配信しない

 いつしか、ライブに配信は付き物になってしまった。

ライブを配信すれば、

来られない人も自宅で観れる。

アーカイブを残せばリアルタイムでなくても観られる。

とても良いことだ。

商業的にもありがたい。

収用人数のキャパシティ以上のチケットは物理的に売れないから、配信があればキャパシティ以上のチケットが捌ける。

とても良いことだ。

とても、良いことなのだ。

僕もその恩恵にあずかったことは何度もある。

ただ、今回の活動休止ライブは配信をしないことに決めた。

ずいぶん前にそれは決めていたと思う。告知し忘れたけど(笑)

多分八王子パパビートに下見に行ったぐらいのときにちっぴーと決めた。

パパビートに配信設備がなく、誰かに頼もうかとか、色々話した結果だ。

今回は本当に特別なライブ。

やはり実際に足を運んで体感する人が、一番ライブを大切にしていると思う。

配信では伝わらないことが、ライブ会場では起きている。

僕は演者としても、お客さんとしても、その実感を得ていた。

ライブ会場に行かなければ、ライブは体感できない。

元来ライブはそういうものだった。

手に入らないプラチナチケットがあるとすれば、買えなかった人は涙を飲む。

来場でき、そこでライブを体感できるのは本当に特別なことだ。

テクノロジーが進化して、リモートでライブを体感できるようになったと言われるが、デジタルに収まらない情報量がライブ会場に溢れてる。

大切な夜を、演者と、25人のお客さんだけで大切に味わいたい。

そう思った。

コロナ禍でもシャイニーズのライブを観に行きたい、と決意した人を特別扱いしたいというかね。

恩に応えたいという気持ちがあるのかもしれない。

ただ、勿論感染状況的に軽々しく足を運べない方も多々いるのは承知している。

後々 YouTube に 8/13 のライブのダイジェストかフルかわからないけれど、載せたいなぁとは思っています。

お手軽に配信で済ませる訳ではなく、本当に来られない人がいるのも知っているから。

だが、リアルタイムのライブは、来場者と出演者で独り占め(？)させてもらおうと思いました。今回は。

そこは許してください。

重ねて、配信はとてもいいことだ。

デメリットはほぼない。

それでも、時代の逆を行こうと思う。

追伸

こんなこと書いて、配信やっぱやるとかなったらごめん(笑)

またブログ書く。