本日、鶴見のスタジオにて、作詞作曲のレッスンを行って参りました。野村です。
大人のシンガーソングライター部とも銘打っておったが、結局最後まで良いネーミングはできなかった(笑)
休憩込み六時間の長丁場でしたが、参加者さんはとんでもない根性と集中力で乗りきってくれました。
前のめりで吸収してくれるもんだから、それなら僕も、と予定よりボリューム満点の内容になってしまったと思う。
カロリー高かったろうなぁ。
スタジオを貸してくれた後輩と参加者さんのお陰で今日という日が実現できて本当に光栄でした。
前に書いたから書いちゃうけど、参加費が6000円だったんですね。
時間の割に安い値段設定にはしたつもりだけど、やはりそれだけのお金をいただくというのは、とても重く責任のかかることでした。
多分今までのライブのチケットでも、一番高くて3500とかじゃないかな。
今までの音楽人生で一番高価な値段設定だったの。
それは勇気のいることだったし。
真面目なあたくしのことですからね。
それだけの楽しさや、知識、体験を提供できるだろうか。
それだけが一番の課題で、最低限守りたいことで。
反省も、不安も消えないけれど。今の自分にやれることはできたのかなと思っております。
まだまだ勉強の身です。
今日はね。
1日音楽で「お仕事」をさせていただいた日。
わかったことが沢山ありました。
ワクワクして楽しかったことは偽りない前提でお話するのですが。
楽しいだけではできない、ということでした。
良くも悪くもはじめの一歩を僕がアシストするとするならば、その人の作詞作曲の根っこのようなものを僕から提供することになる。
それには細心の注意を払っていかねばならない。
僕の心ない一言で、豊かな才能の方向性を閉ざしてしまうかもしれないし。
偏った見方をするような偏見を与えたくもない。
僕ならこうするよ、という言葉を今日も使ったことはあるけれど。
それをあたかも正解のように、押し付けないように。
僕はできたのだろうかと。
改めて省みるのです。
それには楽しいだけではできなかった。
いや、楽しかったけど、「楽」ではなかったのだろうな。
誰かに何かを丁寧に提供するというのは、とても体力と気力を使うことだったのです。
それは自分がライブをするときだってそうだろうし。
仕事で郵便局のバイクに乗るときだってそうだ。
お仕事をして、お金をいただくというのは「楽」なことではなかったのだ。
懸命に懸命にやらねばならんことなのだ。
難しいのだ。
だから、苦笑いしながら、やりがいを感じるのだな。
なまじサラリーマンをしていると、懸命にやらなくてもお給料というのは入ってきてしまう。
「楽」しても金を稼げたりもするだろう。
だが、仕事というものは、決していつももらえるものじゃない。
そして責任のある、とても尊いことなんだと。
音楽を仕事にさせてもらって教えていただきました。
また丸1日できる日を作りたいです。
準備したつもりだったけど、まだまだ足りなくて悔しい。達成感はあるけれど。
なんか、これがライブみたいなんだよね。
これからも悔しがりたいなぁ。
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