2021年7月1日木曜日

誇れる闘い その後編

 誇れる闘い三部作完結編です。

今日で仕事の話は終わるのでご容赦を。読む人は昨日のブログを読んで復習してね(笑)。


朝に班のミーティングがあるのですが、副班長が「今日は長くなるんですがお時間ください」と、前置きをして、僕が理不尽な思いをした例の事件を周知し、問題提起してくれた。

まぁ、その「データ」問題は度々周知されてきてはいたんだけど、結局「めんどくさい」「忙しくてやりきれない」という理由でやってこなかった訳だ。


今日の副班長は本気度が違った。


結構本気で問題提起してくれてね。

なおかつ「何かある人いますか?」ってパスをくれたから、すかさず俺も手をあげた。


正直「怒鳴って帰りたかった」ということや、「新人が何でこんなデータの整理やらなきゃいけねえんだ、やっといてくれよ」って思いました、と。

かなり強めの口調で話した。

勿論俺が残業もらって1日でデータを整理したことも付け加えて。


さすがにみんな反論できずにいたよ。

そのために昨日残業したしな(笑)


そしたら、ミーティング終わって僕の区域の前任者が僕に向かって

「すいませんでした」と頭を下げてくれた。

ちなみにその人は俺に二輪の仕事を教えてくれた人。

年下だけど、先輩の人。


僕は事件以来、暴言を吐いてしまいそうで接しないでいたのだ。

ちょっと話して、和解した。

分かってくれて嬉しかったし、話せて良かった。

何よりそれまでの自分の「データの不備」で、クレームになったことを反省してくれたようだった。


その子は今日の配達終了時、昨日の僕と同じ「データ」を修正する仕事をしていた。

僕が入ったから、その子は新しく別の区域の担当になったんだけど。そこの「データ」をね。


「あぁ、俺の気持ちを受け止めてくれたんだな」って思えてとても嬉しかった。



でも、僕もそうだったんだ。

変わる前の君と同じだった。


僕も今まで、郵便局の二輪の仕事を「あきらめていた」のだ。

昨日までは。


四輪に戻りたいとも思ったし、もう辞めたいと何度も思った。

おかしな会社だとも思った。

「あきらめていた」のだ。

声をあげることを。

行動することを。


新人の俺が何を言っても「どうせ」変わらないと。

あきらめていた。

俺が入る前から出来上がっている

仕事場の空気は、そう簡単には変わらないと。

あきらめていた。


だが、クレームのお陰で俺は怒り、行動できた。


そしたら、変わらないと思っていた組織が、人間が、少し変わったんだ。

変わらないと「きめつけていた」組織が、人間が。


僕は僕で、とても良い変化をしたんだよね。


だから、クレームをくれたお客さんにも、データを不備にしてた前任者にも、怒りを受け止めてくれた上司達にも。

僕はありがとうを言いたい。


この僕の怒りを聞き入れてもらえてないんだったら、僕は本当に辞めていたから。



このブログを三連続読んでくれたあなたにも感謝します。



追伸

ライブ来いよ(笑)

俺はロックだ。

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