゃうけど、部長と対話をしたんですよ。

半年に一回?ぐらいにみんなやるんです。

正社員の人はこれからどんなコースを目指していくかとか。期間雇用社員の人はこれから社員を目指していくのかとか、ランクを上げて時給を上げるには他に何を求めたいかとか、悩みはありますか的なことをお話するんですね。


僕は正社員登用をずっと断っていて、息子を授かって登用に落ちてから、また断っていて。

正直仕事はできるから、この対話の時にいつも「あなたの仕事ぶりなら正社員を目指していいんじゃないか」って、言われるんですよ。

部長には今年度の始め、仕事を辞めて音楽や話し方のインストラクターをやりたいと話していましたから、

「やりたいこともあるだろうけど、そろそろケジメをつけてもいいんじゃないのかなーと俺は思う」と言われた。

遠回しに「夢をあきらめろ」と言われた訳だ。

今の部長は話のできる方なので、頭ごなしに言われた訳でも、バカにされた訳でもないのはここに記しておく。

まぁ、普通の方はそう言うと思う。

十年近く正社員を断り続けて、仕事のできる40過ぎの子ども持ちの男。

あきらめろって、思うだろう。

社員になれと誘うだろう。

僕も毎回こういう話をされる度にそう思ってきた。

だから、息子を授かった時にはあきらめようと思って正社員登用を受けた、そして光栄にも落ちた。


今日対話をしていて、新しい感情が芽生えた。

いつもは

「うるせぇな、俺の人生なんだから好きにやらせてくれ」という反発する気持ちか。

「そうだよな、音楽や表現なんて金にならないんだから少しは考えなきゃ」という後ろ向きな気持ちだ。

その二つしかなかったの。


でもレッスンを細々やれたり、昨日の作詞作曲レッスンを経て

「軌道に乗ったら辞めたいので、結構です」と思ったのです。


音楽を辞めたくないんだ、だけではない気持ち。

向かいたい場所があるからの気持ち。

とても小さい一歩だけど、実績を積めているから。

音楽が夢ではなく、努力目標に変わってきているから。

今まで対話したどの時よりも僕はブレなかったと思う。

頑張りたい。


仮眠から起きたら、昨日の参加者さんから「作詞作曲って楽しいんですね」っていうメッセージが届いた。

こんなに光栄なことはない。


僕のやっていることは、おままごとではない。

それを怒りで反発することなく思えているのが、成長だと思った。

0 件のコメント:

コメントを投稿